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2019年11月28日 (木)

音楽備忘録113 コード(和音)⑤

さてさてお題がコードなのに暫く「親指押え」で押してるのは変だが、これは筆者が常用する様になった理由が由来だからだ。
個人的にはGuitarでもなるべく鍵盤みたいに色んなコードを使いたかったからだが、実はこうなったのはかなり最近になってからだったのだ。

親指押えの存在を知ったのはGuitarを始めて割とすぐだっが、前回のネック適正太さを知らなかったの等もあってずっとほっぱらかしていた。
身近な使用事例としてもChar氏辺りのがずっとあったし、好みの他Band構成事情でトリオ
も多かったから縁遠くは無かった。

だが当面は親指を使わなくても賄えてしまったのもあってそれが今更どうしてってば、鍵盤で作ったのをGuitarだけでももう少し再現出来る様にしたくなったからだ。
齢を取るにつれ「今更そんなガキんちょみたいなコードばっかでやってられっか」みたいな気持ちも出て来たし、自分なりに親指抜きで出来るのをやり尽した感も出て来たのだ。

例に依って屁理屈との境界線みたいな発想ではあるが、常に恐ろしく素晴らしいメロディを作れるならコードは2の次でも良いかも知れない。
もし本人自覚が無くても様々な素敵な進行パターンのも、メロ先行で思い付ける可能性がある。

しかし俺には本人分析依ればメロよりリズムや和声のセンスが与えられてるらしく、より良いメロを求めるにしてもアプローチに工夫が要ると感じられたのだ。
いにしえの3大将軍のホトトギスを鳴かせるヤツ宜しく、鳴かせるにも夫々により適した手法がありそうだって寸法だ。

現実には道半ばなので効果の程は不明だが、平民にとって環境からのムードの影響はあってしかるべし。
オサレなコードにつられて今迄は出っこ無かった様なメロが浮かべば、なんて淡い期待ですかね。
メロの行方はまだとして本人的に既に効果が出てるのがあって、それはコード進行の柔軟性であった。

コード選択時に親指押えレスではやり難かったのとそうでないのを迷ってた場合なんかで、従前はもしかしたら最適解じゃ無くても弾いてる内に楽な方へ行ってしまったりしてたからねぇ。
それが本格的に取り入れて暫く経ったら上記のみならず、色んな場面で以前より掛かって来いや意識が何だか何時の間にか上がってんねん。

これって多分無自覚だったけど従前は弾く都合で、望まざる不文律みたいなのが勝手に内部で育っちゃってた様な気がするんですわ。
先ずは肉体的に関係があるんだろうけど、それよりも考えたり探したりする時点で随分変化が感じられた。
コードを押える程度なら大昔から鍵盤でも平気だった筆者ですらこんななんだから、弾けるのがGuitar系だけの人だったら本チャン打込みでも必ず影響するのが予想される。

この辺りで更にコード選択自体の大枠へ触れておくが、ジャンル等の都合もあって一般的なコードしか使わない予定の人は必聴だ。
もしド素人様弾き語り専用曲でも作るならそれで正解だが、素人だって聴ける分にはそれが簡単なコードである必要は無いのだ。

近年一般認識で小難し目なオサレコードってばJazz系の特権みたいな感じっぽいが、幾ら自由なのが売りなJazzでもそれらしく聴こえる頻要コードは結構限定されている。
売れた曲でホントに変態コードが平然と使われてるのは寧ろPOPSやRock系の方で、恐らく1曲中で使われた割合や種類が少ないせいで見過ごされてると感じている。

メロから作曲するのが得意な者はそこへ含まれてれば変態コードは不要っぽいが、メロとコードの最適化には一般コードのみでは不足する場合がある。
リフから作るのが得意な者だって同様で、特に歌は別の担当者がメロを作る場合コードに不足があれば苦労させるし最適解が遠のいてしまう。

最後にノーマルコード過尊守し過ぎるとどうなるかの体験例を挙げとくが、早逝したかつての相棒の初期作品にそれは顕著だった。
才能溢れる彼は中学時代には既にPiano Vocalで自作曲を量産してたが、作品が進むにつれコード変更の頻度が随分と高くなっていたのだ。

後に躊躇無く変態コードも手掛ける様になるとそれは解消したが、限られた手駒(コード)で背景に変化を与えようとすると起きがちな現象だ。
近年ではパワーコード全盛のお陰かあまり耳にしなくなったが、彼以外にも当時は音楽的に低スキルなFolk屋さんにはプロアマ問わず良く見られた現象だった。

幾ら簡単なコードでも不要にチェンジが多けりゃ弾くのが大変だし、他パートのフレージングにも強く制限が掛ると百害あって一利無しだ。
必然性があれば頻繁に動いたって構わんけど、知識不足のせいでそうなっては恐らく原形イメージの再現にも支障してた事だろう

<つづく>

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