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2020年9月14日 (月)

音楽備忘録404 音楽を演る人にとってのリファレンスヘッドホンⅩ

前回述の如く誰にでもすぐ確かめられる状況ではないので、もし今納得出来なかったらそんな事言ってた奴が居たな程度に記憶しといて貰えればと願う次第。
そんな読者様には時期尚早な内容になるけれど、もしかしてと思った人向けに知る限りの方法を記しとこう。

輪を掛けて遠回りなアプローチになっちゃうが、基準点としては生Pianoの音辺りが本邦では最適かも知れない。
Pianoの機種や制作時期毎の材質の差等は音にも表れるけど、ベーシックな楽器だけに他のと比べたら誰もが想像する「あの音」になるべくなる様に作られてるのも確かだ。

Pianoじゃ無くても自分に馴染み深くて、大体昔のままが聴ける保障のあるのだったらそれでも構わない。
但し基準側のに限ってはMicを通したのだともう駄目で、電気楽器でも許容されるのはAmpのスピーカ迄だ。

しかしこれは楽器に割と日常的に接点のある人向けで、弾けない人だったりしたら楽器音以外で適当なのを探し当てなきゃなんない。
そんな場合の絶賛激奨ソースはBeatlesの録音物で、作者の意図に反する加工が一番少ないからだ。

それに何しろ知ってる人が一番多いから発表当時のと僅かでも印象が違ったら、販売元の株価が暴落する位の騒ぎになり兼ねない。
なのでアナログレコードのドーナツ盤(シングル)から始まりCDになってハイレゾリマスターや配信と、供給方法が変っても原典の維持に最も全力が注がれている。

因みに近年ではどうなったかオラ知らんが、PA関係者には1982年以降には確たるマスタピースがあった。
Donald FagenのThe Nightflyってアルバムで、1曲では無くアルバム丸毎全部がその対象だ。

処で今本邦では色々な2極化や世代間断絶が横行してる様だが、終電が繰り上がるのはコロナじゃ無くてこれが最大原因なんだそうだ。
保線(線路や架線等の修理)をする人の確保・維持に難儀してるからだそうで、以前より機械化・省力化も進んでるのにもっと時間が欲しいんだと。

つまり「こことあそこ、ホイやっといて」「あいよ」だけで、30分後には波打ってたのがスベスベにとかって中々行かなくなったとね。
何かを深く理解する方へ重きを置けば既知の人が多くても、敢えてゼロとか一から自分自身で全て学んで行く方が良い。

けれど現場での実質的な作業を重視すると、中にはその時点では無駄だったり不要なものも多く含まれている。
例えば折角昨日やっと理解したのが、今日から違う新しい方式に変更になりましたなんて…。

それからすると現実的なのは今現場の第一線で奮闘してる人から、要点だけ手短かに教わるのにはとても大きな意義がある。
最終的には自力他力の依存先は不問で全貌把握を目指すにしても、ニーズに対する間違いの無い優先順位は現場の現業の人が最も詳しい。

これが分野次第では「教える専門の人」だと、現状の正確な把握が間に合わない事もあるって訳だ。
恐らくそれでどの世界でも昔みたいな酷い下手クソは減ったけど、頂点のレベルは下がって平準化したんだと思う。

問題はそれで全てが賄えるなら良いが、専門性の高い分野だとそもそも学ぶ人数が少ない。
そうこうしてる内に供給が間に合わなくなって来てて、少子高齢化と併せてエライ事になって来てるですよ。

それにはニーズ上必須の分だけでも、なるべく皆が少しでも昔も知っとくのが鍵だと思うんだよね。
古いのより新しいのにしか興味が持てない人には若干厳しいかもだが、共通言語みたいなのとしての古いのは全部は排除出来ねんだ。

そう云う共通なのを沢山持ててる程例えば重いと思ってたのが、他の皆は軽いって言ってるけどなんてのを認知し易くなる。
するともしやウチのだけ低音が普通より沢山聴こえてるのかもとか、俺の耳って低音の感度が他人より良いのかもなんてのを知るチャンスに繋がるんだす。

<つづく>

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