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2020年6月12日 (金)

音楽備忘録310 エレキのPU選択とToneのセッティング⑮

今回はBassの本体搭載のToneツマミについてボヤいて!?くが、現代環境下ではGuitarの以上に使い辛さが感じられる。
これは歪ませる事が少ないしもしやっても大抵はGuitarの深いの程まではやらんからで、ある意味Bassの高域は貴重品であるともっと思って貰いたいもんだ。

好み次第とは言え全体平均へ耳を向けりゃ基本で低音って名乗ってる位だから、これを差置いてBrightには出来ないししたらBassに聴こえなくなる。
それでいて音域の低さから明瞭度確保が大変だから、足りないのも駄目とは中々シビアだ。

最近のJ-POPのには俺言い「擬似昔乍ら」のが巾を利かせ出してるが、俺には間違って女湯に入って痴漢と間違われた爺さんみたいに思えてしまう。
こんな悪態吐いといて実際過去から続くオーソドックスな音色としては、確かに高域なんて全く聴こえ無いのがあるのは全く否定しませんよ。

只問題はその訳を履き違えてる処で、あれはToneセッティングでそうなってたんじゃ無いのを知ってるからだす。
広義の意味では含まれちゃうけど本体やAmpのツマミじゃ無くて、1に弦の種類・2にスピーカが違ってたからのせいなんざんす。

加えてとても重要なのが単体印象だけで判断するから不味くって、仮に代用とかシミュレートって意識があったってあまりにも本物と偽物では「質」が違い過ぎるんだよね。
とか言ってて緊急時には俺も弦代ケチってなんて事も稀に有る😓けど、少なくとも明瞭度が犠牲になるのは覚悟の上でですねん。

して具体的な高域の相違はってぇとホントの昔のは少ないだけで削れちゃ無いのが、今の誤模倣のはタップリあったけど物の見事にバッサリ全部削っちゃってるて処。
パッと聴きだけだと安易に昔のなら高域不要と思い込める位地味だったので、少なくとも単体だけに耳を傾けてたら気付け難い。

これを順番に掘り進めてくと1.弦の種類は、Flat Wound使用がデフォだったのに依っている。
巻弦が平ら(角断面)だからRoundのよりゃ確かに倍音自体は抑制されるが、だからって聴こえた印象程実際には量的に少なくなってはいない。

では何故一聴そんな風に感じられるかってば、その最大要因は倍音の出てる持続時間がかなり短くなるからだ。
並鳴される他パートが全部高域テンコ盛りだと1人だけ後ろへ引っ込んでる風になるからバランスを取るのが厄介になって来るが、それでも舞台裏とか袖へ引っ込んじゃって音はすれど姿が見えないって程にはならない。

2.のスピーカの違いはそのタイプが所謂フルレンジでは無くウーハタイプのも多かったからで、高域再生限界が低かったから。
ウーハは近年もBass Ampには多用されてるが、その場合は十中八九ツィータが併設されている。

因みに大昔ウーハオンリーが半主流みたいになってたのは初代を除くFender Bassmanの影響と考えられ、そこそこの価格で他のより低音が沢山出せたのに依る。
これって俺としては半ばFenderの苦肉の策と思ってて、楽器本体側から出力される低音の量がF社のは不足気味だったからだ。

或は求める低域の方がAmpで作り出すのが困難とか不充分と考えわざとあんなにしてたかもだが、当時としてはAmpの曖昧だった電子部品だけに依存するのは厳しかったかな。
F社もオリジナルBassmanではちゃんとフルレンジスピーカが載ってたから録音現場では重宝してたが、残念乍ら本来とは違ってGuitar用に使われる方が圧倒的に多かった皮肉もあった。

時代的には幾らもF社に遅れずAmpegとかだってあったけど、世間的にもメジャーに躍り出たのはあのSVTが登場してからだ。
職人界では「音色の良さ」から既に’60年代から定評があったが、やかましいLiveにはパワーが一寸足りないのしか出して無かった。

んで先ずはSVTは出現当時最強だったのもあるがそれが録音でもそのままとなったのは、単体では低音の量が不足気味のフルレンジタイプを物量作戦で補ってたのもあったからだ。
そんなの重くて場所も取って大変だけどそのお陰で出せる音域の巾がとても広くて、それ1台で録音でも何でも行ける→他のへ変える為に動かす必要が無い式で弱点が補われちゃってたとな。

<つづく>

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