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2020年3月12日 (木)

音楽備忘録218 ジャンルへの拘りと他人の見立て➄

今回は予備校チックなタッチ!?になるが、具体的な傾向と対策へ突入する。
取敢えず初期段階としては高度とか深み等には敢えて耳を背けて貰って、ベーシックオンリーでも事足りてるかへ注聴する覚悟で臨んで頂きたい。

後で非ベーシックなのについても記してくが、必須じゃ無い要素が加わってても可とするとどうしたって基礎部分の判定が曖昧になったりするからだ。
そこで私的体験に過ぎぬが割と最近に偶然そうなったのを例示するとして、パートはDrumで「Al Jackson Jr.ごっこ」とでも命名しとこう。

彼はその気になりゃ実は結構なテクニシャンだがSimple is bestを信条としてた様で、殆どの作品で遊び皆無じゃないけれど絶対必要なの以外は叩かないのが特徴だ。
だから「ごっこ」をするに際し例えば全盛期のSteve Gaddのみたいに、取敢えず象徴的なフレーズをなぞれれば一応それと思って貰えるなんてのは
不可能なのだ。

真似する人の現況テクレベルがどうであれ余計な小技を混ぜると本家からはどんどん遠のくので、その点では今更面白く無いかも知れない。
なので真似て似てたらそれだけで喜べる様な好みのを対象にしないと厳しいが、ごっこ=ゲームと思えば普段の自分のスタイルからは開放され易いと思われる。

尤もそもそもベーシック部分に魅力や興味が薄い人だと半拷問になる可能性もあるが、そうなったらなったで今一度どうしても○○屋と本当に思われたいのかを良く再考してみるのをお勧めする。
特に自分と他人の認識がズレててもそれなりに評価を貰えてるなら、何と思われるかは大した問題では無い。

運良くジャンルだけは思惑通りに認識されても、つまんねーの・最悪・2度と聴くもんかなんて思われたらお終いなんだからさ。
反対にどうしても○○屋と思われたい・なりたいのであれば、先ずは自分なりに「ごっこ」意欲が一番湧く課題曲を探す処から始めるあるね。

こんな模倣以外にも方法は恐らく色々あるだろうけど、物真似の利点は本家との比較で達成度が測り易いのはお忘れ無く。
又迂闊に模倣した結果独自性を損ねやしないかと危惧したり、根本から純粋に自分流を確立したくて忌避してる人も居るかも知れない。

だが一寸意地悪にその真相を暴露しちゃうと、そんなのは単なる自信不足の裏返しに過ぎない。
唯の音なら未だしも音楽となると多少なりとも、既に耳にした事があるの以外は絶対に繰り出す事が出来ないものだからだ。

例え全く偶然遭遇した「新鮮な音」であっても、いったい新鮮と感じた感覚の元は何処から紡がれたのかだ。
最悪の場合聴いた事があったのを忘れてただけなんてのもあって、すっかり「貰った」なんて心酔した後で人から「とっくにあったよ」なんて指摘されちゃったらどうよ。

拒絶反応を避けたいのでこの俺言い「既に耳」について少し掘っとくが、これは実際の音より聴いた本人にとっての印象の事だ。
だからそれを更に他人が耳にした時「そっくり」と感じる人も居れば、全くルーツを感じない等反応は千差万別だ。

又演者が意図的に引用(代表例だとオマージュ)すれば万人にそれらしく聴こえる様にするが、奏者内部で「独自に消化されて」出て来た場合は大抵は何かが足されたり引かれたりしててまんま出て来る訳では無い。
困るとすれば全く無意識でいてほぼそのまま出て来ちゃった時で、更にそれを無根拠にお初だの新開発だのと思い込んじまった場合だ。

手前味噌でスマンがバスドラの俺言い「1足3連踏み」にしても、それなりに可能な限り調査してから発表してんだ。
自力だけじゃ不安だから従兄の太鼓の先生に、彼が辟易する位しつこく確認を取ったりなんかもし乍らね。

貴重なチャンスだったからこそ後で落胆したくなくて、それ故「連続Slide」に関しては決して元祖とか本舗等と俺は名乗っちゃいない。
これは従兄のお陰で自技開発より少し前にJojo Mayerが演ってるのを知って、寧ろ知ってたからこそ彼より一歩先を目指して成功した位だ。

因みに近年になる迄は気分次第で好みのを渡り歩き、それはそれでそれなりのスキルアップには繋がっていた。
その過程で変なのを勝手に思い付いて幾らかそれも演り続けて来てるが、「ものを知らん」(少なくとも足りて無い)ままだったから上手にアピールするのさえ厳しかった。

気分的には独特・独自のつもりでも実際珍しいのかどうか等が当時の自分じゃ正確に判定出来ねんだから、良くて宝の持ち腐れ・駄目なら只のあ~勘違いで終る処だった。
これぞ正しくくわばらくわばらあるねん、ミス無し体裁ばかりを呑気に気にしてる場合じゃあらへんのや。

<つづく>

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