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2019年10月28日 (月)

音楽備忘録82 編曲のコンセプトⅠ

近回一連のからは少し外れるが最近体験中なので、編曲のコンセプトについて忘れぬ内にひとくさりさせとくれ。
何度も生贄にされては可哀想な従兄だが、現行プロジェクトで一寸悪ループへ嵌った感があるのだ。

本職はドラムでも彼も作編曲も手掛けるし、録音に充分耐え得るクウォリティとは言い難いがギター・ベース・鍵盤等も一応弾く人だ。
現在元ネタは彼が過去に作った曲に不足分を俺が作り足し、それを録音しようとしている処だ。

従兄は俺と違って意見をゴリ押ししたりしないのは良いんだが、原因不明もコンセプトが抽象的に過ぎる場合があってこっちが困窮させられる事があるのだ。
ある意味音楽の難しさの一面なんだろうが、言葉ではどうしても上手く行かず音でじゃ無いと伝わらない事もある。

そこで俺の場合は力説したくなった時は自己責任で実演してみせる事にしてるんだが、これは不可能要求をしてないのとそんなアンサンブルがあり得るのの証明にもなりそうだからだ。
それをしたって常に採用されるもんでも無いが、最低でもイメージの伝達には効果が出ている。

だが上記の通り自分で出来ないからこそ人へ依頼するのもご尤もで、但しそんな場合演奏可否判断が出来ないからこそそこへの注意が大巾に必要なのだ。
これは只弾けぬだけでは無くそれに依って、事前に個人でアンサンブルとしての可否を試せないのにも繋がっている。

元は従兄の方が打込みも早くから手掛けていたのでそれで試せば良いのだが、彼がずっと使ってた打込み機材が恐らく寿命で使えなくなったのも障害になってるかも知れない。
やり出した時期が早かった→PCでは無く音源内臓シーケンサを使用→打込みがクウォンタイズ活用の手弾きだったってんで、俺には意外だったが現状では気楽に試せないのだそうだ。

しかし弾けないのも演れるのが打込みの利点と思ってる身からすると矛盾も感じるし、古典オールインワンタイプシーケンサの入力インターフェイスはその殆どが鍵盤形式だ。(勿論従兄使用のも!)
すると実弦楽器では弾けない様なのも多々ある筈で、その面でも編曲力の育成にはあまり芳しくない。

それに加え非本職パートでは他人の演奏のコピーに変に抵抗感が強いらしく、先日本人に訊いてみたが俺に分かる様な返答は得られなかった。
俺としてはとても単純な発想で何かが少し弾ける様になったら、それを「ごっこ遊び」に早速活用して楽しんじゃえなんて何時も思うんだけどねぇ。

ヤクザ映画を満喫して映画館から出て来る時に皆すっかり看過されちゃってその気になってなんてのと同じで、雰囲気だけを味わうってな極原始的な楽しみ方だと思うんだわ。
音楽系でも初期段階としては弾けなくても歌えなくても贔屓のアーティストと同じ髪型にしてみたり、実際は似ても似つかなくても同じ革ジャンを羽織ってみたり…。

傍目から見りゃそんなの「何だいあの変なのは」以外の何物でも無いんだが、趣味は何でも軽い模倣から入ったりするのは自然な事だと思っている。
下手に押売りされては皆が迷惑するがそれを排除し過ぎてもマズイのは、やったらどうなるのかを知る機会が著しく減る処だ。

例えば多少勇気の居る実験だがどんなに酷くても赤革ジャンでMichael武装してみれば、非難される場所に依って何処が一番本家より足りないのかを知る事も出来る。
太り過ぎが駄目なのか全く踊れないのが見掛け倒しで変なのか、もしどうしても近付きたかったらその場合の努力目標が明確化するのだ。

それで頑張ったってその後挫折するか失敗するか全く不明だが、例え最悪の結果しか招かなくても好みが明瞭化して他人にも分かり易くなるのは確実だ。
なので何でも他人に迷惑掛けず自らが一時の恥をかくだけで済むなら最後は試すしか無く、今はそのお試し部分を一手に引受ける覚悟で臨んでいた。

俺としてはなるべく従兄の個性を引出したいので兎に角指示に従って弾いて録って持って行ってるが、どうも何時まで経っても先方が煮え切らない。
こっちがともすれば器用貧乏なのもイケナイのかもだが、良く分らないけど無性にギターが好きな従兄は全く手強い相手だ。

そして今一番問題視してるのは「我々のスタイル」みたいな処で、好みの中ですぐ実現出来るのも一面でその者達のスタイルだと考えられるからだ。
これが不足してはわざわざその顔ぶれで手掛ける意味が損われ、それならば最早現代では実演奏する価値は無くなってしまう。

過去述の如く俺自身もこの件で神経過敏に陥った体験があるが、そうなると中々先進み出来ぬ分余計に成長も出来なくなってしまう。
俺的にだとこれの唯一の解決策は初心に戻る事で、編曲の場合はなるべくコンセプトに沿って「最低限で表現」しようとしてみるのが良い様だった。

昔と違って自由度が上がったのは喜ばしいが、迷い易くなったのは間違い無い処だろう。
これは道具や環境のみならず人の方も歴が一定値を越すと遭遇するらしく、考えても見りゃ只ジャカスカ演るのの楽しさを知ったばかりだとこんな風に悩まされたりしないんだよね。

<つづく>

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