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2019年9月 1日 (日)

音楽備忘録㉕ Mixer卓の話しⅠ:バーチャル機とリアル機の相違Ⅳ

今回はバーチャル機に付いて無いから追加購入必至の逆バージョンで、リアル機だと付いて無い場合があるのへ触れて行こう。
その代表格はEffector等で一見付いてた方がお得だが、果たしてそうとも限らないのも含めて綴らせて貰おう。

卓リアル機でもデジタルのだとEffector内臓のも多いが、アナログのでは先ずそんなのにお目に掛った覚えが無い。(PA用の卓は除く)
ので歴の浅い人だと今日の感覚では不親切な印象を受けるかもだが、旧来の機器組合せの思想が違ってただけでケチった訳では無いのだ。

それとプチ暴言しちゃうと概述の如くデジタルでは音色差は原理的に出し難いので、ある意味選んでも仕方無い側面があるのだ。
特にEffectorとの音声信号のやり取りもデジタルの場合それはより顕著となり、それなら利便性や接続の安定や手間を無くせる内臓にも意義が出て来たって寸法だ。

但し音楽では「所望の音色」がそもそもは第1条件なんだから、見方に依ってはバーチャル機の内臓Effectorはこれを無視しちゃってるとも看做せる。
機器選択は飽く迄所望音色に該当するか否かから始めるのが原則な筈で、それには未だ残存してるアナログ機器だって候補に含めとくのが自然なのだ。

現況内臓Effectorに満足してても人間なんて気紛れだから何時不満が生じるか分からんし、そうなった時にバーチャル機では「外付け」は想定外の場合が多いので却って面倒な事態を招いてしまうのだ。
尤も取敢えず試すのには最初から一通り揃ってる方が助かるが、大きな変更が困難ってのは知っとくのが良かろう。

本日の因みにⅠであるが「有名プロがバーチャル機だけであの名作を作りました」なんて情報に惑わされては駄目よで、これには文章的なら別に嘘は無いが「要素の欠落」があるのである。
その欠落をバラしちゃうと「偶然運良くその曲だけは」等が省かれてて、そんな大御所達だともし必要が生じたらあらゆる手段を駆使・選択出来るんだからなッ。

それからバーチャル機を主眼にする場合他にも配慮点があり、その1つに録ったり加工した音のモニタがある。
スマホの場合普段他所様の音楽もそれで聴く場合が多そうなので、それらとの比較の点では公平性が保ててるかも知んない。
だが複数人で同じ音を聴くのが困難なのと、イヤホンの性能や音質更には「装着具合」次第で音に大きな違いが出る処等だ。

もし貴方の耳が達人級で現用機器の経験も豊富なら未だしも、録音結果のモニタはイヤホン・ヘッドホンのみで無くスピーカからも聴いてみるのを強く推奨する。
これには単独製作なら別だが何人かで録ってるなら認識の共有であるとか、少しでも多くの聴点から判断した方がチーム力も発揮出来るからだ。

スマホだって出力を多チャンネルヘッドホンAmp等へ送れば上記は可能になるが、バーチャル機主体の人に限って往々にして持って無かったり発想が無かったりするのよねぇ。
これは1例だが他にも運用の仕方に依っては周辺補器が足りぬ場合も結構あるから、作業に入る前に熟考しとくのがリアル機の場合より多くなりそうだ。

全体的にはリアル機の方が「付いてる物」は大抵少ないんだが、少ないが故に大して意識しなくても自然と考えさせられるからね。
こんなの怪我の功名でしか無いんだが、必要な配慮をし忘れ易いかどうかは結構作業の進行に影響しますから。

<つづく>

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