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2020年9月21日 (月)

音楽備忘録411 音色の過剰演出とはⅡ

今回は具体的にどんなのが過剰演出なのかと、その判断方法について記して行こう。
近年本邦J-POPみたいに音源の段階から演出過剰では、主犯格の割り出しが多少困難化してるがさて如何に。

音楽自体の方は好みや流行もあるけれど、やはりコントラストの弱い側に著しい不足があるヤツは有罪だ。
個人的にはそんなむさ苦しいのは好かんが、曲側はアホやりゃその分評価が下がるだけだからまだマシ。

問題なのは再生装置側で、過剰演出状態でしか鳴らせないヤツだ。
それでもテンコ盛り大好き様専用とでも銘打ってりゃ救いもあるが、そんな奇形の癖に何でも聴けますなんて謳ってるのは詐欺罪を適用すべき位悪どいと思う。

ソース選択権を使用者から剥奪せぬには、不要な際は必要最低限の補正に留めなくては音源作者の意図にすら反する。
ここでの必要最低限とは、例えば小型スピーカの低域再生能力の足りない分だけなんて意味だ。

それだって一体型じゃないのだったら、スピーカだけ違うのにした途端もう駄目になるんだからね。
俺から見てこれが実にバカバカしいのが「折角デジタルになったのに」で、要は素人が聴く時点で可能な加工が飛躍的に増えて自由になってるからだ。

その昔はMixer卓だって素人用廉価品ではEQレスでも当然な期間が結構続いてて、それが今じゃスマホ無料アプリ等で誰でも持てるんだからさ。
つまり現況のは待合わせで両方が移動しちゃうからスレ違ったりして、結構近くに居るのに中々会えないみたいになっとると。

これに輪を掛けて困るのが殆どの機器が同じ「盛り」一辺倒を向いてる処で、こんな相応しく無い所に迄「数の倫理」なんて持ち込むなってのよ。
どれで聴いても同じに聴こえるからこれで普通って、全員が人殺しだから殺すのが普通みたいに騙されてんだよ。

各業界内でどんな申し合わせがあったかどうかすら定かでは無いけれど、生の楽器音に詳しい人だったら録って聴いたら変化してるのにはもう少しは気付けそうなもんなんだがねぇ。
俺が執拗にKOSS PRO4AAをゴリ推す真意は正にここで、他にスピーカも含め無演出のが
見つかり難くなったとのこれがたかだか¥1万程度で買えるからだ。

過剰演出の判定基準としてそれがヘッドホン限定なら、人耳の特性以外の面でモニタ音量の大小のせいで違って聴こえ過ぎたりしないかがある。
部分的概述だが過剰演出タイプのは小音量時はリッチな印象が強いが、大音量にすると不要な刺激が強まったり歪みが増える傾向が強い。

過剰演出タイプのを無理に擁護すれば極小音量専用とも看做せ、但しそれは自然状態とは掛離れている。
どんなに視力の良い人でも遠過ぎたり暗過ぎると字は読めなくなったりするが、それは光が途中の空間で劣化して混濁するからだ。

又多分皆がこの件の聴こえで勘違いし易いのが、原因無関係に只全部聴こえたとか明瞭だった方を正解としてしまう処。
それでは自らの耳の性質に対して認識不足で、人間の耳如きはどんなに健全でも自然界での音全てを対象としたら聴き取れないのの方が遥かに多いのを失念してるんだよ。

よう考えてみなはれや、そんなに何でもアレは○これは□の音なんて全部即座に分ちゃったら眠れへんのとちゃう!?。(病気等でそうなってしまっている方、影乍ら回復をお祈りします)
少し音がするのだけは分かっても別に呼ばれとらんし、問題無さそうなのしか聴こえんからほなおやすみなさいましってな。

平等なアンサンブルの音楽だからって無造作に聴いてるのに、全部明確に聴き取れるって↑これから考えたら偉いけったいやがな。
「定番モニタ」だからそれでOK、全てに対して基準になり得るってそこが物に依っちゃ間違っとんねんな。

今本邦で「思われてる」定番には、本来はその前にくっ付く言葉があったんや。
これを即答出来る方に10,000点プレゼント!。(正解は「検聴用」:主に雑音の出)

<つづく>

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