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2020年7月21日 (火)

音楽備忘録349 素人に可能な防音・遮音⑬

変な新興宗教がかって来た上に更に屁理屈っぽくなるのでこんな俺でもチョイと気が引けるが、前回最後の件は意図して外的に低音量化させてのDrum練習等にその効果が認められる。
なんて堅っ苦しいからとっととほぐしちゃうと、音量が冷静で居られるレベル迄下がると俄然良く分かる様になっちゃうアレやがな。

これが唯一通用しないのは歌で、幾ら耳を塞いでも体内経路の音量が下げられないからだ。
この点で歌だけはありのままの状態に何とかして慣れて、人次第だがそれが爆音でも平然と受入れなければならない。

それ以外だって爆音系の本番想定した訓練にはそんな機会も少しは要るけど、常にその状態で練習しても得より損の方が多くなる。
色んな不備等を音量の迫力で誤魔化せちまうからで、それからすれば音楽家の誰にでも必要な防音レベルは絶叫が遮断出来りゃってのが指針になるかも知れない。

大して拘る必要が無い時でもまだ生楽器の全部が電気や電子では賄えてないが、Pianoだと広さ・収音性・保守の都合で一世一代の大舞台ですらデジタルなんてのも増えて来た。
どの程度普及するかは未明だが電子Drumに関しては、俺の若い頃は子供用のオマケだったのがもうそうでは無くなっている。

俺みたいな古い奴は未だに生の音量で世界を凌駕してやろうなんて夢も見るが、時代と実情に即した手段としたら例えば電子ドラムにDistortionを掛けちゃうなんて方が見込みがありそうだ。
それだとかなりな小音量でも恐ろしく破滅刹那的な音色が出せそうで、幾ら聴者が自分のイヤモニの音量を下げたって呪いの効力は堅持されるのだ。

これからすれば防音・遮音っても必ずしも外のみたいなレベルじゃ無くてもOKで、一部特定ジャンルや担当以外の者には日常の個人用としては充足させられそうなのだ。
これで一番相違が生じるのが「コンクリートの箱」の要不要で、これは作業精度にも大いに差が出て来る。

簡単にヒビ割れたりしない様にすれば必ず相当重くなるが、そうなるともし作れても「置けない」等の制約が出て来る。
セメントはもし固まってから曲がってるのが分ったりしたら破砕して打直すしか無いが、組上っても材料の加工性に変動が無い材でだったら後からの修正可能の芽が出て来る。

更に重いのを柔軟支持するのも大変で、軽かったら床には大して伝わらず箱だけが勝手に震えてるなんて状況が作り易い。
壁の遮音性としては1枚物を使った方が隙間は生じ難いが切れ目が無い=伝わり易いとなる分、材固有共振周波数の対策は結構面倒になる。

その為等もあって業者施工では特例を除き意図的に細切れな材料が使われ、隙間対策として目違い重ね貼りをされてるのが普通だ。
要は1重目と2重目の接続部をズラすって事で、将来万一密着が損われても少なくとも直線的で大きな隙間は決して生じないって構造だ。

これは防音に限らず隙間風予防等で一般建築でも活用されてるのがあるが、石膏ボードの天井等に多く見られる。
数が増えれば手間は掛るが各部材が小さけりゃ運ぶのは楽になるし、例えば狭い通路の奥にも作れる等実に素人向きだ。

これも含め多少の専門知識は要すものの防音・遮音工事とは、恰も延々続く夜鍋の内職と労働実態はほぼ一緒と思っても良いだろう。
ニーズの割に業者がちっとも増えないと思ってたが、もしかしたらこんな風に工期の特定が困難で忍耐力をひたすら要求されるのが敬遠されてるのかも知れない。

工事する本人が「ずっと弾いていたい」なら弾きたい気持ちの何割かを振り向けるだけで済むが、興味の薄いのに対して常に完遂を要求されるのではストレスでしか無いだろうな。
実労内容は楽器のケースの出し入れよりゃ遥かに重いけど、弾くのに必要な点ではそんなのと同列視しても良い案件ではと思うんだけど…。

<つづく>

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