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2019年12月12日 (木)

音楽備忘録127 バスドラヲタのツーバス解析③

期せずして今はツーバスとツインペダルの比較論となってるが、単純思考ではどっちもワンバスよりは速く出来そうだ。
しかしそれが功を奏すのは長時間の連打の場合で、瞬時の速さとなると寧ろ足もペダルも意外と少ない方が良いみたいなのだ。(但しほぼ普通の音色で普通の音量としたいなら)

ツインペダル体験の残りから行くが、私感ではバスドラヘッドからのリバウンドがとても小さくなるのが気になった。
この点を一様に功罪判定は出来ないだろうが、功の方は重心への影響がツーバスより減る処か。
しかし反動がリバウンドよりペダルバネ主体となるのは、意図したタイミングでバウンドさせるには不向きでそれが罪だ。

ペダルバネはバネ定数や機械抵抗等によって比較的一定してるので、そこだけを見ればやり易そうに思うだろう。
だが詳細にだと皮は平ら・出っ張ってる・凹んでる場合等と一定では無く、その時々で反発力も変化すれば距離も違っているのだ。

故に力任せで強引にタイミングを取れば何とかなるが、それでは限界速で所望の音色・音量でってのには不向きになるのだ。
それは「皮の状況」がツーバスやワンバス時よりフットボードにフィードバックされないからで、状況が不鮮明な分適切な加減のし様が無くなる訳なのよ。

概述の如くペダルバネが不当に強けりゃどれでも駄目なんだけど、強引Closed踏みと合せて「バスドラの実情」をわざわざ知り難くする物であるには違いない。
なので便利だし場合に依ってあれば助かるけど、俺的には失礼乍らツインペダルは玩具寄りとしか感じられなかった。

それはさて置き相性等もあるから誰にでも同じじゃないだろうが、バスドラツインペダルはHatのより内側とするのが多いのは気になった。
従兄言い「重心シーソー論」からしたら逆の方が良さそうで、特にツーバスよりペダル間隔が狭いのがデフォなんで尚更なんじゃないだろうか!?。

踏み易さでは大差無くてもパワーを考えるとリバウンドが減ってる事でもあるし、反対脚の反動を活用し易い方が良いのではと思う。
尤も最フィットするのがSpeedkingではツインが無いので無意味っぽいが、上記等からするとツインペダルは便利でもかなり中途半端かも知れない。

昨今はそれこそツインペダル全盛になった感満載だが、もしツーバスの理解不足のせいだったら大損してるんじゃないだろうか。
ツインペダルvsツーバスは海外より本邦の方がより偏りが激しい気がするが、利便性だけで選択するのはとても危険だと俺は思う。
ニーズが少なくて忘れられがちなんだろうが、惜しくも先日亡くなったGinger Baker等の先例へもっとリスペクトされて然るベシと思うのは齢のせいだけなのかなぁ。

彼は常に左右のバスドラが違う口径で、これは絶対に2つ無いと出来ない相談だ。
そこそこの速度だけのためならバスドラでもペダルでもどっちか2つありゃ、それ処か俺みたいになれりゃ1つだって手に負える。
基本的なドラムセットの事情を考えれば「無いと出せない」のを追加してて、バスドラだけ同じの2つが容認され過ぎたのが本件では諸悪の根源だったのかも知れない。

結構脱線してるがドラムセットで他に同じの2つがどの位あるかあったかへも行っとくと、Tom系統には過去にはそれなりに見られたものだ。
但し音程も同じにされてたのは覚えが無く、バスドラでも大昔左右を全く同じ音程にすると却って駄目なんてのも耳にした覚えがある。

その御仁曰くモノラル再生された時に2つあるのが分かんなくなっちゃうのが嫌だそうで、今では不要っぽいがそれはそれで一応納得出来る話しだ。
この際だから徹底すればバチは左右同じのじゃんって、いえいえそりぁ「物だけ」ならねでゲス。

これも近年では衰退著しい「レギュラーグリップ」であるが、そうじゃないと絶対無理なのの一例示をしとこう。
今回案件の調査中に今更ながら発見しただけだが、それはCozy PowellのMetalの癖にレギュラーグリップの秘密!?だ。

只でさえ大口径なのにバスドラを離して置くからHatが偉く遠くなってるが、そうなるとHatでリズムを叩く時の手の交差はより深くなる。
この時「下になる手」がレギュラーグリップだと、バチの振り上げが垂直位迄なら上の手に一切干渉されなくなるのだ。

位置だけなら下の手がマッチドでも一緒だが、大きく振りたい時にレギュラーとは差が出て来る。
マッチドは腕の上下を手首で増幅してるが、レギュラーは上下では無く捻りだ。
なのでバチだけじゃ無く下の腕と上のバチが干渉する可能性が、レギュラーグリップだったらたったそれだけで完全回避出来るのだ。

それなりに研究しても俺的には充分な意義が無いのなら、ペダルでも太鼓でも安易に増やすのは考えものなのは変らなかった。
そしてもしお金があって増やせたのなら、是非そうじゃないと絶対に出来ないのをもっと目指して欲しいな

<つづく>

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