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2020年10月 9日 (金)

音楽備忘録429 楽器の機械的雑音の話し④

ぼちぼちドラムペダル以外の方へも広がりを見せつつ、今回は出なさそうでそうとは限らない雑音をお題としよう。
摺動部があれば擦れるから分からなくも無いが、現実にはベアリングでも案外雑音が出たりするもんなのだ。

流石に新品時から盛大に出るのにはお目に掛った事は無いが、摩耗が進むと平軸受(穴と軸だけになってるヤツ)より却ってガタつきによる騒音や振動が大きくなったりしている。
個人的には換気扇や送風機のでそれを沢山体験し続けてるが、平軸受の50年以上使ってる扇風機2台の方が未だにこんなのが出ていない。

尤も考慮すべき部分もあって、クーラーの無い時代は扇風機が最後の頼みの綱だった点だ。
効率や消費電力では近年のにかなり劣るが、耐久性・信頼性等が恐らく設計段階から違っていたんだろう。

加えて最近の程短命になって来ると幾ら高効率で低消費電力でも、製造・買換え・廃棄の費用等はかなり増加してしまう。
それからすると「売る為だけのハイスペック」と断じても過言でなく、買う側の知恵に昔には不要だったこの問題等を持っとかなきゃなんなく不便になったもんだ。

ドラムペダルでは打込み全盛となっては日がな踏み続ける者も僅少になってそうだが、上記の様な世間からの悪癖に看過されてないかは一寸気になる処だ。
それで無くても「わざわざ高価なベアリングを使う意義」みたいなのに意識変化はありそうで、有効活用度に差がある様な気がしてならない。

故に個人的には特に半端に「新しがった物」に対して疑心暗鬼になりがちだが、自分でこしらえられない部分・物に関しては妥協するしかない。
そこで違いが出るとすりゃ使い方やメンテナンスの部分で、そんなに神経質になる必要は無いが無視同然となってたらそれは危険だ。

近年は人件費の高騰もあってメンテナンスフリーが一層全盛だが、本来摩耗がある物に対してはそんなのは夢でしか無い。
そこで先ず留意すべきが「メンテ…の前後に付くべき条件」で○万回・□時間・△年等、どんな想定に基づいてだったら放置が可能なのかだ。

次に検証すべきなのがその想定の妥当性で、上記の内○万回の以外は試験期間の完璧な圧縮は不可能だ。
それからすれば発売期間の長いの程、想定外の不具合に悩まされる可能性が低い。

つまり新しいの程夢は見られるが将来は不透明、古くから存続してるの程テンコ盛りになった欠点は目立つがそれ以下にはほぼならない信頼性が確立してると言える。
これに基づくと少し意外だが長く続ける人より、期間限定の人の方が新しいのを持つと後で泣きを見る可能性が高くなってしまうのだ。

何でってったら止めてすぐに売りに出せば平気だが、時間が経つと誰にも買って貰えないなんて可能性も出て来るからだ。
色んな人の使用体験が積算してけば、当然欠点や弱点もどんどん洗い出されて来る。

そうすると自分が昔買って使ってた当時の感覚は、後の世のそれとは段々乖離が進んでても何の不思議も無い。
なのに売りたいこっちとしちゃあんなに大枚叩いたんだし、凄く大切に保管してきたのに…ってったってそれが浦島太郎化しちまってんだわ。

これが使い続けてたら欠点に対しても知ってた方が便利にもなるが、それなりに美化されてそうな思い出にケチが付く様なのには誰だって目を背けたくなるからね。
依って何時迄続けるか不明な時点での最安は何時捨てても惜しくないの、さもなくば初期投資は少しだけ本格化してまうが長年に渡っての定番品で揃えるのが安心となるね。

<つづく>

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