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2020年7月22日 (水)

音楽備忘録350 魔改造悲喜こもごも④

前回後部で失敗の悔しさから愚痴だけと受止められ兼ねないが、ヘッドホンを常用する業務からの観点では大事な問題なのだ。
こっちは買換えの出費を減らしたいのも勿論だが、それ以上に問題になるのがヘッドホンAmpだ。

もしインピーダンスや耐入力が大巾に変わったりすると、従前からのAmpがマッチしなくなったりするケースが出て来るからだ。
本邦ではPA現場も含めスピーカ耐入力よりAmpの最大出力の方が大きいのなんかが平然と放置されてるのが多いが、本来「専門家の仕立」でそんな真似しちゃ恥の骨頂だ。

運次第で下らない故障を起こす組合せは、システムとして基本的な条件を満たせていない。
俺は最も大した事無い立場に居るんだけど、だからこそ壊す可能性のある組合せじゃとっても困るんだ。

予備品の常時ストックとか機材更新の資金に乏しいから、持たせられる物は寿命迄持ってくれないとね。
尤も業務の確実性からしたら仮に初期投資が若干割高になったとしても、余計なリスク回避には必須事項なんだけどさ。

この件もしかしたら個人営業・個人資本の運営が本邦じゃ少ないからなのか、自分の楽器Ampで耐入力の足りないスピーカを買ったりそれで押通してる奴なんて居ないわな。
なので結局はこれも個人の自由なんだけど、寿命が短かそうなのとか修理が困難そうな機種は非推奨だ。

これも概述再三随時吠えだが、不要な機種変はこっちのアジャストの手間だって追加される。
気分刷新には効果のある新顔も、微妙な調整の際の聴き分けにはお邪魔な存在なのだ。

だからもし新顔を加えるにしても最低で充分な習熟期間が過ぎる迄は、それまでのスタンダードも併存存置させとく方が良いだろう。
それには用途が一般とは全然違うんだって意識が大事で、限度はあるが快適性なんて2の次3の次でも仕方無いのだ。

いい加減で話しの核心の残りへ移すが、今回実験迄はCD-900のユニットにより必要なのが後部容量かバスレフなのかが判定出来ていなかったのだ。
これはスピーカ趣味があると分かり易いんだが、密閉型・バスレフ型のどっちにも使えるユニットも結構あるからだ。

巨大さを許せば穴無しの箱でもOK(大凡バスレフ式の3倍程度)、計算と作製精度要求の手間を許すならバスレフでってな具合だ。
これからすれば本家のは容量はかなり小さいので、そこそこデカいイヤーカップのなら穴無しでも行ける可能性がある。

それが今回こうなったのからするとこのユニットは、どうやらバスレフ専用と考えた方が良いらしいと知れたのが収穫だろう。
これからすれば元からイヤーカップがバスレフ若しくは類似になってるのには低加工での転用が可能で、多少遮音性を犠牲にしても構わない時は外に小穴を開ければ上記以外のにも使えそうとなる。

それと本家のには一寸したマジック紛いの部分もあって、それはユニット自体を殆ど耳に圧着させる様な構造になってる処だ。
隙間無く貼り付けば背面音は侵入不可になるので逆相が排除されるのと、Micの「近接効果」と似た状況を起こせるがそれが活用されてるみたいだ。

俺はこの現象は大昔にウォークマンの開放型ヘッドホンで体験したんだが、ヘッドホンを強く耳へ押付けると低音が普通時より良く聴こえる様になったので良かったらお試しあれ。(但し押圧で耳穴が塞がる様なのはNG)
なので今回の失敗では主役は低音だが、高域の聴こえ方が不自然になった部分もあった。

ここで皆さんへ周知を促したいのが距離に依る音質差の件で、スピーカではどれも極力それが起きないのを目指されている。
一方ヘッドホンではほぼ全てが「近くて変質する」距離でしか使われないので、この変態性質を逆算して作られている。

故にかなりシビアに設計想定距離通りにしとかないとマトモな音にはなってくれなくて、体格に合わないのを使えば設計通りの音は聴けてない公算大なのは知らんと困る情報だ。
因みにここでの想定通り・合う合わないは、ユニットと耳との関係限定だ。

これも加味すると前述に加えもし換装器のユニット距離が遠目だったら、何らかの方法で下駄を履かせて近付けてやると改善させられる可能性もかなりある。
最後に念押しさせといて貰うが今回のは半分お遊びで、本項前回述の故障代替が主目的だった。

だったら何で遊べる様なユニットが余ってたかってば、億劫がって修理を未だに全部は終わらせられて無いだけよん。
副題に「窮鼠猫を噛む」とか付けといたら、もっと親切だったかな。😅

<つづく>

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