音楽備忘録267 バスドラペダルとフレージングⅫ
前回の「が」から続けるが、もしかしたらこのセンシティブさのせいでバネ弱を毛嫌いされてるのもあるかも知れない。
だとしたらと思うと益々反論したくなるが、これは普段から俺が反体制的とか反抗的だからでは無いのだ。
正直音楽や電気以外の事では自分でも怪しさ位は感知してるが、必要な音を求めた結果からこれは譲れないし譲らん方がマシと痛感させられている。
現代はたかがRockですら多方面に渡って複雑化も著しいのと、悪い意味での何でもセルフ又は自己責任論の横行が難解化促進に繋がってると考えられる。
それでも機材の種類が限られてたり応用が利かなきゃ何処かのタイミングで白日の下となりそうだが、生演奏を謳っといてClickでもループでも切り貼りでも何でもありじゃ犯人特定は困難極まり無くて当然だ。
とは言え作品を78回転SPレコードでしか発売しないなんてのは通用しないから、今じゃ豊富な本番体験から学ぶのは厳しくなったかも知れない。
本来なら本番体験に勝る学習機会は無いのであるが、仕方無いから例えば練習時の録音はスマホでもマニュアル録音レベルでやってみるとかだろうか。
閑話休題で戻ってくが俺言い「柔軟アップヒール」+バネ弱はセンシティブっても、バネ強なら許容範囲に必ず収まるとか演奏が楽になるなんてのは一切無い。
強いて言えば失態が若干バレ難いってだけで、本質的な差は全く無いのだ。
これには先ずペダル自体がニュートラル位置にある時の、その反発力たるや如何にを念頭に置いて頂きましょう。
バネの強さは例えば1cm引っ張るのにどれ位の力が要るかとかで表されるが、極論的には全く引っ張ったり押されたりしない時全てのバネは共通に張力・押圧ゼロで一切の例外無しだ。
となるとバネ弱でも一番伸ばされてるのと、バネ強でも一番縮んでる時を比べたらどんなもんだろうねえ。
そしてもしたまたま爪先が無意識に干渉してるのがそのポジションになってたりしたら、そん時ゃバネ強でも要らん影響を大きく受けてる可能性が高くなるぞ。
こうして考えりゃ柔軟アップヒールがバッチリ「嵌る」には、ペダルの他奏者の体格・筋力やその性質全部を総合しないと最適値は得られんとなる。
これには奏者に非依存の適正テンポ範囲はあるけれど、各奏者の肉体的バランス速度等も到底見逃せない。
つまり人次第で結構まちまちになってて当然で誰かのが全く参考にならんと迄は行かなくても、基本的には本人が試行錯誤で探し当てるしか無いと考えられる。(但し音にはハッキリ出てるョ)
どうしても真っ先に挑戦したい人に無理に止めたりゃせんですが、そこまで大変で何時成果が得られるか分からんなら別の方法が先の方が利口だと思うんだよね。
例に依って個人差千差万別だから適正はあろうが、それが「ベタ足」若しくは少しはそんな意識を持つってのだ。
おっとその前に親切だから「どうしても君」向けに対策を一応伝授しとくと、俺は疲れるし手と当たるから嫌だったが「Strokeは大奮発」若しくは絶対にケチらないって方法だ。
腿とか膝の上下動を見て「こんだけ上下させてんだから爪先だって足りてるだろう」って、勝手な思い込みを封印すると言い換えても良い。
上から眺めてどんなに大袈裟過ぎと思えても、もし「下が不足」だったら恥じずに盛大に脚をブンブン動かすしか無い。
極上サウンドが欲しいとなりゃどんな手法を用いたってそんなに楽になんてならなくて、楽になる場所が手法次第で変わるだけと心して貰いたい。
因みにⅡでもしそれでもStrokeをそんなに大きくしたくないと贅沢を言うなら、その1はフットボードは従前より手前目を踏んでみましょうと答える。
尤もバネが奥でギリギリやっと踏める程強いと無理だよねえ、そーすっと俺が喜ぶバネ弱に少しは再調整しなきゃなんないねぇ。😃😃😃
これを利用するとバネ弱でもその分手前を踏めば手ごたえもとい、バネ強時と同じ足ごたえは簡単に味わえちゃうねぇ。(距離的深さは違っちゃうけど😓)
これってフットボードが長目になる程人力加減巾が広く取れるっ事で、だから従兄を始めとした一部の人はやたらと長いの欲しがったりするのかな。
<つづく>
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