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2020年12月 7日 (月)

音楽備忘録483 スピーカ低音補正の仕方⑦

今回はどうせだから、それ以外の体験エピソードも参考に披露しとこう。
っとその前に今更だが補填EQなんて裏技に、どんな意味があるかを言うのをずっと忘れちゃってたからそれからにしまひょ。

本質的にはマトモな低音が欲しきゃ、38cmウーハを持って来なきゃやっぱり無理だ。
けれど音量は幾らも要らんってかウッカリドカンと出られても困る環境の方が近年本邦じゃ多く、場所は取るは重いはではそんなのヲタ専用的になってもしゃーないやね。

半分はそれを逆手に取って程度は様々だが、要するに最大音量は犠牲にする代わり周波数帯域の広さを得ようって方法だ。
ご家庭用タイプのだと貴方に気付けなくても、何らかの形で実施されてるのも最近は少なく無い。

ではとっとと本題へ入らせて貰うが、本項前回後部で俺言い「無駄音量」とか言い出してるね。
これの害悪は皆さんが想像するより遥かに多くって、爆音浴び捲りの癖に俺が耳だけは未だ至極健全で居られてるのにも深く関係してるんだ。

実はこの面でも従兄教室のElectro-Voice SX200の使用は、危険度が唯のSより高かったのよ。
最近のある程度酷使されそうなスピーカは、2Way以上のタイプのだと昔より高域用ユニットが強化されている。

これは世間がより明瞭度を要求してるのの他、耐久性の向上にも繋がるからだ。
スピーカって普通のダイナミックコーンタイプのは他方式のより能率低目しか作れ無くて、唯一勝ててるのは今や絶滅危惧品種のコンデンサスピーカ位だ。

尤も高効率なのは所謂「圧電素子」ってので、目覚まし時計の「ピピピ」なんかはこれを使ってるお陰で電池が長持ちしている。
だがそれ等は低音が出せないか、出そうとしたら恐ろしく巨大化しちまう弱点を持っている。

それで普通のスピーカでは高域用ユニットの方がかなり高能率になってるが、って事ぁ高能率な分少ないパワーでデカい音が出せるのだ。
結果的に全帯域で例えば100W入れられるスピーカで、低域用ウーハはそのまんまでも高域用ツィータは耐入力が20Wので充分足りるなんて状況を招いた。

でコスト・大きさ・重さの何れからも足りりゃ良いからとそんなバランスにしといたら、変なソースを掛けたりAmpにプチ異常が発生した際にすぐツィータだけぶっ壊れるのが頻発してた。
勿論スピーカネットワーク回路ってのを内蔵してて、それで適正分配させる様にしてはあるんだけどね。

処がココからが話題の真相になるんだが、スピーカに忖度すると時としてそのシワ寄せが実は聴き手の耳に回って来ちまうのだ。
従兄ん処の変更前の状況だとウルサくて仕方無い程鳴らさないと、当時コンディション最悪の従兄が叩くってよりゃフレーズをなぞった程度でもBassがマトモにゃ聴こえない。

俺はたまたまX付きのだスピーカの方を限界迄上げても聴こえなかったから心配無いけど、ギリで聴こえる人はBassの為に他がウルサ過ぎるのを無理に我慢し続けるかも知れないでしょ。
実際従兄より俺の方が耳の高域特性劣化が少ないんだけど、もしかしたらこれが原因だったかも知れないんだよ。

現代的ニーズでは他のより使い難いTANNOYに妙な肩入れをするのもこの辺の関係からで、現代本邦標準レベルのスピーカは生音より音が硬くなり過ぎてるのがとても心配だ。
これには小音量時の明瞭度を「安易に」確保しようとしたのも良くないが、丈夫さ・使い易さ・安さを優先し過ぎてるのよ。

それも無理くりコンプの件なんかと近似で、どれかを前に出したら他が引っ込んだからそれももっと前へって「永遠にゴールに辿り着けないレース」になっちゃってんねん。
TANNOYも低域の不明瞭さは俺でも一寸考えちゃうけど、音量絞っても「ウルサっぽい」んじゃそんなの
こっちにやり様が残って無いんだ。

スピーカ同士での比較だとかっきりクッキリの方がどうしたって目立つし、第一印象は強くなり易い。
でも本当は生音と比べてどうかが大切で、「取れない化粧」が施されてる方が後で使い辛くなるのよ。

常にフルメイクのお好きな方もいらっしゃるかもだが、足りないのへ足すのは後から各自で出来るんだ。
でも余ったからって取り除く方は、スピーカでは殆ど不可能だす。

<つづく>

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