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2019年12月30日 (月)

音楽備忘録145 分析耳的Hi-Fiオーディオ①

単刀直入に断ずるならば本案件は、Instagramに於ける盛り画像の差し詰め音バージョンであるなんて…
私的プチ体験も交えて解説させて頂くが、人間ってなぁ目先の魅力にぁ弱いもんだわねぇ。

まあまあ近年(年寄り感覚で😓)Amp以外は完全に同一で、2種のパワーAmp ICの比較をした件から行こう。
これも概述だった気もするが、心理面については全述してないのでそれを中心に。
これの宅での用途は言わばサブモニタだが、楽器類とメインPCが別の部屋にある点ではサブと言えない変な状況だ。

本人が全く望まずにそうなた経緯から当初は余り物の寄せ集めで、その内のどれかが寿命を迎えた等の機会に徐々に向上させてったものだ。
念の為簡単に「パワーAmp IC」が何物かを記しとくが、要はパワーAmp回路を可能なだけ集積して1つのパッケージに収めた物だ。

音響パワーAmpは効率や出力の都合で現在は「Push Pull方式」ってのが主流だが、この回路を構成するには押し側と引き側の素子特性を揃えなくてはならない。
小型化・制作工程の簡素化もあるが上記「マッチング」が手間・コスト共不利で、高級機以外ではマッチング不要なICも一般化して久しい。

俺の場合は専門家なのでこれに従わなくても構わんのだが、無費用で所望の機器をこさえ様とすりゃそうも言ってらんなかった。
マッチングをするには物次第だが例えば4個要るのに部品総数は多い程良く、沢山あればある程より「そっくりさん」が見付け易くなるからだ。

また私的事情で球至上主義化してて、これは今では真空管機器の廃品が只では入手不能となったからだ。
石ので良けりゃ壊れた機器の生き残り部分から抽出可能なのでそれが主体となってるが、結果的に形も特性も異なる部品が各々少量しか収穫出来ない。

そこで不本意乍ら壊れたテレビとミニコンポから採れたパワーAmp IC2種で組上げるとなったが、どっちもバブル崩壊前のだからかオーバースペックな使われ方をしてたからの転用可能だ。
これ等は同一メーカ近似出力だったが回路方式が違ってて、その場所は入力段の構成にあった。

古い方のはトランジスタ1個の単純なの・新しい方3個のは差動増幅器ってので、音色以外の点では後者が圧倒的優位と云う違いがあった。
なので当初少しでもHi-Fiとすべく後者を用いた処、一般論としてのHi-Fiさは目論見以上に中々良かった。

処が暫く色々試聴してる内に疑念がもたげて来て、それはどんな時代のどんな録音のを聴いても似た様に明瞭度が高かった処だ。
元の作品がどうなってたかを無視すれば心地良いだろうが、自分のMix失敗作でも良さげに聴こえては危険な兆候だ。

誰もが必ず俺言い「分析性能の高い機器」で聴いてくれる保証なんて無いんだから、その点では寧ろMixの実情よりショボく聴こえてでもくれる方がまだマシだ。
「分析性能の高い機器」についても再三出だが最低限の念押ししとくと、実際よりも細かいの迄明瞭になってて聴き取りが楽なのの事だ。

この「分析」自体にしても単体楽曲内での事で、例えばA作品とB作品の明瞭度・分離度の差を知りたくてもそれにはとっても不向きなのだ。
ここで本日の暴言「Instagram にゃブス皆無」!?と銘打つとして、美人が元からなのか無理盛り加工の結果なだけなのかの判定が困難になるのだ。

近年本邦J-POPなら殆ど無理盛りで明瞭度過追及だから良いかも知れんが(もっと暴言!?)、海外のや昔の意図的に明瞭度にコントラストが付けられてる作品の再現性が損われてしまうのだ。
ここで「正しい音分析の方法」を述べとくが、細かい所だけへ気を配るならヘッドホン一択と断言しとこう。
物凄く微細な音には聴き手の呼吸音すら邪魔な場合があるから、機器性能だって問題にはなるが先ず不要音の完全遮断が断トツの必要条件なのだ。

するとスピーカでのモニタはヘッドホンじゃ無理な部分が大事となり、結果的にそれはナチュラルさや音色の印象となるのだ。
それには物理的性能より感性的性能が重要となり、例え結構劣化があったとしても感じが変わっちゃ駄目なんざんす。

これが電子回路の構成や方式だと単純なの程改変が少なく、実は素人が使うのにもありのままの方がホントは何かと宜しいので御座居ます。
パッと聴きは明らかに「分析耳的Hi-Fi」の方が美麗なんだけど、長時間聴き続けると情報過多は疲れ易いんでありんす。

<つづく>

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