音楽備忘録228 この際だから政治と絡めて音楽を考察しちゃおう③
理系の癖に話の順番がまちまちで読み辛かったらゴメンなさいが、筆者としては気紛れの他にも一応思惑があっての事なり。
俺は問題外としても現実世界には気象を始め予測し切れない変動パラメータがあるもんで、それ故「空気中で音を出す」限りは一般的な理論だけでは制御し切れないのだ。
それへの対策を講じるには適応力が要り、想定外に遭遇してもなるべく求める方向へ近付けられる知恵が要る。
ここでの想定外は「理屈に合わない」部分についてで、人間自体がスポーツでも何でも完璧に予定通りには出来ないんだから絶対外せない。
因みに例えば完全試合を達成した名投手でも、些細な投げミスが皆無なんて先ず無い。
ではどうやって不完全を駆使して完全な結果を得たのかだが、極端な話し全球ミスっても試合にだけは勝てる程度になる様な手法を確立してるからだろう。
その1つにどれだけマージン(余裕or猶予)を持たせとくかがあって、それ故私的には必須で無いならClickは使うべからずとの考えは揺るがない。
近年の達人ではClickを使用しても充分Grooveさせられてる人も増えたが、それを根拠或は目指してるからだとしても迷わず必ず使うのには大きな疑問を持っている。
ってのも昔なら諦めるしか無かった持って無いとか弾けない楽器の音を入れたい時ゃ、今だから可能になった打込みを活用するしか無い。
無しでも行けるかを試して駄目でも使うなとは思って無く、無試験=無証拠なままで「使った方が好結果」では盲信状態に陥ってる。
奏者に個性があればある程他人のDataの有効率は下がってると思われ、逆に完全に当てになる様だったら本家の偽物には価値が無いからお呼びが掛からないだろう。
他人から学ぶのは何だって非常に大切だが、生身の肉体を直接駆動させる分野では「個別実験」をしない事には正確なDataは得られない。
この状況の原因を考察してくと、自らの立場への理解不足が根底にあるのではと思い始めている。
概述の通り国会議員の仕事は法律を作る事で、良い法律さえ作れれば取敢えずは合格となる。
もしその法に従って上手く行かなくても、実行者に多少なりとも不備が認められたら幾らも罪に問われないシステムだ。
実際にはそれだと他国等との競争に負けるの必定で現に近年本邦じゃそれが表出してるが、スポーツチームの監督なら本人に一切の瑕疵が無くても成績不振なら即解任だ。
そんな体たらくで政治屋だけクビにならない唯一の原因は、一定以上の規模になると国は直には無くならなさそうだからだろう。
暫く前に三洋電機が消滅した様に私企業だとかなりの規模があっても存続の保障は不確実で、それが音楽なんかだったらもっととてつもなく「脆い存在」だ。
そこで成果を上げようってんなら「足りればOK」って発想じゃ不適切で、少なくとも実現性に問題が無い範囲ではもっと向上の余地がある方を選択するのが理解出来てれば自然だと考えられる。
強いて逆の面に触れとくなら「雇用前の音楽家」で、雇われても居ないなら幾ら失敗してもクビの心配は無い。
その点では政治家と違ってホントに人畜無害なんだが、無成果が延々続いても凹まない程忍耐力があるのならそれを別分野で活用したら大繁盛しそうだ。
例えば上記例みたいに表立った害が無いにしても、心理面以外にも手法選択等に政治からの影響は大きく働いてると考えられる。
私的には今のコロナ感染阻止には暫くは集まら無い方が適してると思ってるが、政府からの要請は飽く迄「自粛」であって禁止では無い。
にも拘らずこれは極例だが近隣住民からの通報でLiveが中止になった等、無縁と決め付けられる確たる証拠提示が出来ない限り無視するのは現実にそぐわないと感じられる。
そして我々にとって何が一番怖いかってば、何処にどれだけ政治からの影響の可能性があるかの判断がかなり不足してる処だ。
<つづく>
« 音楽備忘録227 この際だから政治と絡めて音楽を考察しちゃおう② | トップページ | 音楽備忘録229 この際だから政治と絡めて音楽を考察しちゃおう④ »
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
「文化・芸術」カテゴリの記事
「音楽」カテゴリの記事
「PA」カテゴリの記事
「電気」カテゴリの記事
« 音楽備忘録227 この際だから政治と絡めて音楽を考察しちゃおう② | トップページ | 音楽備忘録229 この際だから政治と絡めて音楽を考察しちゃおう④ »
コメント