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2019年6月10日 (月)

多重録音備忘録㉚ PCかオールインワンか単独機かⅠ

小出しにする気は無かったけれど少しづつ散発してた方式案件、これを整理してみたい。
現実はコストやスペース等で各自選ぶしかないと思うけど、余りにも「合わない物」に出費しても仕方無いから。

多少なりともメカヲタク成分のある方は自分のやってるやろうとしてる事より「機器の魅力」に惹かれてそうだが、どうも道具ってもんの意味の理解不足なのが多い様だ。
そこで先ずは音楽のやり方で適正診断と洒落込むが、打込みメインの人は単刀直入に言ったら多重録音機なんて買ったら損と迄吠えちまおう。

特にその中で自分で生ドラムを叩く可能性が無いなら、普段の自分に最適な方への出費がお勧めだし先に必要だ。
これから打込みを始めたいってんなら1つだけ買わなきゃ始まんないが、既にやってるのなら既にPC(パソコン等)を持ってる筈。
もし余りにも持ってるPCが低スペックだったら、ネット環境下の安全面もあるので早急な買換えも要るだろうけど。

しかしそれ以外だったらアプリやソフト音源のグレードアップ(有償物含む)の方が効果絶大で、趣味にも依るとは云え外部音源等の追加はもう今更でありませう。
俺みたいな古株からすると昔は絶対にゴチャゴチャ沢山持って来て繋いで調整してってしないと何1つ録れなかったから、PCの上手くすれば「内部だけで」全て処理出来ますはとても貴重だと感慨深い。

「外に出なくて良い」のの何がそんなにイイってば、接続・接触不良の心配が絶対に無い処。
あっでもPC内部に問題があったらそりゃアカンですが、外にあれば引っ掛けたり引張られたり押されたりと物理的危険がありますよってにな。

それが例えオールインワンタイプでもMicを繋いだりの処は「外から」で、生だろうと電気電子だろうと楽器は当然録音機の外にあるからね。
だから歌だけとかGuitarやPianoだけ一寸足す事がある程度迄だったら、それへ所謂マルチトラッカーを使うのはわざわざ台風の中を出掛けるみたいにリスクを増やすだけなんですわ。

お次は小編成生ドラムはレスのケースで、もし練習に俺言い「擬似Band」みたいなニーズが皆無なら今主流の普及版オールインワンタイプマルチトラッカーでも結構でしょう。
但しその手の機器には正直発展性・将来性は期待出来ませんから悪しからずで、なるべくなら生演奏の一発録りに強くなるのを目指した方がお利口さんだと思います。

当節は生演奏なのに全部録音物だけで発表とかその逆に、打込みなのに全部ご披露はLiveとかそんなあらゆるスタイルが可能だしあり得るだろうね。
ですが最適じゃない方法を選ぶからには普通なら無くても平気な技やコツなんかが要りまいして、結論を述べれば普通に充分演れるのにわざとそうしてるってな按配じゃないと成立せんのよ。

そうすっと既に何か持ってるなら話も違って来るけれど、先ずは「普通だったらコレ」ってのを手に入れて修行するのがどの道避けては通れないんじゃって思うですね。
出来るけどやんないはアリだけど出来ないけどやっちゃうは無理で、どんなに頑張っても「やってみよう」で限界あるよ。

ここで指向性のあるMicでのOn構えの意義に改めて触れておくが「普通よりは」狙った音を個別に拾えるであるが、録音ではそれ以外の部分の方が影響大とも考えられる。
生耳やOff Micでは混入量は様々もその場所の残響音は必ず一緒に聴こえるものだが、Onの時だけこれを大巾に減らせる処だ


響かない部屋+On Micで録るとハコの響きは殆ど入らないから生耳比較では不自然だが、後から掛けるReverbの設定次第で比較的自由に「空間設定」が可能になる。
但しそれに好都合な「超On」は楽器に依っちゃ特に柄の大きいのだと、その楽器本来の音を拾うには近過ぎる欠点があるのだ。

過去名作中にも録った後になってから録った時とは違う空間演出がしたくなったか、On収音じゃないヤツにReverbを掛けてるのなんかもあった。
しかしそれだと狭い所のと広い所のの両方の残響が同居してしまい、運良く不自然さは逃れられても明瞭度に支障を来しているのが伺える。

これがアナログ時代ならセーフだったけど今のデジタル環境ではより拡大して露呈しちまうから、俺的には避けるべき手法だと考えている。
けれどマイナスのだけ増えたんでも無く、昔だったら明瞭度不足で困難だったOff Micのみの収録が結構行けちゃう様になった。

なので音の拾い方が「中途半端だとボロが出易く」なったが、思い切ってやれば昔より心配しなくて済む様になったのね。
更に言い換えりゃ「生耳にかなり近付いた」訳で、自分達さえ良い音が出せればそのまま記録出来るって事。
そうなる迄は全てに頑張って成功してても必ずどれも何処かで落ちちゃってたから、録音技術の中には対処療法的なのもかなり多く入ってたんですわ。

そんなんですから音響屋さんなら兎も角、音楽屋さんが中途半端な効能の為に労力・経費をかけるのはとっても非効率になったんですよ。
本格的なマルチトラッカーよりは覚えるのもやるのも楽ったって、専門外の知識や作業を使うには習得しなきゃなんない。

どんなに簡易タイプの機器でも基本原理等は共通なので、苦労して覚えたら後から「出来ないのが色々あったんだ」ってなるのは本当にお気の毒で御座居ます。
もし例えば平日はずっと忘れてて、土日になると自動的に使い方を思い出すなんてなれるなら別だけどさ。

これらをまとめるとPCで何とかるかじゃなかったら独立機がお勧めで、例外になるとしたら外へ持ち歩く場合かな。
尤も余り知られてないみたいだがお仕事の方々はポータブルでもオールインワンにはなってなかったりの、大抵は有名普及品じゃ無く調べないと出て来ない業務用の高価なのを使ってるね。

<つづく>

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