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2019年11月 9日 (土)

音楽備忘録94 BassパートのフレージングⅨ

いよいよ私的には最大懸案の他パート協力案件へと突入するが、俺様が一番偉いんだから大人しく言う事を訊けって言いたい位…でも無いか!?。
これの「俺」は信用に乏しそうだから別としても、もし音楽的に同レベルの集団だったら編曲面では実際にそれに近い面はあるのだ。

前回述の如くBassパート担当者は他パートより、全体俯瞰をせんとそもそもフレージングが困難だからだ。
Bass担当者の中にだって勘違いナルシス野郎も居たりはするが、演る全曲にソロパートがタップリ用意でもされてなきゃ幾らもマトモにゃ弾けないのでそれがすぐバレるですよ。

歌手なら美声・楽器のリードパートの人なら音楽性を伴った高度な演奏技術等を持ってると、その魅力欲しさに周りがついギリギリ迄我慢しちまうなんてのも考えられる。
だがBassの場合はどんなバカテクの持ち主でも、特に歌物なら伴奏がからっきしでは相手にされないからねぇ。

これが旨い事に(ホントは不味い?)リードパートのナルシス君は、大抵はバッキングなんて地味なのにゃ興味が無い分拘りが薄い場合が多い。
のでソロで存分に暴れとくれなんて言い渡しとくと、案外伴奏面では従順だったりする。

尤も消極的であるから「止めて」は訊き入れても、面倒なのをお願いした日にゃ非協力的だったりする。
からグループとしちゃ目玉商品は持てても、アンサンブル≒それ以外の商品!?は魅力が無く返品の山とでもなりそうだ。

そこで皆さんにお考え頂きたいのは自らのマネージメントについてで、どうすりゃ一番演りたいのを「無理無く実現出来るか」である。
グループミュージックとしてはソロにしか興味が無いのは困るけど、ソロパート専門のお助けマンなんて触れ込みであちこちを当たってみるのもアリだと思うのだ。

自分の好みが狭い程「適所」を見付けるのは困難にはなるが、今はネットの力を借りればそれが無かった昔程はもう大変じゃ無いよね。
だからひとたび自分の意志で集団に属すと選択したなら、全体俯瞰は絶対に意識して配慮される様に願いたい。

しかもそれをちゃんと実行出来ないと集団パワーが落ちちゃって、折角メンバーの我儘なんかを我慢してたのが無駄になるんだぜ。
そして何より熟慮して頂きたいのが俯瞰耳を得易いのはどのパートかで、この様な面では伴奏主体軍団に軍配が上がるのは単なる自然現象と言っても良い。

ソロ担当パートの第1の仕事はたった独りで何とかしなきゃなんないソロ部分で、伴奏部は協力を得られるとは云えソロのメロ等は孤軍奮闘するしかない。
そこで美しき役割分担をして悪い事なんて1つも無く、一部でGuitaristが全体を仕切ってるのへ無配慮で憧れるのは愚の骨頂だ。

その手のは傍目にはGuitaristにしか見えなくても、グループ内ではたまたま編曲家がギター弾きだっただけなのだ。
Van Halen等がその典型だろうが面白いのは、Ritchie BlackmoreやJohn Lordが全てを司ってる様に見えたDeep Purpleだ。

担当パートの技量には常に秀でて居たが良く考察すれば、曲の売行きと編曲の良し悪しは他メンバーに随分大きく左右されてたのが分かるだろう。
グループの大きな特徴として上記2人のソリストはとても重要だが、Bandとしての音的核を実質的に担っていたのはIan GillanとRoger Gloverだったのが特に本邦では酷く見落とされてる様だ。

Van Halenと共に如何に演奏面が印象的だろうと、どっちも基本的にはインストナンバーの方が少ないRock Bandに過ぎない。
しかもメジャー路線となれば先ずは曲、次に良い歌があって初めて聴いて貰える世界に身を置いてた訳だ。

前者はそれをEddie氏とDave Lee Roth氏が、後者は上述Ian氏とGlover氏が中心となって支えている様だ。
Purpleでは曲の象徴的なリフはソリスト2人由来のが大半だが、リフにしてもソロにしてももしそれ以外の部分がからっきしな駄作だったら今では恐らくラップのループネタとしての評価だけになってただろう。

かつて本邦ではRitchie Blackmoreのカリスマ性からヲタが多数出現し、その結果暫くの間は実質的ソロBandのRainbowにもそれなりの人気が継続していた。
だが映画のお陰にしても再ブームが来たQueenと同時期のなのに、未だそんな日が訪れていないのはこの辺の事情に依ると思われる。

故にソリスト観点に立っても自らを長寿命化させるには、餅は餅屋へ任せる方がホントは得策なのだ。
どの道有能なBassistを見付けて口説いて参加して貰う必要はあるが、その有能の内容には注意深くあられたい。

<つづく>

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