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2019年2月19日 (火)

日本のポピュラー音楽って何なのさ④ (サラリーマン教育が諸悪の根源!?編)

今回のキッカケは家族からYoutubeのお気に入りを、半強制的に視聴させられたのに端を発する。
嫌なら断りゃいいじゃんをしないのは個人的訳ありで、どうしても自分だけだと「既に好きなの」ばかりへ行きがちで新発見が難しいからだ。
けれども絵面は様々でもどれも「画一的な音」ばかりなので、暫くするともう勘弁してくれとなってしまうのだ。

この行き過ぎた画一化の根っこにサラリーマン教育がある気がするが、それすら根底には単なる民族性みたいなものがあるのかも知れない。
只それでも変だと思うのは会社員だってライバル社を出し抜いて業績を上げるには、いざって時には独自性も必須な筈なのだ。
つまり状況判断抜きで常に同じ様にとはなって無い筈で、是又過去に無かったマニュアル偏重と組み合わさってしまったか。

まるで「混ぜるな危険」の洗剤か何かでやらかしちまった様な感じで、マニュアル重視の場合は本来は「それ以外」はかなり自由で無制限な場合って前提が蔑ろにされている。
余りに安易に或は全体像の俯瞰が足りぬまま、無理な「良い処取り」に走った結果はがんじからめで応用力を失ってしまった。
以前述べた今の職業意識錯誤も悪を助長してて、仕事で他人に関係するのは身分や雇用形態ではなく所謂「何屋」かが問題なんだが。

これは更に仕事だけじゃ無く他でも同じ事で、テーマとか本来の目的から少しでもズレればどんな素晴らしい手法を用いたって意味が無い
では現代本邦音楽界での過画一化の具体原因はってぇと、例えばエレキGuitarならEffector過依存辺りにある様だ。
様々な利点のある
Effectorにも弱点があるが、どうもこれが浸透してなくて安易に多用した結果だと思われた。

簡単に意図した音色が得られるのの副作用として、「何を繋げてもその殆ど同じ音色しか出せない」等があるものだ。
なのでサブとして限定使用するにはそんなに問題にならないが、便利だからと迂闊にメインとして常用すれば上記の問題が出るのも当然だ。
幾ら絵面やフレーズ等を優先するにしても体格や弾き方が掛離れてるのに妙に近似な音色ばかりでは、少なくとも相乗効果は削がれて折角の絵面だって効果半減になるのにねぇ。

Bassの方でもとある
Youtubeの人気者は自作のでは何時もLine録りならではの高音質で、しかし自作以外のLive時のが詰らんパッとしない音色に聴こえて訴求力を欠いてしまっていた。
絶対に人前で生で演らないなら別だが、最善を追及するにも求め方があるのを誤ってしまったとしか思えなかった。
人演奏の太鼓にしても過加工頼みが気になる処で、人が演ってても最早これらはバーチャルでしか無い。

今の本邦サウンドしか知らない人には、俺の戯言は単なる懐古趣味にしか思えないかも知れない。
だが例えば俺が音色的に昔のCharに興味が湧くのは、独自性に秀でていたからだ。
当時本邦ではSingle Coilサウンドってば殆どがStratocasterだったが、昔の彼はMustangがメインだったりしたからだ。

Char自身はその経緯を成行きと述べてたが、俺の好みからは外れるが布袋寅泰がTelecasterタイプをメインとしたのも独自性の助けになってるのは間違い無いだろう。
そして
Charのはコピーバンドで楽しもうとして研究してみたら、Soloの一部を除き歪ませててもその度合いがかなり予測より軽い程似た音が出るのを知った。
この最低限歪ませは
Stratoでも可能ではあったが、Guitar自体の音色の甘さの為に激しいのにはマイルド過ぎとなる様だ。

深く歪ませた方がタッチノイズ等以外では「弾きムラ」の悪影響が出難くなるから一見便利だが、不要な過歪みは明瞭度や和音の響きにはマイナス作用としかならないのだ。
しかも過歪みは極端に弱くそっと触れるだけにしないと、音色の変化等が得られず表情に乏しくなってしまう。
この必要最低限歪みは演奏が高いレベルで安定してないと成立しないが、それを言い出したら生楽器とかの人はどうすんだって話しになるからねぇ。

今では凄いEffectorのお陰でどんなGuitarでも様々なジャンル向きの音色が得られる様になったが、彼等の若い時代にそんな物は無かった。
だから激しい目のを演るにはどちらも最適では無くて、当時でも不可能では無かったが音色創りは難しい方だっただろう。
その代わりこれが理由で殆ど誰も使ってなかったから、独自性の為にはとても有利だったと思う。

布袋氏の場合は歪ませ方は寧ろCharとは逆だったが、当時の
TelecasterのイメージはCountry向きだったから恐らく深歪みを試す者すら少なかったと思う。
また布袋氏の選択理由が絵面・音色どちら優先だったかは知らないが、どちらにせよ強面のノッポな兄ちゃんがCountry用GuitarでBeat Rockって組合せは斬新だった。
これ等の例は外見上ではわざわざ面倒な方を選んでる様にしか映らないが、「他の人がまだやってない」のに挑戦して克服したから「独自手法」が生まれたのだ。

だったら
Effectorだってお初の組合せとすれば新しい音が出る筈だが、それが可能なのは「音を弄り過ぎないEffector」限定なのだ。
Ampについても同様で汎用のなら特化させるには不便でも、全方位を試すのが一応可能なんだが…。
音創りについては新項目で、そっちへ続ける。

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