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2019年11月 1日 (金)

音楽備忘録86 BassパートのフレージングⅠ

是迄本職の話しが少な目だった言い訳ってんでも無いが、もしかしたら俺の出自に関係があるのかも知れない。
本人としてはRockやFunkyなのが大好きで、ある時点からそれを自分でも演って楽しみたいとしか思ってなかったからだろうか。

今では担当可能などのパートにも御大層な俺流みたいな自負も持っているが、BassistとArrengerについては周囲から言われてから認識を持ったのだった。
楽器を本格的に始めたのは中3位だったから遅めの中二病!?かもだが、本人としては大天才で超イカしたRocker等と恐れ多くも勝手に決め込んで居たもんだった。

それでか現行Bandメンバー内比較でも後の2人は○○奏者然としていて、特に休養中のGuitarist等はそれが氏名・年齢・性別等よりも常に先に来てる位意識高い系だ。
自パートへの意識の高低は担当に依って時に功罪も出る様で、楽曲中のSoloパートに対しては意識が低いと宜しく無い模様だ。

それでか俺は当初はエレキGuitarから始めたんだがSoloの評価があまり得られず、Soloが無くても目立てるBassへ自然に興味が移って行ったらしい。
後にはリードギタリストとしての参加要請も増えたので今では使い分けが出来る様になったが、当時そうなった最大原因はどうやらフレージングにあったみたいなのだ。

当時はひたすら強いとかカッコイイBeatを求めてたから、カッティング等の刻み系は自信・評価共早くから獲得出来ていた。
反面メロディに対する興味が不足しててリズムに面白味を持たせられないのだと、やる気も衰えるがそもそもメロディラインがあまり浮かばなかったりであった。

ここで「Soloが無くても目立てるBass」の解説をさせといて貰うと、それは各パートの通常運転時に与えられた自由度の差にあるのだ。
例示はスリーピースBandの構成としてドラムから行くと、太鼓はその強大なパワーが最大の売りだ。
が、それ故曲リズムに反するのとか他が聴こえなくなる様な真似は普通部では演れない。

Guitarは曲コードの都合から後の2人が出せない音は省けなく、普通部ではその縛りはかなりのもんだ。
実際には合奏のお約束は増減する物で、全員が違う事をする場合なんかだと平等に責任担当となる。
或はユニゾンの場合だったら「遊びを入れられる」のはドラムやGuitarの方が大抵は機会が多いが、遊びフレーズは曲に対しての必然度が低いため楽器ヲタは別として一般聴者の記憶には残り難かったりする。

また人数が増えてった場合もBassは他パートより輻輳する事が稀で、この点だけならドラムもそうだが普通なら最大同時4音鳴らせる上に太鼓とCymbal等掛離れた音色を1人で出せる。
リズム隊等を「下物」とするとメロ扱いの多いGuitar等は「上物」となるが、上物は同じ或は相当近似な楽器が複数になるのもしばしばだ。

で例えばGuitarが2人居てその音色とか音の出る場所なんかが同じか近かったら、どれがどっちの音か判別できるのは奏者本人だけになったりする。
そんな按配なのでBassのフレーズは、ある意味普通部では唯一個性の安定発揮が許された場所とも看做せるのだ。

曲の基本リズムパターンとコードから外れさえしなきゃ、割かし他パートから音域が孤立してるのもあって自由度が高い。
但し毎度述の如く自由には責任が付いて来るもんで、曲のコードとメロ以外の広範囲がBassフレーズ次第で大きく変容するのは忘れるべからずだ。

ドラムのリズムパターン・ノリ・正確性も曲に無影響では無いが、それがマイナスに響くのは主に曲の分かり易さ等に留まる。
上物系は例えば3番迄ある歌物の場合だと同じコードになる場所で毎回違うのでも弾かぬ限りは、曲が怪我をしても死に迄は至らない。

Solo部を失敗したとしてよっぽど楽しい失敗とかやらかさん限り、歌手が笑いのツボへ嵌ってその後が歌えなくなる様な悲喜劇も起こらない。
それからすると一見地味だがBassは曲中での「支配時間」が長く、その継続性も高いから大問題だ。

これらからすると何故どっちかってば目立ちたがりな方の俺がBass向きなのかが分かる気がして、目立ちたがりにもその中に種類があるからだろう。
俺の場合は常にNo.1をとは思って無くて、もしそうだったらそもそもグループなんかにゃ絶対参加しない。

どんなに用意周到で完璧な青写真に忠実に従えても、他に誰か居ると何らかのハプニングで邪魔される危惧があるからね。
つまり常に欲しいのは「居る」のがずっと分かって貰える処で、その点他パートから音域が離れてるのなんてうってつけなんだろう。

斯様にアンサンブル全体視点だと地味過ぎるBassistは困るんだが、その辺は次回以降へ宜しく。

<つづく>

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