音楽備忘録319 今更の初Zoom①
非常事態宣言も解除されて久しいが俺の初Zoom関係で色々体験したので、他シリーズ展開中だが暫く交互にお送りしたいと思う。
俺の場合は電気屋でもあるので理論的な苦労はほぼ皆無だったが、実際に何かを新規で始めると思わぬ伏兵が色んな所に潜んでるもんだ。
今回初Zoomに至ったのは従兄とやってるグループの毎週の集会のテレ化であったが、コロナ以前は彼宅に参上するの一辺倒だった。
だが3人Bandで1人欠席中なのも相まって、最近は合奏機会が激減したりしていた。
その他にもこっちとしては頻度不足で不都合が生じたり、従兄の方はメールより対面の方が得意なのから来る諸問題が出ていた。
それで従兄がコロナ対策でオンラインレッスンを始めたのに乗じて、こっちも必要次第で何時でもテレワークも出来る様にしとこうと考えたのだった。
物事何でも定番通りに進められれば情報やノウハウも豊富だが、それには相応な経費が付き物の場合が多い。
近年は各アイテムの低廉化が進んだので昔程じゃ無くなったが、悪い意味での「使い捨て」の横行にも繋がってる様に感じる。
なんてぶっちゃっといてこっちは単に予算不足を知恵で補おうとしただけなんだが、Zoom等のリモートワークにしてもどの程度ビジネスで常用するか次第で回せる予算が変動するのも確かだ。
もう1つ懸念されるのは予算を持ってても著名人の記事通りの物を買い揃えて、必ずしも各自のニーズに充分かどうかは今一不明瞭な処だ。
そこで珍道中の体験記を披露してみようと思うんだが、俺の場合先ず問題になったのは映像だ。
Webカメラ内蔵のノートPCとかスマホを持ってればここは取敢えずクリアされるが、俺はそんなの持ってねーよっと。
只以前ドラムのデモ動画を取るのに利用した半壊ハンディカムと、それの代替で購入した今は微壊のハンディカムなら手元にあった。
前者は映像出力がコンポジット端子・後者はミニHDMIとなっていて、後者のにはHDMIのミニと標準のプラグの付いたケーブルが付属している。
因みにデモ動画の時は古いPCに「TVキャプチャカード」なる物の載ってるのが1つだけあったので、これのコンポジット入力端子へ繋いでカード付属ソフトで録画出来た。
ここ迄の記述で違和感を覚えた方が居たらそれは半分正解で、俺言い「微壊ハンディカム」で録れたんじゃと思うのは正しい。
因みにⅡで半壊君も微壊君も不具合箇所はストレージ部で、運が良ければ(或は機嫌が良い時)普通に録画可能な状況だ。
それだって何回やり直さなきゃなんなくなるか不明なんでアレだけど、一番問題にしたのは「音」の都合だった。
どっちのにも音声外部入力が備わって無いので、無理に爆音記録させようとすれば壊れたラジオみたいな様相を呈す。
それを嫌って他所様じゃ音声は別で録っといて合成させたりもしているが、映像と音の同期は一部の業務用の以外は人力で勘頼みと不安定になっちまう。
それで手持ち半廃品活用!?で1つ方法を確立した訳だが、そのPCは別室(防音室)にあってLAN接続がされていない。
だいいち相当な古物で性能的にWebアプリの要件も満たせて居らず、第2方法の開発が必至となった。
実は以前からUSBカメラの中古等は時々物色してはいたが、それなりの性能のとなると案外お安く無かった。
加えて難しかったのがカメラがPCやそのOSへ要求する性能で、新し目の良いヤツだと今度は宅のPCの方が付いて行けない。
もし映せるのが全く不所持だったら買ってただろうけど中途半端な物へ散財する余裕は無いので、先ずは基本的に所持品だけで賄えないか試すとなったのである。
今回先ず要るのはカード無しでコンポジット信号をPCへ入力させる手段だが、テープビデオの取込み用ケーブルをたまたま持ってたのを思い出した。
と思いきや劣化脳の記憶に不足は付き物で、従兄宅へ貸出したままだったのを忘れてたよ。
そのせいで予定寸前になって一回中止させて貰っちゃったが、試せた処でそんな魔活用で行けたかどうかは定かでは無い。
処でその時点でHDMI-USB変換が思い浮かばなかったのは門外漢の為せる技だったかもだが、微壊君は別用途で単独使用の可能性がまだ残ってたのにも依っている。
宅内では半壊君とどっちでも行けるが屋外持出しとなれば微壊君しか無理だし、他で使わない方だったら設置しっ放しも可能で楽チンと思ったからだった。
<つづく>
« 音楽備忘録318 エレキのスピーカ② | トップページ | 音楽備忘録320 エレキのスピーカ③ »
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
「音楽」カテゴリの記事
「PA」カテゴリの記事
- 音楽備忘録1865 J-POPでの無駄な苛烈サウンドに異議あり⓴(2024.09.24)
- 音楽備忘録1855 メカニクス的に低難度だが感覚的に高難度な奏法への不等蔑視問題➍(2024.09.14)
コメント