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2019年12月 3日 (火)

音楽備忘録118 私的Audacityの使い方②

俺はAudacityユーザーとしては歴が浅いから本題は今後随時とするつもりだが、今回は「途中だけ録った」音声ファイルの処理についてだ。
そもそもはそんなのが可能かどうかも全く知らず、試したら出来たからやってるってのが実情って有様だ。

こんな調子だから他ソフトの状況にも大分疎いが、それでもそうして録ったファイルが「録った場所だけ」となってるのは今更にして初体験だった。
これをAudacityのプロジェクトファイルとして保存すれば位置関係も保持されるが、迂闊にそのまま書き出してしまうと後で大変な事になるのに最初から気付けたのは幸運だった。

アナログ記録式であればメディアは他チャンネルと同一なので無かった案件で、俺みたいな古い奴にはそれ迄培った感覚には無いので要注意だ。
近年のでは基本形態は割と古典的なのが維持されてるAudacityと違って、同一トラック上に併設される「テイク機能」のも増殖中らしい。

このテイク機能は慣れや体験に依って好みが別れそうな処だが、多チャンネル録音機使用のベテランとしてはあまり歓迎出来ない。
慣れれば便利そうなのは分かるんだが1トラック内で枝分かれがあるってな、1段階思考回路が深層化するのが煩わしさの増加と思えてしまった。

それはさておき本題へ戻ってくが、録るの全てをAudacityで賄えるならプロジェクト保存さえ忘れなけりゃ無問題だ。
が今のウチ等みたいに違う機器やソフト間を渡り歩かせるとなると、録る時に不精!?した分後処理で工夫しないと通用しなくなる。

旧来の録音の感覚では途中だけ録ったからってトラック長さは変わらなかったのが、記録媒体の節約にはなるが短くなる上「途中だけ」ってのはやはり異質だ。
現況では従兄宅でのDrum録音は3ヶ月位前まではオールインワンマルチ単独で、それ以降はオール機はインターフェイスのみを使い録るのはPCとなっている。

従兄の場合彼宅内でのData移動はUSBメモリに依ってるのでどっちでも問題無いが、マルチ機単体ではMixに不満がありずっとPCでやってるそうだ。
その点でPCで録ってしまえばオール機から移動の手間が端折れるし、録ったのを俺が持ち帰る際に手間も時間も節約出来るのに気付いた様だ。

ここまではめでたしだがDrumには同時録音チャンネル数不足で録るソフトにAuadcityが使えないから、宅で録ったのは互換性のある形式のファイルへの書き出しが益々必然となった訳だ。
ソフトに依ってはトラックへ読込んだファイルのスタート位置調整可能なのもあるが、非対応なら勿論の事そうで無くともその設定ミスや手間でトチる余地をわざわざ残すのもリスキーと思った。

具体的にどうするかだがデジタルの利点を考えればその曲分の長さのファイルへ、時間的に同じ位置へ貼付けるのが良さげと考えた。
さすれば先ずはその土台をどうするかだが、保存済みの他パートファイルを拝借・俺言いスタートClick以外を無音化して当てるのを思い付いた。

因みにAudacityには読込み設定があって直に読むかコピーを作ってそれを使うかがあるが、こんな場合は読み込みに少し時間が掛ってもコピーにしとけるから可能な技だ。
この選択次第での時間差も今迄の体験ではPC性能に依存するとは言え、起動が早くないソフト程度なので必然性が無いならコピーとしとくのがお勧めだ。

これより部分ファイルの貼付けに際しても同思想を適用し、元ファイルからは切取りでは無くコピーとしている。
そして貼付け領域設定はマウス等でも大体可能だが、確実性を狙って数値設定としている。
マウスはクリックする際に俺の持ち方の不備もあろうが微動する場合があり、そうで無くても微動なだけに誰でも検知し難いのではと考えている。

そもそもの領域設定は普通なら要る場所だけを指定するが、そうすれば前後の弾いて無い所等の不要部をカット出来るからね。
しかしここは不精して!?「部分」ファイルなのを良い事に、可能な場合は部分ファイル全体を単に選択して設定している。

アナログの場合は雑音ゼロはあり得んがデジタルではソースが無けりゃ寧ろゼロが当り前で、聴く時に存在する雑音は元ファイルより装置の稼働由来の方が大半だ。
すると音声ファイルの始まりと終わりが無処理だと、わざわざパルスノイズを付加する様な真似になってしまうのだ。

実用上は幾らも問題にはならなさそうな微小レベルではあるが、波形Fade In・Out機能が載ってるんだから使わない手は無いと考えている。
この作業の時期はどのタイミングでも可能だがミス予防には纏めた方が良いと思ったので、これを逆手に取れば
上記みたいな大雑把なやり方でもOKなのだ。

<つづく>

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