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2020年9月15日 (火)

音楽備忘録405 半導体 vs 真空管⑫

前回迄の話しの中で疑問を持たれ易そうだったり、大御所からの引用の仕方に勘違いしそうな処が結構ある気がして来た。
今回はその辺を記してくが、最初は色々と無制限近い大御所達と一般個人の環境的レベルの違いから行ってみよう。

俺みたいな最弱小だって、録音時であればかなり手間の掛るのも取り入れたりはしている。
それだって本物のエコーチャンバー(残響室)とかアナログ鉄板Reverb、Fairchild 670なんかはきっとこの先も無縁で終るんだろう。😢

予算だけなら宝くじとかでなんとかなっても、当分の間は使いこなしに難が残るのは想像に難くない。
だいいちそんなご大層なのを滞りなく実用に供すには、専門に充分訓練されたスタッフも必要だ。

何せ基本的に全てが手動であるから、超大型の船を操縦するのと似た様なもんだ。
いざという時に「手が2つだけ」では、それこそどうにも手が回らなくなるのは火を見るよりも明らか。

例えば昔の大御所には曲中でAmp自体を切替えるなんてのも多かったが
、完璧に遂行するには人手も借りなければ難しかった。
なので録音で特定部分だけを多重録音するのなら引用可能だが、Liveではかなり困難だ。

そこで俺如きじゃLiveでは音色は割切ってしまう事も多いが、最近はその「割切り方」での過去の失敗を一寸気にし出している。
妥協するにしても大別すると2つの方向性があり、音色でもバリエーションとベーシックのどちらを優先するかってのがあったよ。

かつて使わせてくれたお店には申し訳無いが、若い頃はそこの機材に対しては不満だらけだった。
Bass用となるとAmpは石のしか置いて無いのがその根幹だが、それ以外にも他パートのとバランス的に全く不適切だったりとかね。

その典型の1つが黎明期のスタジオペンタD室でFender Bassmanがあったは良いが、これだけ50Wので後のは全部100Wのだった。
それじゃあフルパワーを使わないジャンルやアンサンブルのでしか、貴重な垂涎サウンドが使えやしない。

はこの辺で留めとくとして、その逆だってあったのだ。
逆と言っても音量バランスじゃ無くて概述の音質の話しだが、チープなChorusが魔改造Tube Overdriveの音色を阻害してるとお客さんからクレームを貰っちゃったヤツ。

そのオリジナル曲は既にその時点で自主制作CDを出してたから、こっちとしちゃ掛かってる所へ掛ける方を優先しちまった。
スタジオ版ではGuitarの歪みもAmpだったから、どうせ中身が違うならせめて体裁だけでも同じにと考えた。

しかしそのお客さんには劣化があっても歪みの音色の方を気に入ってくれてたらしく、後から思えばその頃球の歪み系を使ってる人って他に殆ど居なかったからかも知れない。
更に分析をするならばChorusよりTube Overdriveの方が、掛けてる時間が長いのを俺が見落してたのかもね。

これからすると仮に編曲的に重要なEffectだったとしても、ベーシックの音色の方が優先順位は上って事なんだろうな。
ちっとも興味の持てない音色だったらそれがどう変わろうと知った事っちゃ無いし、Effectだけ気に入られても奏者が評価されるのとは違うよね。

<つづく>

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