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2020年10月22日 (木)

音楽備忘録442 魔改造悲喜こもごも⑱

そろそろ文字だけじゃ限界っぽいんで、何とか用意出来たから久々で概念図の登場だ。
今回は昇圧整流の他抵抗器とコンデンサの合成値を図示するが、何時もより専門度の高いのも含むので各自の状況に応じて不要ならその分はパスしておくれ。

それでも一通りを載せてしまったのは、実際に計算に使わなくても様子が分り易くなるかもと思ったからだ。
依って既に理解済みの人は対象外として、敢えて増える・減る・そのまま等の表現も
付記してみた。

Photo_20200923071201
早速図説へ進めるが冒頭の趣旨を踏まえ、今回は各項目2段構えとしてみよう。
1.と2.は普通は合成値とするのを独自呼称で「調整」としたのは、使う目的の観点に沿わしてみたつもり。

この2つのを最単純に言うと直並列に対しての結果が、抵抗とコンデンサでは正反対になるのが第1ポイント。
単細胞心情的には数が増えりゃ何でも増えそうなのが、増えないパラメータもあるのが第2ポイントだ。

使われる電圧・電流が小さい箇所なら、電解コンデンサ以外は夫々に最重要な合成抵抗値と合成静電容量だけ気にしてて構わない。
そして脳負担を最低限にしたかったら、分数計算式の出て来る方式は候補外にしちゃえば良いのだ。

つまり最大限に端折ると足し算が出来て、それが使える繋ぎ方をするだけでもう試せてしまう訳だ。
とは言っても肝心の値に大抵はキロ(k)だのマイクロ(μ)だのが付いちゃってるから、この部分に限っては文系小学生の算数力ではチト厳しいかも知れないが…。

処でコンデンサは一応電解タイプの表示にしてあるが、他のどのタイプのでも容量計算に関しては完全に同一だ。
又直列のにだけ点線で抵抗が繋がってるが、これが要るのは1個では耐圧が足りない場合の補填策だ。

これ電源回路等以外では大抵は耐圧余裕が大きいし、音声経路では電解タイプは敬遠され気味だ。
なので所謂音質調整等の場面では、ほぼ無視しても問題は無い。

因みに参考としてそれが部品本体に無表示なコンデンサの耐圧は、余程奇特なの以外は規格に依って50Vと定められている。
電解タイプの場合でこの抵抗を省きたかったら如何すりゃ良いかは、4行上に書いたのがダイレクトなヒントだ。

3.の方は1.2.よりそもそもが裏技だし、高い電圧を扱うのでハードルは上がっちまう。
取敢えず基本概念に絞ると図中の丸囲み数字が段数で、トランスの出力電圧に対し段数と電圧の倍数が比例関係にあるのだけ分りゃ上等だ。

これが分ると電気的仕様の合うトランスだと大きくてケースに入らない、入るのだと電気的仕様が合わないってだけで諦めるのはまだ早いってのに気付ける様になる。
公開されてる図面にこれが書かれてるのはとても少ないが、それはパターンが複数あって網羅し切るのが困難だったりするからだ。

実際は様々な要因でのロス等で計算理論値よりは大抵低くなってしまうが、図の状況ではトランス出力10Vだけでも約10V刻みで60V近くまで高められるのだ。
基本的留意事項としては電気の量(つまり電力)自体は変えられないので、電流は1/段数に減るがそれは以下の関係性に依る。

これは流石に消費電力とかで誰にでも関係あるので、直に思い出せる人にゃ余計なお世話だか電力の計算式を提示しとこう。
電力[W]=電圧[V]×電流[A]でこの内電力はここでは固有固定値となるから、要するにどっちかを何らかの手段で増やしゃもう片方は必ず減るって事ね。

因みにⅡでこれって図のトランスでは出力は1Aになってるが、100V側ではそんなに沢山電流が流れて無いのにも繋がっている。
トランスって変換効率が良くないから単純計算よりゃ多く流れるが、図みたいなのだと大凡平均で100V側は0.15A程度になってるよ。

<つづく>

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