« 音楽備忘録166 エレクトレットコンデンサMicの爆音対応魔改造➄ | トップページ | 音楽備忘録168 エレクトレットコンデンサMicの爆音対応魔改造⑦ »

2020年1月21日 (火)

音楽備忘録167 エレクトレットコンデンサMicの爆音対応魔改造⑥

お次はPrimo EM-70ユニット利用の「物理的加工」にフォーカスしてくがその前に、可否判定についてだけは先に触れとこう。
電気面は後に魔改造後の回路図等も掲載予定なので乞うご期待として、幾らアホな俺でも全く見当も付けずに何でもバラしちゃうのは子供の内に卒業したのだ。

これと4545のユニットは組込み・保持・製造性等の都合で、同規格で更にフレーム共々ユニット化されている

なので先ずはこの大ユニット部分だけの状態にして、4545の胴体と仮接続させて周波数特性等の簡易特性計測が簡単に出来たのだ。

概述の如く超指向性は通常Micユニットより、アコースティックフィルタ(音響調整管)依存度が高いのも概知だったからだ。
この段階では単に「外しただけ」だからもし結果が駄目だったとしても何の心配も無く、只「残念でした~ぁ」とか呟きながら元へ戻せば良い。


して結果はアコースティック…無しだと4545より却って若干指向性が広かったが、CymbalへのOn Mic使用が前提なのでこれはセーフだった。(Mic位置を工夫すればCymbalが遮音板の代わりになるので)
その他は回路内の抵抗値が違ったせいで感度差があったのみで、これはどうせ4545のだって後で調整するんだから無関係とGOサインとなった。

最初の難関は入れ物(筐体)をどうするかだが、概述の如くBestでは無いがそこそこのが発掘されたのでそれをどう加工してくかとなった。
ユニットの保持は高域の濁りがご法度となるので堅牢とはせず、筒とユニット間にスポンジを詰める事としてこれは一応クリア。

これなら楽チンなんて思ったのも束の間、転用出力トランスが筒にギリギリで入らないのが判明しちまった。
これは本来Mixer卓の平衡Mic入力用ので、その為トランス本体はクロムメッキの鉄製円筒に収められていた。
しかし流石にそのままでは太過ぎて駄目だし、Micの場合は金属製の筐体でシールドされるので取出してみたが…。

Sony-f96
それが一応概寸も測っといたのに無理だったのはトランスサイズよりも、上画の如く転用筐体の形状が問題で後にそれが諸悪の根源と化した。
もし平らに凹んでなかったら楽勝で入ったのにぃ~ってもしゃーないから、内側から少しづつ慎重にヤスリで削って行ってみた。

いやね削るのは根気が要るだけでどうって事ぁ無かったんだが、穴が開かないつまりシールドを保った状態じゃ入りきんないのが分っちゃったのよ。
それでも続行しようと思ったのはベンチテストで、転用トランスなのにあまりにも音が良かったからなんス。

多分Primoのはタンゴか山水ので、悪くは無いがタムラのにゃ敵わなかったんだろう。
仕方無く平面部に穴が開くのは許容して、後から金属板を追加してシールドする事にした。

これで漸くと思ったらまだ甘しで、今度はテーパー状に後ろの方が細いのが問題になっちった。
SM58もそうだがこの手のMicは手持ち時配慮でか上向き保持ならスリ抜け難いから親切なんだが、今回用途では下向き常用となるので細身と相まってそれが仇となってしまったのだ。

又々仕方無くガラクタを漁って丁度内径がピッタリの塩ビ管に、太い頭部だけ露出させてスッポリ突っ込む事とした。その代り怪我の功名で、4545には付いてたLow Cut SWの追設は可能になった。

最後に重要案件を記すがそれは「指向性の為の穴」で、転用筐体のは無指向性のだったからそれが無い。
そのままでは概述「逆相打ち消し作用」が機能しなくて困るので、3mmの穴を確か7個位転用筐体のユニット背面横になる位置へ開けて置いた。

こんな事なら金属のパイプと網でも買って来た方が作業や設計は楽そうだが、近年じゃ街の模型屋さんがほぼ滅亡しちまってるから材料入手が大問題なのだ。
経費的に通販での送料上乗せが嫌なのもあるが、それより実物を手に取って見られないのが困るのだ。
例えば金網の目の細かさ等はそこそこ想像が付くが、硬さは触ってみなきゃ良くは分かんない。

こないだ偶然従兄の処で模型屋の話題が出たが、彼は模型屋が近所にあった当時は「小物のホームセンター」としてしばしば利用してたそうで一寸意外だった。
俺は鉄道模型を始めプラモデルもかなりやったので足げく通ってたが、そう云う趣味の無い人にも大いに助かる存在だったらしい。

今でもある大規模な日曜大工の店の多くではMicの頭に使える様な、網目も大きさも小さいのが大抵は置いて無い。
小さいのになる程所望との僅かな差も問題になるので、こんなので未来の方が不便になるとは夢にも思わなったよ。

<つづく>

« 音楽備忘録166 エレクトレットコンデンサMicの爆音対応魔改造➄ | トップページ | 音楽備忘録168 エレクトレットコンデンサMicの爆音対応魔改造⑦ »

音楽」カテゴリの記事

ドラム」カテゴリの記事

PA」カテゴリの記事

電気」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 音楽備忘録166 エレクトレットコンデンサMicの爆音対応魔改造➄ | トップページ | 音楽備忘録168 エレクトレットコンデンサMicの爆音対応魔改造⑦ »

フォト
2021年12月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

最近のコメント