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2019年6月 2日 (日)

多重録音備忘録⑰ Line録りⅠ

通常必ずそうなるのが打込みと電子楽器で、先ず不可能なのが旧来の生楽器だ。
そこで旧来の生は除外し、言わばLine録り専門なのから行ってみよう。

その最たるのの打込みからだが、これは作者本人が聴くのを除くと最後まで機器の「外へ出ず仕舞い」も大いにあり得る。
作品をどんな配布方法を取ったとしても誰かが聴く時は最終的に機械本体の外に出るが、その部分はこちらでは一切関知不能なのでこれも対象外だ。

今迄触れなかったのはちょっと僭越だったが、打込みはPC以外でも出来るし製作例はある。
古くはシーケンサから始まり、近年でもオールインワンマルチシンセなんかだと単独で完結させられる。
だが「録り」観点に限定すると機器内部は殆ど無関係になるから、シーケンサで音源を鳴らしてもオールのでもシンセはシンセと見做せるからこの分は後程だ。

音楽録音の案件でPC内部の音質ってのも妙な感じだろうが、近年の打込みの多分主流のPCだと結構な影響が出る場合もあるのであ~る。
これもある種近年特有の事情があって、それはMidiでの配布の衰退にある。

毎度だが経緯からだがMidiの利点はData量がとても少なく済む他に、もし作者指定音源を用いたりすればほぼ作者想定を完全再現が可能なのもあったのだ。
尤も作る可能性の無い人が音源を持つのも負担になるし、音源だってPC内での方が自由が効くのでこうなって来たんだろう。

しかしってこたぁ作者意識では機械音楽でしか無いが、例え機器内部であったとしてもMidiからオーディオDataへの変換が今では必須になっているのだ。
これに際しPC側は一般個人が買える様な値段では、音楽とかオーディオへ専用化させたPCが存在しないのである。

故に多くの場合PCが買い放し状態だと程度差はあれ、殆どの場合望まぬ音質劣化や変化が起きているのだ。
誰もがPCを音楽に使いはしないんだから、上述Midi音源の件同様「要る人は自分で後からにして」ってのも当然の成り行きではあろう。

この件で盲点っぽくなってるのは作者のモニタの仕方で、焼いたCDを散々色々にして聴いて修正なんてしなさそうな処である。
しかも昔のショボアナログのみたいに誰でもすぐ分かっちゃう程の変貌はしないから、そもそも違ってるかどうか自体が見過されてるに違いない。
実際聴けない程酷くなるなんてのは滅多に無いから気にしなくてもお好きにだが、完全デジタルオールインワンなのにPCでは上記部分で音が少しは変えられるのである。

では実例と対策へ進めるがもし不幸にもマザーボードが不向きだったら、他を弄っても駄目で残酷だが諦めるしか無い。
宅内では最高性能で唯一の新品購入の自作機がこれに該当してて、マザボ・サウンドカード経由のどちらでもマザボの電源回路由来の雑音が混入しちゃって駄目だった。
折角マザボ搭載のオーディオ関係半導体は当時最高評価のが付いてるのに、違う場所の失態のせいで宝の持ち腐れになっている。

尤も普段使いには問題無く、スピーカで聴いてれば雑音はほぼ聴こえない。
ヘッドホンで楽音が止んだ時が問題で、どっか遠くで昔のコンピュータみたいな作動音がするってものだ。
人や環境に依るだろうがもし製品にそんなのが入ると嫌なので、自分が聴く以外の用途には使用を避けている。

これとは別機で古いし低性能だがサウンドカード追設で音楽・オーディオ的には激変したのがあり、音楽製作関係の作業は現況全てそっちでやっている。
そしてこの古低+中古サウンドカードのは打込みのの音質も、カード無しのと露骨に違ったのである。

例に依って興味薄の方は適宣読み飛ばし願うが、正確な状況把握を期し全体経緯も挙げさせて貰う。
うちは家庭内格差も大きく俺は下手すりゃホームレス以下かもなので、何でも古くてショボくてを使い方の工夫だけで無理矢理何とか間に合わせるスタイルとなっいる。

なのでPCも格安中古主体で数だけはそこそこあるが、半分は今でも使える(ネットへ繋げられる)OSすら入れられない。
だが絶不幸中にも僅かな幸いが時に見つかるもんで、近年のサンプリング系ソフト音源を除く音楽用途には案外古いOSの方が使い出が広かったのだ。

その1つにMidi用ソフト音源があって俺知りで完全フリーなのは、古いPCじゃないと無理なYAMAHA S-YXG50が唯一だった。
この系統を知ったキッカケはPCの師匠の親友から譲って貰ったサウンドカードで、大昔少しだけあった所謂ハード音源内臓サウンドカードってヤツだ。

又ややこしいが俺のせいじゃないから勘弁で上述両者は呼称はソフトとハードで違ってるが、実際は内容は完全に同一の物なのだ。
呼称を違えた訳が中々理解出来ずにいたが結局は「PCから見た観点」で、プログラム(アプリとData)の格納場所だった。
ハード:サウンドカード上の石の中・ソフト:PCのC¥内と、PC君からすりゃ体外のがハードで体内のはソフトって事だったのね。

よってどっちだって物が同一なんだから音も同じ…になって無くて、何故か本家のハードのよりソフトのの方がかなり音質が良かったんザンス。
それを探って行ったらば、「シンセ自体じゃ無い部分」のオーディオ性能差のせいだと判明。

これって普通だと長年聴き慣れた名作とかの方が分り易そうなもんだが、どう聴き比べてもシンセの方が桁違いに出たのだ。
んで又仕方無いから考えてったら、シンセの方はオーディオ的綺麗さもその魅力として作られてたからみたいなのだ。

大昔の作品は録音クウォリティに期待出来んからそれ以外の処で持たせてあったのが、格安シンセではアナログより劣化が少ないのを売りとしてたらしいのだ。
因みに物にも依るかもだがお試しでこれをデジタル出力させたのも比較してみたが、結果に相違は無かったから所謂デジアナ変換(D/A)の半導体の性能だけの問題では無いみたいだ。

因みにⅡで現代のデジタル機器は使用半導体がその性能の根幹を握ってるから、実際最新の立派な石の程高性能だ。
但しそれは性能の上限の話しで、「最低でどの位」かは回路設計の良否の方が依存度が高い。
高級最新マザボより古くて程々のサウンドカードの方が音が良いなんて何時の時代の話しなのよって感じだけど、意外な処に餅は餅屋が残ってるみたいなんだよね。

そんで最近はサウンドカードなんて取付が面倒なのよりUSB性能が上がったのもあって、音関係の向上は外付けUSBのが主流だけどそれでも多分結果は似た様なもんだと思う。
何だかんだで汎用と専用は、やっぱどっかに違いがあるんだわ。

打込みは音源やソフトを上げるのが高音質化に一番だろうけど今シリーズでは録音がテーマ、なのでそれ以外の処でってぇと上記のが唯一の向上手段で御座居ます。
裏を返せば超高級ソフト使ってても、こんなののせいで勿体無い事になってるかも知れませんぞ。

<続>

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