音楽備忘録344 魔改造悲喜こもごも①
休み休みのZoomネタに突如割って入れてとなったが、キッカケは従兄ドラムイスと宅の遮音ヘッドホンのマイナートラブル発生だ。
こう云うのは何時起きるか決まって無いから、自然体の俺だと記事の方もこうなるのは許しておくれ。
先ずイスの方は過去記事のその後な訳だが、摩耗してのグラつき再発は想定内だったが他でひと顛末あった。
そもそもはメンバー1人が休養中もBandであるから自粛解除後は、必要性が生じたら従兄宅へ出向く腹でずっと居た。
それがオンラインレッスン開始騒動等と録音無進展が重なって、今迄は数回のZoomに変身していたのだ。
今週漸くリアルを再開しようとしたら同居家族からクレームは付くは、新魔改造用の材料は発見出来ずでZoomへ又逆戻りしっちまった。
んでその新材とはってば、ステンレスの薄板だ。
従前はお試しだったのと軸や軸受部の摩耗を嫌って、手持ちの中から薄板でも亜鉛メッキ鋼板を使っていた。
前から俺の脳内には候補にあったけど、実際何処がどれだけ摩耗するか不明だったからの選択だ。
これの結果が時間経過で判明し従兄との相談も済んだのでではと思ったら、寸前の前日になってこの始末である。
提案してすぐに捜索開始してればこうはならなかった筈だが、それに水を差したのが冒頭のマイナートラブルだ。
その箇所はってば以前から徐々に怪しくなって来てたが、左イヤーカップから右chへ送るのの断線だ。
当然分解が必要になるがそれだったらついでに改良と、以前から暖めてた!?魔改造も一緒にと思ったのが今回は裏目に出た格好だ。
先ずは改良の件から行くが、手抜きの結果追加ダクトが少々長目のままだった。
これが「暖め案」を試すのには修正必須で、それはヘッドホンユニットの変更・交換だ。
何れにしても確実に元に戻せる様に配慮したから、いやホントは面倒臭かっただけかは敢えて訊かんどいて。
詳細は次回以降気が向いたら概念図を作ってからにするが、結果として従前のままでは右Ch送込み電線を圧迫してる箇所があった。
勿論使用されてたケーブルの性質や経年の影響もと複合原因なのは確かだが、ユニット挿げ替えと合わせ故障頻度を下げる狙いで覚悟を決めて取り掛かった。
して結果は挿げ替えはユニットの音響設計仕様の不一致で没、修理自体は無事完了と1勝1敗に終始した。
今時ユニット挿げ替えニーズは決して多か無いだろうが、人耳の形は恐ろしく千差万別だ。
それと用途も千差万別だが、これ等両方の組合せとなるとほぼ無限になる。
その為インナーイヤーモニタだったらハイエンドなのにはオーダーメイドが存在してるが、本来ならヘッドホンの方にこそ必要な措置なのだ。
耳自体も形や向き等パラメータは多いが、頭の形や大きさからも大きな影響を受けている。
殊にあらゆる形への対処がなされてるのは多くなく、対応型のはヘッドバンドが2重になってるのが一応該当する。
現況は「そんな古株の大頭野郎はとっとと死ね」と突きつけられてるかの様で嫌な気分だが、俺以外の大頭族の皆はどうして凌いでるんだろうか。
幸い俺の場合用途と趣味から偶然割と自分にフィットし易いKOSSってのが見つかったが、それだって新型のコンパクトなのだとヘッドバンドの長さの足りないのが出始めている。
作る方の立場として量の多さと軽さが大事なのは分かるけど、大頭ったって俺のは松井秀喜や清原和博よりゃ多分小さいんだぜ。
只でさえその人の耳にマッチした音質のを探すだけでも大変なのに、もしかしたらこれもあってインナーイヤータイプの方が流行ってるんなら残念だなもし。
<つづく>
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