音楽備忘録㊻ 速過ぎて冷徹に一定のテンポⅦ
では漸く俺的には最大犯罪たる俺言い「無駄速テンポ」へ、いやぁ愉しみ楽しみ…!?。
敢えて釘を刺させて貰っとくけどこう見えても(見えんがな)割とスピードには自信のある口だし、機械関係もかなり得意なのに言ってるってのは分かっといておくれよ。
さて概述の如く音楽のスピード感はその速度(テンポ)よりタイミングが及ぼす影響の方が絶大なんだが、基本的には人が受けた印象だって事で以下に例示して行こう。
そしてこの手のには個人差やその時の気分の違い等も大きく響くが、誰にでも速さを確実に感じて貰うには力技では通用しない。
今回の1は番手「大きさの違う乗用車」であるが、軽と3ナンバーでは同じ速度でも随分違ったりするもんだ。
その1は所謂「振動周期」ってヤツで主にタイヤの間隔に依存していて、同速で同じ道の出っ張りを乗越えた時を想像してちょ。
この時タイヤ左右が乗越えるのが同時なら同速度の前提なので、車体の揺れは前後タイヤの間隔所謂ホイルベースに左右される。
大袈裟に擬音化すると軽が「ガタン」なら3ナンバーは「ガッタン」ってな感じで、小さい(短い)方が「細かい揺れ」となりますですよね。
けれども軽だって速度が遅くなれば「ガッタン」となる訳で、普段軽に乗ってる人が3ナンバーに乗った当初はゆっくり走ってる様に誤解したって変じゃ無いよね。
えっ!?側窓から景色を眺めりゃそうならないって?、あのぉ一応「乗ってる」って運転しなきゃなんないから横は見てらんないつもりだったんだけど…。
って聴くだけの音楽には映像は無いので、音楽じゃ脇見運転自体がそもそも不可能だがや。
そら最近じゃ音楽だって映像付きがデフォでやんすが、映画とかだったら目を瞑ったら楽しめんからのぉ。
これを逆から見れば上手く演れば見なくても見えなくても速さを感じさせられるのは、寧ろ音楽に与えられた特権ですがな。
その2は業界復帰させて音楽の中での話しだが振りを考えて踊ろうとでもすれば別だが、普通聴いて楽しむのに一々何拍子かなんて意識しないよね。
そーすっと目立つリズム音(Beat:強拍)の間隔が短きゃ忙しなく、長きゃゆったりしてる様に聴こえちゃう。
これが無いと慌ただしいJazzとかリラックスした16Beatなんて出来なくなる訳で、ベーシックで鳴らす音数が前出はBeatより多く・後者は少なくするのに依って達成されている。
何なら上記でドラマーの代わりに単音色で強弱無しのメトロノームへ置き換えたらすぐ分かる筈だが、メロディの進み具合もあるからそれだけじゃ無いって?。
勿論その通りで御座居ますが、ではでは近年本邦の「無駄速テンポ」のの歌とかってどうなっとるかねえっ!。
言葉数が多いのもそこそこありゃするがそのままじゃ聴き取れんからか、速いのは伴奏だけでメロの進行はその半分の速さしか無かったりしてるやんけ。
それをですねもし鼻歌にするとどうなりまっか?、当然伴奏無くなるからエライのんびりした歌になるわなあ。
曲の速さって歌物なら歌がメインテーマざんすから、結局は周りを幾ら捏ねたってそこが遅きゃのろまじゃんかっ!!。
だから俺みたいなスピード狂にはそんなんじゃトロくてじれったくて、幾ら喧しく奏でられてたってもう体中のあちこちがカイカイカイなんて拒否反応みたくなっちゃうんだよねえ。
んっまっそんでもこの辺は好みの問題とするとして、何で皆そんなにスピード不足で離陸出来ないジェット機みたいなのがそんなにええんかい…。
って言ってないで頑張って戻すとして、一般人が日常的に味わえる速度って思考も大事かなと思うんですよ。
速い車が好きったって本邦は速度制限厳しいし、普通の運転免許じゃサーキットは走れないし。
そこでその1で持ち出した軽自動車がヒントなんだけど、欲しいのはスピードじゃ無くて「スピード感」だけで良いんじゃないかって。
聴くだけだってそうなんだがもし運転しろって言われりゃ急にF1なんか無理だし、乗せて貰おうにもF1はお1人様専用だからそれも無理。
そのF1で300km/hを超えててもサーキット上空のヘリからの映像だと、意外と普通に道を車が走ってる様子にしか見えなかったりする。
それでいて例え普通速の自転車でも目と鼻の先スレスレを突然通ったら、驚くはぶつかるかと思って脂汗が出るはで物凄い迫力だもの。
<つづく>
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