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2020年8月15日 (土)

音楽備忘録374 魔改造悲喜こもごも⑦

今日は構想段階でほぼ挫折したのを取上げるが、真空管Ampの自作に必要な部品入手難にやられた。
基本的に大昔の素子なんだから令和にもなれば仕方無いとは思ってたが、ここ数年でその勢いは益々加速しちまったらしい。

さてそもそもは何をしようとして困窮したのかだが、エレキBassのスピーカからの収音の秘策!?を思い付いたのが始まりだ。
現用Ampはコンディションはそこそこだが、録音に使うには設置状況にチョイと問題がある。

狭室に後からGrand Pianoを押込む都合で、「普段手が届かなくても良い物」を文字通り棚上げしている。
その関係で部屋自体や置いてある色々を散々揺すってしまい、その雑音を退治するのに難儀している。

加えてスピーカエンクロージャがバックロードホーンタイプな為、1本Mic収録させようとするとかなりOffにしなけりゃなんない。
Offにすりゃ当然より雑音は拾い易くなるのででは2本構えて…、でも録れなか無いが面倒だしやはり音の一体感には劣ってしまう。

更にリアルでアンサンブルするには丁度良い爆音だが、夜中に急に思い立って録るには防音してても家庭内に対して気になるレベルなのだ。
なので以前から夜中にこっそりと…でもAmpで鳴らしたい時は、貰い物の小出力の石のサブのを使っている。

しかし「俺の音で録る」となると「石」では困るが、そこでこれを真空管式に改造したらどうなんだろうと思い付いたのだ。
最近自分自身を少し研究してみるとBassには真空管でも、どうも6550って型の音質が好みに近いらしいのが見えて来た。

この6550は現在宅ではモニタスピーカと電気楽器PAに使ってるAmpに載ってるが、過去に駄目になって交換した生き残りが手元にあるのだ。
少し専門的になるが上記2台の現用Ampはプッシュプル方式ってのになっていて、出力増幅には6550の特性を揃えたのが2本要る。

その為片方だけが逝かれた場合余程の幸運に恵まれない限り、折角片方が生き残っても差し詰め「生涯再婚出来ない未亡人」となってしまうのだ。
もし同じ球を使うのが100台とか多量にあったら、どれかとどれかが一致してくれるかも知れないが…。

因みに2本要るのは100W出せる為で、出力が要らないならシングルエンドって方式を選択すれば1本でも使える。
サブのAmpは元の出力が40Wなので、スピーカの耐入力を気にすればどうせ6550の2本分になんか耐えられない。

そこでバツイチ同士の再婚みたいな縁談を思い付き、30~40Wの真空管用出力トランスさえ見つけられれば後は手持ちのガラクタでとなった。
平成の終り頃迄だったら楽器用のでそんなに高級なのは要らないとなれば、他のを探してる途中でちょくちょくそんなのは目にしていた。

ので早速ネット上で漁ってみた処、無いわ無いわの全然見つからんじゃあ~りませんの。
幾ら「年寄り時間」でこっちの情報が遅くて古いっても、まさかこんなに短期間で情勢が変化してたとはねぇ。

恐らくはそれだけ自分自身で何とかしようって人が減ったんだろうけど、魔だけどリサイクルなこう云うのがやり難くなるのがホントに時代の進化なんでしょうか?。
現実的には見つかる迄全て保留しとくつもりだけど、使える物を捨てたらゴミが増えるわな。

するとその増えたゴミを処理するのに手間暇費用に加え、何らかの煙なり何なりは必ず出るでしょ。
レジ袋の有料化どうこうなんてしみったれた事やる前に、もっとこう云う処を何とか出来んのかねっと。

因みにⅡで俺はレジ袋はゴミ捨てに必要としてる分もあるので、それに足りてて手持ち可能な単品買いなんかした時は昔から「そのままで」ってお願いしてるんだけどね。
今ホントに無駄してるのは僅かな事で一々捨てなきゃなんなくなってるのだと思うんだけど、如何なもんで御座居ましょうか。

<つづく>

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