音楽備忘録227 この際だから政治と絡めて音楽を考察しちゃおう②
現行本邦総理は恰好だけの無能者であるが政治信条隔離の為それは敢えて一旦不問として、音楽屋は彼とは立場≒構造差から来る相違の理解をここでは促したい。
極例その1として運転手を挙げれば、春眠暁を覚えずだからってデスクワーカーみたいに居眠りされちゃ皆が困るでしょ。
極例その2として過激なスポーツや肉体労働の現場を挙げると、私的ではあるがホントに安全の為なら暴力の完全否定は好ましくないと思っている。
飽く迄「極例」ですから実際はそこ迄へ到達する機会は稀と考えてるが、下らんミスで死んじまうのとタンこぶだけで済むのじゃ比べる迄も無いでげしょ。
今度はその逆で生徒から幾らボコられても一切反撃に転じない教師、又もや一応私的としとくが教育上は最低のパターンだ。
ヤバさ力が一定を越せてればどんな無茶でも押通せるなんて、そんな現実に反する誤認を助長させ兼ねんがな。
さて前回から変な宗教紛いの観念論みたいなのが又始まってるが、俺が力説しようとしてるのは趣味嗜好では無く構造的な面での正確な認識だ。
政治家の仕事は立法でそれは政策実現に欠かせぬが、実際にそれで出来た法律を運用するのは別人だ。
だが音楽では担当次第で差はあるが、やった事が必ず音に直接反映する部分が廃せない。
これが例えばオールデジタルになって全て数値で管理可能となったからって、参考にした人と同じ数値設定さえすりゃ同じ音が得られると勘違いしてる奴が既に居る疑いが濃厚だ。
ご参考に業界さんがそんな風に口走ってたのを素人さんが誤解する原因を想定すると、その人なりの手法が既に確立されてる処が抜けてるからだろう。
技師がそこへ至る迄には奏者も機材も既に体験済みで、常連さんが来たら注文も訊かずに予め用意しといたコーヒーをさっと出してる様なのの音楽版って事。
そりゃコピーの曲とかならやるのが初めてでも再現性もかなりのもんだろうが、自前の新曲とか他人が誰も知らないのの数値設定には直接的な参考値はまだ存在してないのだ。
それからすると「さじ加減」は結局個人固有のままで、必要な事が足りるだけ理解出来て無きゃしたいだけの表現をするのは困難なのだ。
国会に出席するのに議員には一定以上の正装が要るが、ある程度迄は野次を飛ばすのは黙認されてる。
質疑応答の内容が形ばかりでもそれも容認されちまってるが、言葉遣いに対しては内容よりは格段に厳しく扱われる。
本来ならここ迄「空っぽ」になる位ならいっそ殴り合いをしてでも、大事な議題に対してだけは誠実であって頂きたい処。
何て思うのがもうある意味Rock的思考なんだろうが、国会自体には正規の裁判機能は無いから誠にけしからんがあれでも辛うじて成立しちまってるのだ。
勿論問題のある議員は激しい追及を受けはするがもしそいつが無神経で無責任だったら、審議停止も何のそのでシラを切り通せば有罪に迄は出来ない。
証拠を持って来て提示しするにしても知らぬ存ぜぬで押通されると、それを覆す程の物は警察じゃ無いから入手し辛い。
だがこっちサイドは口パクらー以外はLiveでも実際に音を出さなきゃなんないんだから、国会みたいに体裁だけを気にしてなんかとてもじゃ無いが居られない。
尤もこれは一番目立つ決定的な事例なので誤認のしようも無いが、それこそ口パクを筆頭にすぐ次の段階からはもう勘違いし始めてるのが増殖中とは情けない。
因みに俺言い「口パクらー」にしても録音では、どんなに細切れであろうと最低限1曲を構成するのに必要な音は出してるし出さなきゃなんない。
最悪はそれすらCDのクレジットに虚偽記載してるのなんかもあるやもだが、流石に歌(肉声)となれば先ず無かろう。
ご存知の方も多いだろうがボーカロイドの声、その音源の音源は人の肉声を記録した物だ。
それ故例えば「あ・い・う・え・お」等必要な「歌声の部品」は、誰かに声を実際出して貰って入れている。
<つづく>
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