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2020年1月 3日 (金)

音楽備忘録149 音響機器の寿命①

流れで久々の寿命シリーズ再開となったが、今回は場所と方式についてだ。
今回は使用者立場での寿命の定義から入るが、現代の一般論では無修理で持つ長さと考えるんだろうけれど…。

機種変が無問題なら新品販売価格は、昔からしたら夢みたいにお安くなった。
だが音楽の世界では先ず楽器は古くても変えたく無かったりとか、周囲との関係性を考慮すると安易な機種変が不都合な場合も多い。
なのでスタート地点で二手に別れると思われるのが、修理等メンテをどうするのかで異なって来る。

金に糸目を付けんと言っても扱える業者が確保出来て無きゃ遠吠えに終るし、幾ら根性があってもスキル不足だと自分で修理するのが困難となる。
そう云う場合は冒頭の一般論と同じに思っとくしか無く、そんな人程例え保守的なのが嫌いでも攻めない方が得策だ。

俺が私的趣味以外でも球球と毎回騒ぐのはこれもあるからで、例えば長年に渡って大きな変更の無い定番エレキAmpがどうやっても治して貰えんかったなんて只の一度だって訊いた覚えが無い。
因みにお気を付け頂きたいのが石のAmpで、PA用等での定番機種だと「一応」修理可能なのも多々あるのは確かだ。

が影響が僅少な場合もあるにせよある程度経年があるのだと、実は完全な復調はほぼ無理なのだ。
原因は前回迄述の如く元のと同じ部品が無くなってたりするからで、厄介なのはやってみてそれをユーザーが聴いてみてからじゃないと許容出来るかどうかが分からない処だ。

それがまあまあ上手く行く珍しい事例としては、過去述の従兄のモニタスピーカの修理をしたの位が関の山だ。
お互いの事も彼所持スピーカの事もたまたま熟知してたし、違う会社の製品を使ってもOKだった等特例テンコ盛りだったから何とかなっただけなのだ。
もしもう数年前だったら補修部品として正規のが売られてたが、それが尽きたって事ぁ「ちゃんとした処や本家」では完全復活不可能の為修理自体を断られるだろう。

この件に際し最悪時は候補落選部品は引取る覚悟もして臨んだし、候補品もこっちで勝手に決定せず相談したりプチ共同研究を経ての事だった。
こっから愚痴も混ざって来るが今もオーディオAmpを1台預かり修理中だが、これは録音等のモニタに上記スピーカを駆動させるのに使ってたヤツだ。

不幸中の幸いか従兄が用意周到だったかは微妙な処だが、現況は以前にやはりウチで治したので代用中だ。
しかし代役君は音色が歪みっぽく一般用途には支障しないも、録音モニタには向いていない。
従兄って事ぁ太鼓をMicで録るのが主となるから、感度高過ぎとか楽器に近過ぎてレベルオーバーしてないかの判定力は高い程良いのでね


これは「国産だから」か資料供給がやはり無く従前の修理が上手く行ったのは、故障個所が明白な上音色に無関係な部品の交換で偶然済んだからだ。
現在預かり中のの方が上記の塩梅なんでより治したい処だが、現時点ではまだ不調原因が発見出来て無く先行きは不透明な有様だ。

私的に最近の世間の寿命観念で疑問を感じるのはそれが人間だったら何度入院しようと手術してようと死ぬ迄なのに、機械だったら割とどんなのでも不具合が出る迄と差別!?でもしてるかの様な処だ。
どんな高度な医療を駆使しても何れは皆死んじゃうからだろうが、機械だって人よりゃ修理可能でも何時かは「もう治せません」がやって来る。

なので半ば私的ではあるが使い捨てじゃ困る物の場合、どれ位先まで修理が可能かなのが真の寿命と考えている。
勿論修理費用等も込みでの事だが、ではどんな故障が一番簡単にしかも素人が個人ででもやれるかが争点となって来る。
この一番簡単なケースを以下に例示してこう。

石の半導体の場合だとオペアンプICがソケットに挿し込んである方式だったら、向きさえ気を付ければ取替えるだけだ。
球の場合はその殆どが構造的には足の多く付いてる電球なだけなので、ネジ込み式と挿し込み式の違いがあるだけでやはり取替えるだけで済む。

上記2つはハンダ付け等も一切不要で、元の部品の型番が読み取れればOKだ。
と言ってもそう都合良い壊れ方をしてくれるとも限らんし、どこが壊れたかは見つけらんなきゃなんない。
それでもソケットってある意味ルールがあるだけでも、もし全く同じのが入手不可でも音色も含めた互換部品が多数用意されてたりと利点は多い。

それならそう云う構造になってるのを選べば良いんだが、石のは内部非公開のだとそれが分からない。
のが球のの多くは交換や放熱の都合で外から見える場合が多いし、今時わざわざ球を使ってるのにその情報を隠すなんて勿体無い真似は先ずされてないから余計有利なのだ。

<つづく>

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