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2020年6月14日 (日)

音楽備忘録312 エレキのPU選択とToneのセッティング⑰

前回本体搭載Toneは折角のリアルをバーチャル化させても勿体無い、だから○×△□等と大袈裟だけど嘘じゃ無いからボヤいた。
が更に考えを現実も鑑みて進めてくと、削りゃせんけど増やしもしないってのが一手段として考えられる。

その1はAmpのTrebleの中心周波数がどうなってるかで、それ次第では本体搭載のToneを絞らなくても我慢出来るケースもあった。
具体的にはGuitarだとFender系回路定数のは歪ませると不要超高域過多となったが、Marshall系の一部の
定数のはそんなに酷くはならないってのがある。

俺も含め物を知ってたら「Marshall=キンキン」の公式は正しいけれど、余計な操作をしなければ歪ませたら実はFenderの方が上の上がうるさくて仕方無い。
もしあまりそう感じて無いとしたら下や中を盛大に盛られてるせいで、それはそれで歪みの音色に制約がある訳だから使い勝手がよろしく無い。

Fender系ので耐えられる音色に加減するとそっちは辛うじてでも、籠り気味なのに歪みの質だけザラ付いた或は軋みみたいなのが盛大に出て汚らしくなる。
だからってAmpのTrebleを全開にする代わりに楽器のToneを絞っても、マシにはなっても全然役不足な音色にしかなってくれない。

F君のでも近年の歪ませChの付いてるのは少しは改善されてるが、調節したい場所を弄れるツマミが付いて無いと言えなくも無い。
それでも独自の秘策かどうかは知らんが一寸Ampへ手を加えれば激変して、実際宅では片方のChにそれを実施して常用している。

どんなのかってば超高域を増幅しない様にしてあり、Bright回路のコンデンサの繋ぐ先を変えただけだ。
元々これにはSWが付いてるからそれをOffにすりゃ、無改造時の音も直ちに出せる仕組みとなっている。

これ慌てんぼさんはコンデンサの片方をGrandに落したんだろって思うだろうが、それでは「増やさない」では無く「削り取る」になるからそんな真似はしてませんて。
大体それだったらコンデンサの容量値と場所が違うだけで、本体搭載のToneで絞るのとやってる事は同じになっちゃうかんね。

自慢じゃ無いがそこで知識を総動員して一捻り、真空管の基本的増幅回路は入力と出力の位相が真逆になってるのへ注目。
Bright SWが丁度Input Jackの隣に付いてるのを良い事に、そっちへコンデンサの片足を繋いでみたってな。

電気的には上記の如く逆相だから「出た分入口へ戻る」となるから、「減らないけど増えなくなる」が達成されるって寸法で御座居。
ついでで付記しとくと概述のパワー段に付いてるのには付いてるPresenceやResonance、基本原理はこれと全く一緒で只場所が違うのと俺安易魔改造のはOn/Offだけで可変が出来なくなってるだけだ。

上述の如く加減が出来ない不便と歪みの音色が用途によってはマイルド過ぎる場合も出て来たが、何分余りにもシンプル過ぎて殆どこれ以上弄り様が無い。
そこでMarshallの原型はOld Fenderなのを思い出したんで、上記を施してないChの方のTone回路定数をMarshallのと同じに変更してみた。

これが人間だったら老いては子に従えみたいなもんで回路の他の部分や部品にも違いがあるから、Marshallサウンドそのものには決してならんけど歪みの性質は近付いてくれた。
その結果こっちは増やさない様にした方よりゃBrightだが、元のままみたいなギスギス感は拭い去る事が出来ている。

これは誰でも出来るもんじゃないしスキルも要するから勧めはせんが、妥協しないで要らんのだけ削りたかったら何処が問題なのかを少しは知って貰えるかも知れない。
決して本体搭載のToneが無能ってんじゃ無いんだけど、現代の音環境に対しては流石に設計が古くなり過ぎた面もあるのではと感じている。

<つづく>

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