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2020年10月20日 (火)

音楽備忘録440 魔改造悲喜こもごもⅡ-①

魔改造なんて名乗るからにはヲタ性排除は困難だが、一寸用途が狭いのが続きそうなので別枠を設けてみる。
それでも所詮はたかが知れてそうだが、極力専門性の低いのはこっちへ収めてこう。

新枠第1弾は今苦慮中の車のサブウーハ等の話しだが、最近15年乗り続けたのを最安中古へ買換えた。
こう云うのって部屋の引っ越しと似た様な手間が付き纏うもんで、幾ら周到に用意しといても後から色々出て来るのが常だ。

宅の場合資金や車庫サイズの関係もあって同一車種の年式だけ新しいのだから、新味に乏しい代わり件の手間は最低限で済む筈だった。
処が車載オーディオが全く別のタイプになったのが仇で、かなり大掛かりな事態を招いているのだ。

前車は普通のだったのが今度のは一体型ナビのヤツで、それに伴い内部回路のデジタル率が格段に上がったのが不味かった。
それに拍車を掛けたのがサブウーハ用出力の付いて無い処で、一般的にはそんな場合ハイローコンバータってのを使うんだそうだ。

しかしここで一寸疑問が出て来たのがサブウーハの使い方で、前車のみたいに単純に足りない低音を補う目的だったら無問題だ。
処が今度のはそこそこドアスピーカから低音が出るので、理想的にはドアの低音は減らしてその分をサブへ振り分けたい。

のが上記ハイローを使うんだとドア行きの低音を減らせば、サブ行きのも減っちゃうから困ったよ。
ハイローってスピーカ出力から、サブウーハ用の音声信号も取り出す仕組みだかんね。

そこでサブウーハを止めちゃう妥協案も考えられるが、それだと以下の懸念が生じるのだ。
例に依って人次第だろうが体験からすると、ドアスピーカって低音を出すのは複数面で不利
だからだ。

その①は音漏れ懸念で窓の隙間から侵入した雨水対策で、ドア本体内と外部間に穴が付けてあるから。
オマケにこれだと所謂バスレフポートが外に向けて付いてるも同然なんで、車内より車外へ重低音は良く出る形になっちまってると言える。

その②は不要共鳴抑制問題で、キャビネット(ドア)の剛性が音響用としては絶対的に不足な処。
衝突時の安全性確保には固過ぎては駄目なので、幾ら吸音材を貼り詰めたりしても超低域には幾らも効果が無いのだ。

その③はスピーカの向きで今時ステレオ仕様が普通だから、当然左右ドアの両方にスピーカは付けられている。
けど正反対で向き合ってる訳だから、これは見事な「逆相」配置なのだ。

これが音波の波長次第で影響度に差があるもんで、中高域でならそんなに酷くは無い。
だが波長の長い低域では露骨な影響が出て、要は車内では実際スピーカが出したのより少なくしか低音が聴こえなくなるのだ。

それ故ドアスピーカだけで充分な低音を得ようとすると、漏れは盛大・音質は変態的になりがちなのだ。
変音質については逆相に加え2つのスピーカ間に大抵は、音響的には中途半端な遮蔽物があるのが又よろしくない。

その正体は所謂センタコンソールだが音の為に付いてる訳じゃ無いから、周波数次第で逆相を緩和したりしなかったりしてくれるのだ。
結果的にこれが「定在波発生装置」として機能してくれちゃって、電気的加工だけで対処するにはとても大掛かりな装置が必要だ。

仮にそこ迄やったとしても車内の着座位置が複数あるから、何とか特性を合せられるのはその内のたった1人だけだ。
そんな状況だから車室内の低音は捻くれ易い上、エンジンからの妨害も多いから元々低音に対しては最悪の環境なのだ。

それで納車から3週間も経ったのに今でも迷ってるが、更に新たな問題も生じて奮闘させられている。
それは音源の供給方法なんだが、次回へだ。

<つづく>

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