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2019年6月 5日 (水)

多重録音備忘録㉒ Line録りⅥ エレキBassⅡ

では早々に前回告知の「詳細」と続きだが、お題はLine録りのタッチノイズor倍音の件だ。
プチおさらいで、Line録りBass限定だがそれをわざと残しとくと明瞭度に貢献する件だ。

大昔の対今比では倍音僅少のAmp→Micで何故この問題が起きなかったかっつうと、それは殆ど誰にも気付けない微小レベルではあるが「スピーカの動作雑音」等があったからだ。
若しくは風雑音と言っても良いが、空気だって急に動かせば木枯らしみたいに音が出るよね。

これって実は太鼓なんかが典型だが生楽器では常に楽音に含まれてて然るべき物で、人耳では通常は音と感知してないがその楽器と特定させる雰囲気等を大いに担ってる要素だ。
例えばPianoにもし「木を叩く」様なのが少なかったら、エレアコかデジタルピアノのだと思ったりするざんしょ。

そして生楽器じゃなくてもスピーカがあると機械的・物理的部分があるのが、電子楽器やLine録りになると単に欠落してただけってこった。
すべからくその補填方法の一例を、先日アナログシンセの処で記したよね。

これを今回は年甲斐も体験も無く無理して!?、バトルゲームに例える挑戦をさせて頂きまひょ。
設定としてはMic録りをA軍・Line録りはB軍、色んな倍音等は持ってる武器アイテムとしよう。
上記事実をこれに当て嵌めてくとB軍はA軍よりアイテムが1つ少ないので、そのままでは最初から負けが確定してる様なもんだ。

えっ、んなこたねって?、Line録りだって負けてないのもあるよって?。
それはアイテム数では負けてても、何か他で補ったりしてるからだよ。

それの典型がEffectで、倍音の種類が減ったのを空間系のEffectorを掛けて人工的に再合成したりして補填してんだよ。
けどそれだとEffectが少なかったりあったら不味い時の多いBassじゃ使えない、ので裏技度100%だがお題のを用いて代用するんですわ。

但し裏ってだけあって何時でも無条件には使えなくて、前回途中まで記した体験中談の如くIntro単独になったりするとちょいと厳しくなる。
「何が出した音かよく分かんない」音なだけに沢山鳴ってれば平気なのが、単独時だと楽器と無関係な只の雑音みたいに聴こえちゃうのよ。

だったら単独時だけそこを切っといて他が鳴り出したら出すって思うが、赤の他人の様でその実双子なのでやっぱり妙な違和感が出ちまうのだ。
1人っ子に後から妹弟が出来るのだったら普通だが、タッチノイズって位だからそっちの方が一番最初に出る音だ。
なので後から突然今迄全く知らなかった生き別れの兄が登場(どっかで覚えがある様な…)って、普通のドラマにしたくてもお涙頂戴ご対面番組となってしまう。

実例としては以前記述重複の可能性大だが、SouthernrockのAtlanta Rhythm Sectionの全盛期メンバー末期のアルバムで顕著だ。
俺の興味の関係でもっと一般性のあるのを示せないのは僭越だが時期的には’80年代初頭のアメリカので、色々聴き込んで貰えばその時期のアメリカ作品には他にも類例が多数見つかる筈だ。

俺自身は結果オーライ大魔王みたいな存在らしいので、頭(知識)より先に何となく活用していた。
尤もその始まりなんて酷いもんで、単に周辺機器(EffectorやEQ等)が僅少だったからそんなに加工出来なかっただけって噂が。

こうして辿って来ると好みや求めに依って差はあるが、どんな方法を取っても理想の音を得るのは中々困難だ。
俺例では録音適性が当初はGuitar Ampは×・Bass Ampは○と思ってたのが、結果的には現況逆となっている。
前者は電源が100Vだと出力不足が気になり、後者はかつて参加したコンテストで使った経験からの選択だった。

今にしてみりゃそれってどっちもLive時の事で、生演奏の観点からは確かに正しい選択だったかも知れない。
が録音だと色々条件に違いも出て来て、少なくともLive会場の響きは無くなっている。
結果現況ベーアンは宅でも合奏には事足りるも、録音には不都合が「後から」色々出て来てしまっている。

メジャー所属の金満プロならいざ知らず、それ以外の立場の者がLiveでも録音でもOKのAmpを持つのは難しい場合が多そうだ。
それでもGuitaristは録音用限定で良いから、GuitarとAmpだけで基本的なオリジナルサウンドを構築しとくのをお勧めする。

Bass Ampの場合最低限でも本物の音色を所望すると、出力に無関係に大きいスピーカが必要だ。
俺みたいに真空管に拘ると、それもやはり石のよりはそれだけで大きさを取られる。
それでか時代が進むに連れ2極化が顕著で、格安のオモチャかバカ高の業務用ばかりとなって来た。

それが証拠に昔は幾らでも何処からでも出ていた出力50Wクラスのが、ベーアンとなると最近はとても珍しくなってしまっている。
だがGuitarの方では昔は無かった0.5Wなんてのから、切れ目無く1000W位の迄あらゆるタイプのが売られている。

運悪く歪み僅少のフィードバックを欲しがると活用出来ぬがそれ以外の場合なら、今なら誰にでも何とか手の届く範囲で上記を獲得出来る環境がある。
ここからするとBassistの場合はGuitaristよりも、その人なりのLine録り対策を予め練っておくのが良さそうだ。

<つづくかも>

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