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2020年5月30日 (土)

音楽備忘録297 エレキのPU選択とToneのセッティング②

Single Coilでもフロント+Toneセッティングの工夫で、一定以上に歪ませた時の使える範囲の拡大が可能な処迄来た。
だが良い事尽くめかってばそんな虫の良い話はやはり無く、パワーコードのバッキングに使える様にするには更なる工夫が要った。

ソロとメロの両方を1つで行けるToneセッティングにしてると、低い音域の方で伴奏するには大人し過ぎとなり易かった。
それで何が困るかってば、伴奏のリズムが埋もれ易くなってしまうのだ。

ここで厄介なのは伴奏パワーコードを異音色2本にしたい様な場合で、元が悪く言やおデブのハムバッキングのフロントは幾らToneを弄ったって流石に使い辛いのもあるからだ。
なるべく差を大きくしたいとなるとそれだからSingle Coilの方をフロントとするしかないが、Toneセッティングで高域を控えたり中域を多目にするとどうにも切れ目がボヤけてアカンがな。

そこで本家Char氏がどうしてるか聴いてみれば、Toneセッティング自体は殆ど高域全開な感じとなっていた。
尤もそれもJohnny,Louis&Char(Pink Cloud)時代のの話しで、3ピース故普段のLiveでは他にGuitarの音は入って無いって条件下での話しだ。

何れにしてもPUのタイプに拘わらず各位置のに対して最適Toneセッティングにしちまうと、そのままではもう片方の方は最悪許容範囲から逸脱してまう。
そのせいでも無いだろうが各位置共通セッティングで両方使えるとしたら、半ば低音域がしっかり聴こえるのを放棄しちまう手もある様だ。

実例としては’70~’80年代の所謂LAサウンドってのがそんなMixバランスとなってて、ドラム以外は低域の量を必要最低限度に抑え込んどくって方法だ。
瞬時に鳴り止まないのの低音が全て控え目になってればそれにマスクされる心配も激減するし、フロントPUでしか出せない低域も非扱いにすれば自動的にリアとの差も縮小されるって構造だ。

低域は必要以上に含有量が多いとむさ苦しくて聴き疲れし易くなったり、他パートを侵食し易いから少な目で良い程安全だし全体が爽やかになって宜しい。
けれど曲や演者のコンセプト次第では軽薄過ぎになったり、厚みに乏しいって欠点もある。

聴くだけなら嫌いじゃ無いこのサウンドも、Bassに暴力的な低音をなるべく出させたい俺には不都合だった。
だって電気の助力無しではそんな量的バランスの音は出せないもん、折角の特権ならなるべくそこはしっかり出しときたいかなってね。

それとGuitar単独でも問題化するのがAmpで歪ませる場合で、足りなきゃ困る低域も過多となれば歪み音色自体にも悪さしてしまう。
今だとPUと同時にEffector等でセッティングも変えちゃえば済みそうではあるが、2度手間を要すのには違いない。

それでも常時低域減らしをせずにフロントPU使用を放棄したくないのは、Bass音色の他にも生楽器に負けたくないのもある。
エレキの都合だけでMixの音質バランスを変えるには、時にそのままでOKの生楽器の音質バランス迄改変しなきゃなんない事も出て来て勿体無い。

もっと突っ込みゃこれ次第では各パートの低域が、どれも聴き取れる状態になる音量バランスが実演奏時と違ってしまう事すら起き得る。
Liveと録音で違う趣向を2倍楽しめますなんて言い逃れするのも手かも知れんが、録音物を耳にした時点で頼り無げだからLive行くの止そうなんて思われちゃっても嫌だしねぇ。

<つづく>

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