« 音楽備忘録276 バスドラペダルとフレージング21 | トップページ | 音楽備忘録278 バスドラペダルとフレージング23 »

2020年5月10日 (日)

音楽備忘録277 バスドラペダルとフレージング22

もし俺がヴィジュアル系を目指したかったりしたらってそう云うニーズは偶然生じなかったけど、チビなのにゴツくて…だから今よりもっと苦しい事になってただろう。
でも殆どのケースって希望と理想は先ず一致してくれないし、どっちかってば正反対な位のが多かったりするよね。

これが商業的に成立させようってんなら無理な注文で即終了だけど、私的な趣味に留める場合に却って微妙な状況を生んじまったりするもんだ。
上手く行かなさそうでも体感したいとかそう云うのだったら絶対否定すべきじゃないけれど、上手く演れ無さ過ぎて全く楽しめなくてはそれも困る。

なのでプロじゃ無くたって工夫は必須で、でももし独自の秘策でも思い浮かんだらそれ自体も大いに楽しみの1つとなる。
そこで今回から「向いて無いけど何とかしたい」へ焦点を当ててくとするが、それにはやはり機材や奏法の選択は大変重要となって来る。

一参考例として俺のSpeedking使用前・使用後に出た相違を述べとくと、それ迄出来なかった思い付きもしなかった技が可能になったのは概述の如くだ。
がそれだけじゃなく嫌いなタイプの現代ペダル使用時にも結構な相違が出てて、無論ペダル違いに対する慣れは少し要ったがSpeedking使用時よりは大部落ちるも使える技がかなり増えてたのだ。

それからすればSpeedkingは随分第一印象の悪いペダルとも言え、古典ペダル未体験だとその期間も相当長く感じられてしまうらしい。
今はほぼ手放しで絶賛してるがここに至る迄は遠い道のりで、この方面ではヲタの俺を持ってして凡そ3年位掛っている。

生来の相性もありはするだろうが歴史的観点に立って分析すると、それでもSpeedkingかPremier 250系統のどちらかが大抵誰でも許容範囲に収まる筈だ。
この2つが特に現代ペダルと違うのは全てが「軽い」処で、恐らく必要最低限の抵抗勢力となってると思われる。

先ずバネが強過ぎたら腰・膝より非力な足首で踏む気が萎えるが、それにはどうしたら無理無くバネを弱められるかも影響して来る。
足が離れた状態でビータがペダルのニュートラルポジション迄戻せない程弱くは通常出来ず、それは主に可動部の重量に支配されている。

丈夫な程安心で良いには違いないがでは例えばエレキGuitarの1弦は、全力で引っ張っても絶対切れない程丈夫なのかだ。
それも演奏時のやり方と比較してでは無く、両手の全部の指を掛けても良いし軍手か何かを嵌めても良いとしてだ。

なんて試した事無いからどうなるか知らんとは無責任な話しだが、Bassの最低音の弦ですら登山用のザイルみたいに頑強な訳じゃ無いよね。
それがどうもイメージ先行でドラムのだけ変なドーピング信仰みたいになっちゃって、何でも演れるより先ず頑強みたいな悪い病が氾濫しちまった。

これとは逆にエレキ弦楽器の方では弦をどんどん細くしたり弦高をやたらと下げて、こんなに速く沢山弾けてどうだ凄いだろうって商業主義オリンピックやってどうすんのってね。
歪ませを無暗に深くするのなんかも稚拙さでは同様で、弾き損じて弱くなっても足りるだけ歪んでくれっから楽だなんて…。

これってどっちも「それしか演らない」「そっちしか気にしない」ならそれでアリに思えるだろうけど、潜在意識が植え付けられてない人が聴けばそれ以外も気にされるんだからさ。
そこで敢えて世に問いたいのがJohn Bonhamより強い爆音が出せる人教えてで、同じ位の人なら居ても誰が聴いても明らかに上回ってる人は居ないと思うんだけどねえ。

でそんなのへ初めて到達した人達は当然てば当然だけど、現代比だと遥かに軟弱な機材で皆それを達成してたんだよね。
専用じゃ無いし特化してないからそこ迄持ってくのは中々大変だけど、道具に色が無いって事ぁそれって全て「奏者の色」だったって事なんだけどどうすかねぇ。

故に古典ペダルは根気の要る事おびただしいのが現世相にはマッチしないけど、私的には最低5年は継続挑戦してからダメ出して頂きたい。
しかも得手不得手無関係に何でも試してみて貰って、けどその代りそれにある程度慣れて来たら必ず奏法が増えてたりするの請合いですから。

<つづく>

« 音楽備忘録276 バスドラペダルとフレージング21 | トップページ | 音楽備忘録278 バスドラペダルとフレージング23 »

文化・芸術」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

Ludwig Speedking」カテゴリの記事

ドラム」カテゴリの記事

ペダル」カテゴリの記事

奏法」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 音楽備忘録276 バスドラペダルとフレージング21 | トップページ | 音楽備忘録278 バスドラペダルとフレージング23 »