« 音楽備忘録344 魔改造悲喜こもごも① | トップページ | 音楽備忘録346 魔改造悲喜こもごも② »

2020年7月17日 (金)

音楽備忘録345 素人に可能な防音・遮音⑪

続けてパッキング・シールゴム・隙間テープ…名称と性能は様々だが、これの曲げ部分の補遺から。
理想は曲線でも宅のを筆頭に製品では「角がある」のも多いが、これは省ペース化が原因だ。

前々回になるべくなら枠も扉も接触部が階段状になってる方が有利なのを記したが、それ故土蔵等の扉では縁だけでかなりの寸法が食われている。
これの象徴例としては蔵の小窓の扉なんかが典型的で、真ん中の平らな部分の割合が随分と少ない。

耐火金庫でも小型のだと扉を開けたら、中の縦横寸法が外見の半分程度しか無かったなんてのも。
段々よりゃ角を丸くするだけの方がまだ場所は取られんけど、今の日本みたいに空間不足が桁違いともなると「通り抜け」通路で寸法を取られるのが嫌われた訳だ。

その他にも施工上のとか色々考えられはするが、一番そうじゃないと大変なのは持上げ困難な機材の搬出入が常時あり得る場合だろう。
って事ぁ裏読みすりゃそう云うニーズが少なかったら、巾をケチって角を角ばらせる必要は無いのだ。

宅の製品防音扉のシールゴムは角の部分が接着されてたが、比較的施工から短期間で1ヵ所だけ剥がれた事もあった。
ゴム同士なお蔭で所謂ゴム系ボンドで補修したらその後ずっとくっ付いてはいるが、もし一体になってたら起きない不具合だしその確認等の手間も生じない。

そうは言ってもこの用途に使えて「寸法ピッタリの巨大な輪ゴム」なんて売ってやしないから、最低1ヵ所は接着部が出来るのは許容しなきゃなんない。
でもそれを剥がれ難そうな位置に持って行けるとか、曲線的処理の優勢に変動は無い。

ちょいと話が前後するがシール部の補修と言えば、宅では追設鉄扉の方のは自前で全替えって事態に見舞われたっけ。
その時だってどうせ貧だから端っから自前を選択したかも知れんが、もう施工業者が廃業離散しちまってたから相談すら出来なかった。

元から付けられてたのはウレタンスポンジに薄ゴム被膜された角断面の材だったが、経年でウレタンが弾力を失い機能しなくなってしまった。
今だとこれの回避の為に芯がスポンジじゃ無く発砲ゴムで外と一体になってるのが、至近のDIY店でも売ってたが敢えて違う道を探した。

それは原設計で角断面の材が上手く収まる様な溝が枠に付いちゃいたが、角の部分で途切れさせざるを得ない様な形状をしていたからだ。
設計通りそのままジャストサイズのシール材を溝に収めるだけの方が楽で確実だが、途切れ部分が鉄板で隔たれているから「隙間よ出来ろ」ってな構成だ。

理想的にはそのお邪魔部の切除であるが、極端な狭隘部ので電動工具は使えない。
普通の鉄鋸すら前端の蝶ネジの行き場が無いから無理となりゃ、極小金属ヤスリで延々とと脱獄しようってんじゃあるまいしだ。

そこで将来暇になって気が向いたとか脱獄囚の気分が味わいたくでもならん限り放っといて、シール材とそれの取付方を変更しお邪魔部の上から扉との間が埋まる方法を考案して施してある。
近年だと大分違ってそうだが30年も昔だと、専門業者でも現場施工は普通の宅建業者しか居なかったからこんな程度だったのだ。

何しろニーズが少ないと施工経験者は少ないし中々増えないしで、常に爆音現場に触れてる者みたいに詳しくは
なれなくったって当然で仕方無い。
加工精度や工期等では明らかに業者が有利でも希少ニーズの達成度の点で、防音・遮音に関してはまだ全面的に信頼し切れる程の存在は確立し切れて無いのだと感じている。

勿論素人度が高い程失敗は増えるだろうが、駄目だった時の修正が低技術レベルでやってあった方が楽で簡単なのよ。
前述の溝だって木製だったなら切るも削るもどんなに簡単だったか…、なまじ本格的だったせいで修正困難になったんだもの。

<つづく>

« 音楽備忘録344 魔改造悲喜こもごも① | トップページ | 音楽備忘録346 魔改造悲喜こもごも② »

音楽」カテゴリの記事

PA」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 音楽備忘録344 魔改造悲喜こもごも① | トップページ | 音楽備忘録346 魔改造悲喜こもごも② »

フォト
2022年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ