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2019年7月20日 (土)

音圧感科学館⑭ デジタル録音とCompressorⅫ

何がこの際ってちょっとBassのコンプに特化するだけだが、兎に角さあぁ行ってみよ~う。
始めは前回の続き部分でコンプするにしても、弾く段階で加減して無いとからだ。

普通人が弾くのに加減する部分は音程感を伴う処に対してなんで、コンプにSide Chain+EQを施すので状況の改善が見られたのは記した通りだ。
尤もこれはどっちかってば楽器単体単位に対しての効果で
最大音量絶対値じゃないので、音程があっても太鼓みたいに極端に倍音が豊富な物にはあまり向いて無い。

歪ませちゃ駄目な電気楽器や生楽器の場合は強弱は音量変化の依存度が高いが、一番コンプしたい太鼓に限って掛けるにしても上記の如くで意図的操縦の難易度が高い。
そこで太鼓とエレキBassのコンビなら、大きくする方には限界があっても小さくするのは割と楽なBassの方でバランスを取った方が上手く行き易いのだ。

と云っても両者は元のダイナミックレンジにかなり差があるから、音量が完全にシンクロするなんてのは稀だしポピュラー系ではそこ迄の必要も無い。
しかし歪ませたエレキGuitarなんかでも絶対最大音量がほぼ一定でも、次の様な音の内容・含有率の変化は案外結構あるもんだ。

それ何処っつったら低音域で、高域は何処を弾いても出てるが下の方に限っては弾かなきゃ幾らも出ないのである。
これはBassでも同じだけれど、Bassの低い方で被るのは殆どバスドラだけだ。
Pianoなんかだってもっと低い音域迄出るし使うが、音色的にその帯域だと倍音主体なので直接的な影響はずっと少なくなる。

パートの役割上Bassは低音の割合が一定以上含まれるのを要求される場合も多く、例え倍音が良く聴こえたって基音系が不足するのは許されない。
この点ではバスドラ以上と言っても過言で無く、何はともあれ和音をしっかり構成・成立させねばなりませぬ。
で、例えばGuitarが下に来た時だけ少しBassが聴こえ難くなったりするのである。

ここで楽器毎の音量変化量と他パートへの越境!?度なんてのを考察してみると、金物系の一部を除き太鼓等パーカッション系はその楽器としての平均音量より大きい時間がとても短い。
太鼓も強コンプして行くとそれが変化するけんど、瞬間だから御免ねって感じでアンサンブル内であんなにデカく鳴らしても平気となっている。

それが弾き方や設定した音色にも依るがBassってな「音程のあるリズム楽器」なんで、アタック部は≒パーカス系なのに持続部とか余韻は≒Guitar等と両面を抱え込んでるのである。
故に優先順位としては先ずバスドラとSnareが基本だけど、太鼓以外のパートとも和音形成の都合上バランスを構築せねばならんのよ。

ほいで又太鼓よりゃダイナミックレンジは狭いが、深歪ませエレキやシンセなんかよりゃ広いって言わばこの面では中間管理職なのだ。
加えてその両極のと比べたら加減もし易く、Bandの人間関係にはドラマーが強いが音に関してだとBassistがそれが値する感じだ。

それだから人に依って様々な手法があるだろうが、俺はなるべくBassの調整を遅らせて全体のバランスがより良く取れる様にしたいのだ。
現行Bandのメンバーは大旧知の者ではあるけれど、今の録音システムになってからの経験値は未だ無きに等しい。
そんな風に録音での加減が熟知出来て無い場合は、先に作り過ぎちゃってると後で不便を強いられるのである。

コンプの項でToneセッティングを話すのもお門違いっぽいが、これについても後からの弄り易さを意識しつつベーシックな部分だけの設定に留めて録っている。
それは音色に依ってコンプの掛かりや掛り方に違いが出るのもあるからで、もし皆がBassに全面的に合せてくれるってんなら話は別だがね。

けどそれが曲に依って合わない場合だってあるから、こう云う世界では誰それが偉いからそいつに合せるなんてのは通用しないのよ。
大体そもそも偉い人程人に合せるのが上手だったりするしのう。

<つづく>

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