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2020年10月25日 (日)

音楽備忘録445 魔改造悲喜こもごも⑲

いよいよ今回は2段構え後半の深堀りとなるので、狭ヲタ限定となりそうだがご勘弁を。
そこで折角来てくれた普通のマトモな人向けに、タブ出しとかで図を参照頂き一寸だけ基礎知識の解説おば。

ってか素人も対象にしとき乍ら回路図記号が未説だったのを補遺するだけって噂もあるが、1.抵抗値…の図にあるギザギザ線のが抵抗器のシンボルマークだ。
2.を飛ばして3.のには部品は4っつなのにマークはもっとあるが、その中で最重要なのがGrand(グランド若しくはアース)だ。

図の一番下にある電線路が下が詰まってるのを表す斜線に突き刺さってる様なのがそれで、厳密には用途別に数種あるがこれは何人たりとも覚えといた方が良いヤツだ。
似た様なのの見覚えがある人も居ると思うが、エアコン・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ等のパワー系家電ではアース線は必ず繋いどかないとヤバイからね。

万一何らかの理由で電気が洩れた時、それが地面へ繋いであればそっちへ優先的に流れてくれるのだ。
建物の避雷針や車のドア等の冬場の静電気ショック対策と原理は同じで、夫々の差は電気のやって来る場所が違うだけだ。
…と続けてると本編枠が足りなくなるからこれの続きは次回として、2.の色々に少し風変りのが多いのの説明へ行こう。

俺だけかどうか分からないけど「電気の」っつうと、やはり乾電池での事象が雛形になりがちだ。
抵抗器のそれが電池と一緒だからかもだが、コンデンサの場合は「重い荷物を縛る紐」みたいなもんと思うと心理的にはより良さそうだ。

そして最初が少し面倒になるが、電解タイプのを先に制覇するのがお勧めだ。
それで一般的には只コンデンサの合成静電容量計算のと違って、電解タイプので書いている。

厳密にはどんな部品にも耐圧(使用可能な最高電圧)はあるんだが、それを気にしなきゃいけない程度に大きな差がある。
その中でも電解コンデンサは上位に位置してるが、他にも普通のだと電池同様極性があるのが多種あるコンデンサの中では少数派だ。

尤も極性については乾電池で慣れてるので失念しなきゃ良いだけだが、他の部品と違って電解君だけが何故一々心配しなきゃなんない様なギリギリの耐圧のが多いかだ。
それはコストもだが大きさに大巾な影響があるからで、近年かなり小型化が進んだとは云え大柄な部類だからだ。

実は割と嵩張ってお邪魔な電解君、あれでも同じ容量を得るには一等コンパクトな方なのだ。
他の方式では10倍以上とかの大きさになってしまい、それに伴って当然高価にもなるから特殊用途以外のは作られなくなったのだ。(電解君で実現可能な分は)

それ処か電解君登場迄は全てを度外視しても、あんな大容量のは作るのが技術的に不可能だったのだ。
それ位どっちかったら難題に挑ませてる物なんで、2-bみたいに要るのはコンデンサだけなのに抵抗付けなきゃなんない様な事態も訪れるのだ。

コレ絵柄的景色としては、Fenderの昔の真空管Ampの回路図を見た事があったら見覚えがある筈だ。
電源回路でのコンデンサの主務は「リップルの減少」と言って、直流電流に混入してもうた交流成分を減らす事。

具体的な効能としてはハムノイズ「ブーン」の低減で、それには本来ならGrandとの間に抵抗器なんか付かない方が高効率だ。
のに付けなきゃ危ないのは、耐圧余裕の少ない部品を壊さない為だ。

もしこの分圧抵抗ってのが付けてないと、最悪は電圧負担が上のは70%・下のは30%なんて勝手に偏ったりしちゃう可能性があるからだ。
特に流す電流が多い時程そんな不始末が起き易く、球回路のは電圧も高いだけに慎重になって然るべしなのだ。

なので音質調整等の場面では殆ど出番無しで、しかし球機器のジャンク部品を持って無い時等にはこれでしかお試しすら出来ない。
のを裏返しゃ「そんな高耐圧部品なんて持って無いから試せない」等と、最初から諦めなくても良くなっちゃうのだ。

<つづく>

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