音楽をやる上での上手なお金の使い方➄ その他の消耗品Ⅱ編
では予告通り律儀に行くが、って実際は長くなったから分割しただけだと。大😓
本日の格言は「消耗品は販売の寿命も短い」、で御座んス。
年寄りでもブランク無しでキャリアが長い者はきっと少なかろうと、勝手な憶測で体験例を並べてくとしますか。
1.従兄の太鼓の先生:Stimmungのバチ
最大人気モデルは再生産もあった様だが、彼にフィットしてたモデルはメーカ消滅以降再登場が無い。
また従兄の手元に現物が残骸すら残って無いので、これのスペックが不明。
こうなると感覚と記憶を頼りに代替品を探すしか無いが、彼の芸術肌度が高いからか自身の記憶も曖昧で助けを求められてしまった。
そこで俺が覚えてたのがTAMA O-214Pってスティックで、Stimmungの次に従兄が常用してたヤツだ。
これは俺が初心者時代にお下がりを貰ってたからで、それが俺現用デフォがH-2145Pになってるのへ繋がっている。
俺には標準から重さより太さだけ少し太いのがフィットした結果で、従兄の場合はそこが真逆だった様だ。
しかし俺のは少し不人気みたいなので、何時まで手に入るかビク付き気味だ。
2.Fender U.S.A.の.84MM MED Heavyピック
これは涙型で黄緑色の物だが材質と厚みが選択理由で、次点にかつては材質・色違いのがあった。
色は元から気にしてないが現行では材質と厚みが違う(0.88mm)のしか無くなってて、まだ新型はちゃんとは試してすら居ない。
当初から入手性が高く無かったから頑張ってストックしていたが、尽きれば考えなくてはならい。
ここで俺にとって「.004mm」の僅かな差が問題になるのは、デフォの弦が.010からのセットなのも影響してると思われる。
趣味的にBluesやSouthern Rockの影響も否定しないが、基本は所持Guitarの都合に依っている。
メイン2本で使い分けてるがその片方のFender Mustangのテンションが弱いからで、もう一方のGibson SGはテンション並だが調整で弱められるから弦を共通化してコスト圧縮を図っている。
もし.009弦だったらピックも0.73mmで俺的にOKだが、それだったら現行品でも売られている。
だがメロよりカッティングやリフ時の音色を重視したスタイルなので、現用楽器では弦太さの変更がはばかられるので先々どうしたもんかねぇ。(´Д`)ハァ…
3.YAMAHA .035 MEDIUM:クリーム色ナイロン製・涙型
こっちはBass用の俺標準で、ブリッジ寄りだけで弾く際は.040と.045を用いている。
元は音色的にはプラやセルロイドの方が好きだったが、Roundwound弦だとピックか減り出した時の「擦れ音」が邪魔であきまへん。
またこれが目立つ位だから弾くのにも不要「引っ掛かり」が発生し、それを避けたらピックがかなりの短寿命になるのでそんな払えませんからでごんす。
天下のSpeedkingすら廃版になったご時勢ですからこれが無くなったのも半ば必然だけど、正直吐露すれば「困ります・迷惑です…」でガス。
これ等3例の内2以外は少なくとも当初は極一般的普及品だった物で、メーカが無くなった1は仕方無いとしても後は勘弁して頂きたい事例だ。
と冒頭例を除いては未だ代替品未発見だが、量産・廉価品目で商業性も高いとなれば仕方無い側面も否定出来ない処かもだ。
この様に消耗品は使うのにも買うのにも長持ちし難い性質があるとなると、演る側の安全とか対応策としては極力拘りを下げとくのが良さげだ。
その時点限定でならBestの追及は可能だが、それのマクロさが後での再現性を奪う等のマイナスがある。
寧ろ拘ればこそ消耗部は大体でこの音が出せますにしろってなもんで、個人の自由だけど少なくともここへ大枚叩く効果は大きくない。
常に音色変化があるのを否定しないなら別だけど、教育・学術的観点だとホントは基準は固定されてるのが理想だ。
そうでないと音の変化が道具のせいか奏者のせいかの判別が付かず、音色以外にも奏者や果ては奏法に迄何らかの影響を及ぼし兼ねないんだから。
その点RemoのヘッドやLudwigの太鼓なんかはマシな方で、細部に多少の相違はあれど頑張って維持してるのは「分かってる」証拠なのかも知れない。
それだってGibsonみたいに奇行に走って潰れたりもあるから、買換えや補充の頻度の低いのじゃないとコストを掛ける意義は低いだろう。
今は資本主義社会なので地獄の沙汰迄金次第だが、そんな御仁にしたって実用性なんかも考えれば楽器系消耗品にはお金の威力も微々たるものになる。
俺は必然と成行きで選択肢無しでこうなってるが、傾向的には誰にでも当て嵌まるんじゃないのかな。
もし今はまだ感じて無くったって永く続けてたら、必ず分かる様になっちゃうと思うよ。
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