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2020年4月22日 (水)

音楽備忘録259 バスドラペダルとフレージングⅣ

近年は若年層でSlide奏法を使う人が減ってる気がして、おじちゃん淋しくてしょーがねーわ。
これって俺的には足の速度はそんなに追求しませんって言われてるみたいなもんで、手の方だとバズロールが軽視されてるのを従兄は日々嘆いて居ります。

今日日はメジャーなのであれば欲しい情報が昔より格段に手に入り易くなって、そのせいか奏力にも結構な2極化が激しく感じられる。
これは例え不完全を嫌悪し過ぎてか初級者でも挑戦し易い技が敬遠され気味だからと思え、それが冒頭の2つなんかだ。

手でも足でも綺麗で完璧なDouble Strokeにはかなりの練度が要って、最初からそれを目指すと特にタイプ的に不向きな人だったら途中で投げ出したくなるの請合いだ。
俺自身数年前から「本気」で従兄から時々教わる迄は、苦手意識の強かった物はかなり敬遠ばかりしていた。

けれど叩かなきゃならないニーズはかなり昔からあって、全くの幸運な偶然だけど手ならPush系足ならSlide系は苦にならなかったのでそれで賄っていた。
Drummerヲタ観点ではかなりまやかしっぽく思われてただろうが、楽曲全体としては一応合格ラインはクリアさせられてたと思っている。

勿論もっとしっかりした演奏の方が素晴らしいけど、Drummerにしか受けない曲や演奏をしたい要望は俺には無かったから…。😅
それと最近は何でも整然としててシャープなのばかりが人気みたいだけど、かつての達人にはわざと不器用だとか原始的なムードを醸し出したりもして上手に活用していた。

一例として汚い若しくは潰れた感じのSnareのゴーストノートを挙げとくと、わざと粒立ちを曖昧にさせ且つ後ろへ行っても弱くしないなんて独特なのがあった。
普通のでもこれでも技術的にはリバウント利用には違いないが、普通じゃ無い方のは言わば片手だけの瞬間的バズロールそのものだ。

俺が手の細かいのが苦手だからこそ!?熟知してるのは、ロールの場合だと左右の切替時が滑らかにならないので一番腐心している。
ので上記のみたいにもし片手だけで終えて良いとなると俄然元気が出て来ちゃって、是迄これを使いたいのは出て来て無いがいざ鎌倉となった日にゃ妙な自信もあるってもんだ。

実際の多くの楽曲ではそれがプレイヤナルシズムに支配されてるの以外は、テクニックが要っても一度に全部とかずっとてのは無い。
となりゃ不完全でも「出来てる処だけ」でも案外活用出来る場は多いもんで、その入り口としては苦手な相手でも一応練習試合はやっておくってのが良いだろう。

故にどうせSlide奏法なんて出来ないからそれが無理なペダルでも良いや、なんて投げ槍になっては自らの将来性を自ら殺してしまうのだ。
これは又もしかしたらかなり偏ってるかも知れない今の自分にだけ最上級の環境を与えてしまう様なもんで、より一層偏りを助長させて遂には家へ帰って来られませんでしたなんて…。

つまり今にだけ都合の良いペダルにしちまったら、先々苦手がもっと苦手になってしまうとね。
これがまだドラムスティックみたいに比較的短期消耗品なら変更機会が多いから良いが、ペダルは費用・習熟期間・更新機会がそれより格段に低いのも是非憶えといておくんなまし。

それと現代は超強力な機械アシストと何でも増し盛りの流行で、大勢は分かっちゃう不完全を世間へ晒すのを極度に危惧してる様だ。
が下手だから上手くなったら出すよって気持ちは分かるけど、出しちゃって思い切り叩かれちゃって位しないと中々巧くなれるもんでも無いんだよなぁ。

なので完全にアウトなのは出せとは言わんけど審判次第でとかリーグが違ったらセーフかも程度迄仕上がったら、兎に角物は試しで披露してみるのが先決あるね。
もし世界一上手い奴が見たり聴いたりすりゃ、どうせ2番手以降の奴のなんてショボくヘボくしかなんないんだからさ。

<つづく>

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