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2020年11月22日 (日)

音楽備忘録472 ○○のせい?⑦

ここ迄蛇行して来た処で結論が曖昧だったんで、初回へ戻って「齢のせい」の件に始末を付けちゃおう。
考える迄も無く分ってるのは、ゼロはあり得んだろうってのだけ。

幾ら気を付けたって人なら容姿に気を取られるのとかって、根底では本能に支配されてんだから。
それからすりゃ最後の最後は完全に孤立しても已む無しなんだけど、知らない内に変に成長した既成概念に振り回されたくは無いん


寧ろこんな事を気にするのが齢のせいならではってもんで、若い時を思い出すと周囲と趣味が違うのをちっとも気にして無かったわ。
そもそも全然分からなかった英語の歌詞の方へ、臆せず猛進してたんだしね


今だってあんまりちゃんとは理解しないまま放置してるのがあるのは杜撰だが、最初から全て分かるモノだったら懐古趣味でしか興味は湧かないとも。
なのでチャレンジ精神みたいなのの衰えが著しいとヤバイんだが、幾ら仕事でも好みを変え過ぎるのも又リスキーだ。

好みを殺すには理屈なんかに頼る事となるが、流行ってのは文字通り変動する。
すると固定の理屈は僅かしか無いから、常に猛烈に刷新しとかなきゃなんない。

でも誰かが演って流行ってからでは必ず2番煎じ以降となるから、賞味期限ギリギリのばかりを買って来る様なもんになる。
そこでベテランの達人達で上手く振舞ってる人達を眺めてみると、最低限だけ巧く取り入れて凌いでるのなんかが見受けられる。

しかしそれでもその人本来の魅力が薄まると表向き相手にしては貰えるが、たちまち蔭では劣化しちゃったねなんて囁かれ出したりする。
その局面での選択肢は最終的にだと続ける止めるの2つしか無く、有名な人程原形維持しなきゃなんないから大変かも知れない。

そんな中確証のあるのがオリジナリティで、但し他人が見て聴いてその人らしいとか「アレが良かった」って思われてる部分だ。
失敗作や全く受けなかったヤツはどんどん刷新して然るべしだが、近年の特に本邦ではどんな分野でも闇雲に変え過ぎる。

作る側・売る側としちゃ同系統のばかりのにもう飽きたとか、俺だって我が社でだってもっと他のだって出来るんだい…。
って気持ちは少しは分からんく無いけど、んなお子ちゃまの承認要求じゃあるまいし。

決して何か1つでも当りが出たらそれにしがみ付けとは言わん思わんが、どんな経緯で次の違うのを出そうとしたかでかなり明暗が分かれる。
出すタイミングはとても大事で極力2番煎じにならないのが良いが、それ以上に大きいのは元から構想があったかどうかだ。

幾ら急いだつもりでも何らかの事情で先を越されたり、そんなのを皆無にするのは不可能に等しい。
でも例えば1番手さんのは「唯の」だが、ウチのはそれを1段進化させた完成形ですとか何とか謳って認められたら話しは違って来る。

でそんな風にも持って行けるのは、発表は2番でも構想自体は1番はおろか0番って位昔からあったなんて場合だ。
幾ら作業が速く要領が良かったって、熟成不足・成長不良では苦しいのよ。

果物を1週間分纏め買いするんだったら、6日後に食べ頃を迎えるのが入ってたら丁度良い位だ。
でも音楽じゃ滅多に「来週の分を今買っとく」なんて無いからねぇ、食べ頃になって無いのを出されりゃそんなに美味しいと思われなくて当り前やん!。

音楽でそんな先物買いがあるとしたらLiveチケットとかで、そっち方面だったら宣伝は早くから程良いやね。
って新作発売予告なんかはそっち側だがチラ聴かせはあっても、「音の全貌自体は発売日を迎えて以降」ですんでそこをお忘れなく。

そんで私的結論としては興味が長く楽しめる物へどんどん移行し、世間での新旧より個人にとっての新旧を重視する比率が上がったとね。
尤もそれにはかなりの時間の経過も必要だろうから、やっぱりホントに若い時とか興味が湧き出した当初とは少し違ってんだろうけどさ。

只一定以上そんな領域に
到達してたら、実年齢に左右されるのとは違うんだわ。
友人の中には変な表現だが「聴くプロ」の人も居て、彼はハタチそこそこで既に今の俺より遥かに目利きならぬ耳利きを有してたよ。

<つづく>

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