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2019年1月13日 (日)

整流管式真空管Guitar Amp継続使用体験談

人は時に自慢したくなったりもするが、これには本当にそんな意図は無い単なる体験談です。(自慢したい時はハッキリ宣言します)
俺の経済事情等から迷っては妥協しを延々繰り返す内、中古購入からとうとう40年近く経ってしまったのであった。

事の始まりは高校時代で、その時点ではAmpは今は無きELK Be-25(当然石😢)なるBass用しか持ってなかった。
これが壊れてしまったがメーカが無くなって正規修理が出来ないし、当時は試しに挑戦するもまだ自前で直せるスキルが足りず中断を余儀無くされた。

しかし既にGuitar・Bassの二刀流でBandを3つも掛け持ちしてたから、その内なんて呑気にしてる猶予は無い。
Guitarの概述球オープンテレコ代用もそのまま続けて壊すのもおっかないので、意を決してマトモなのを探し始めたのだった。

先ず考えたのは石か球かでそれ迄の経験で石のは飛ばしたが、球のは平気だったので少なくとも俺でも壊さなさそうな球のを選ぶとした。
けれど球のの方が高価で2台は買えないから、万一手持ちの修理が出来た場合を含めGuitar用を主眼にする事とした。
但し個人的趣味とBassも練習位には使える様に、これも価格等に不利だがスピーカキャビネットが別になってる低音の出易い密閉式のとした。

暫く貯金し乍ら探し続けてたら当時頼っていたサウンドライクって楽器屋で、レンタル屋流れの中古品と遭遇した。
それが未だ常用中のFender Bandmaster Reverb(’70前後)で10万円弱だったのでとても躊躇したが、馴染みのよしみでサービスすると言われて話に乗ったのであった。

その内容は魔改造のせいで売れ残ってたFender Mustang(’78)とセットで10万5千円で良いよで、Ampは無理でもGuitarの修理は少しはもう出来てたので踏み出したのだった。
その当時どんな状態であろうと弾けるUSA Fenderを、
10万以下ってのは滅多に無い話しだった。

尤もJapanはまだ無かったしあってもUSAみたいな底力が無いので、今も興味は持てずにいる。
このMustangの状態は塗装剥かれ・ボディ打痕・PUがBill Lawrence L-250の1つだけとなってたが、俺に楽器は道具なので見栄えは全く気にならなかった。
綺麗なのでもどうせガンガン使ってとっとと傷だらけにしそうだし、弾くの自体には何の支障も無かった。

程無く
L-250もう1個とプラ板を買って来てピックガードを自作し、結果的に当時のCharが使い始めたのと内容は近似な状態となった。
それから20年程経過して無塗装で木部に汚れが染着くのが気になり出したのもあって、只のクリアラッカーを薄目にしたのをしぶとくしつこく重ね塗りした。
下地処理等も含めるとこれに総計1ヶ月程ほぼ毎日少しづつ費やしたが、無駄無し安上がりで塗装自体は今も健在だ。

普通ならスプレー塗りする処だがロスも多いし高く付くし、それ用の部屋等が無いと風雨があれば作業が出来ない。
ペンキは薄ければ刷毛塗りしても乾く迄に勝手に平らになる性質があるので、それを試してみたのだった。
その後やはり修理歴アリ中古のGibson SGを6万弱で買ったが、今でもこの2本を常用してるのでコスパには大いなる自信がある。(ココだけ大自慢!)

遅ればせで漸くAmpのその後であるがそれなりに弄ったりもしはしたが、結局は大した改造もせず部品交換すらほぼ皆無である。
流石にハンダのひび割れや劣化だけは適宣修理をしてはいるが、色々持って行ったり酷使した割には使用に支障が出た試しがまだ無い。

冒頭に記した「
迷っては妥協し」の最初は、ガタイのデカさ・重さに対する最大出力の懸念だった。
未だ正確な資料にお目に掛らないが、何故か世間で公表されてるのよりどうもSPキャビが大きいのだ。(ファクトリーオリジナルなのは確かだが…)
12inch×2しか入って無いのに15が楽に入れられる程で、約45kgの重量もだが取り回しの悪さと来たら余程根性を入れないと手に負えない。

当時の俺知識ではこのクラスは50Wは出せると思ってたが、件の「整流管仕様」のせいで45W止まり。
しかもかなり後年になって昇圧トランスを用いる迄は、これも昔に概述したが凡そ33Wしか出せて無かったと。
実際には過去のLive時にパワー不足で困りはしなかったけれど、結構ギリギリで余裕は無くて危ない処だった。

何故そんな出力で聴こえたかがちゃんと分かったのはずっと後になってからだが、経緯不明だがメーカ出荷時から超高能率のCerwin Vegaが載せられていたお陰の様だ。
因みにこれも概述だがBeatlesがVOX AC-30でも平気だったのも、載ってた有名なBlue Alnicoスピーカが超高能率だったからだ。

尤もそんな本邦ではほぼ無名且つ凡例の見当たらぬ組合せなので、どれ位Old Fenderサウンドなのかは不明なままだ。
このOldだって勝手に時間が経っちゃったからに過ぎず、当の本人は安さの為の中古であってVintageなんて発想は微塵も無かった。

他はサッパリでもこの辺りだけ強運だったかどうかまだ良くは分からないが、少なくとも他所やレンタルで補い難いのが手元にあるのは幸運かも知れぬ。
正規の電圧117Vでの駆動とホントのOverdriveをさせられる様な環境にするのにも時間が掛ったので、真価を知るのに30年も費やしてしまっている。

強いて勝因!?を上げるとすれば当時でも地味でマイナーな存在だったが、一応「業務用」ってのに拘ったのが良かった気はしている。
個人差千差万別だけれど長持ちとか確実性を気にするなら、やはり業務用であるか無いかには違いがある様だ。

余程安定した評価が継続してない限り、その時人気でも時がたって壊れでもすれば売るにも二束三文となり兼ねない。
面白味には欠けても使うにも売るにも、掛けた費用を無駄にしたく無ければこの手の発想はお勧めだ。

神経質な人にはこんな長期に渡っての部品交換レスは、問題視されそうではある。
しかし頑張れば60~70W絞り出せる出力管が45Wで使われてたり、Headのケースが100Wクラスのと同サイズになってるのも余裕に貢献してるのは間違いの無い処。

その他に個人でケアしてるのは冷却で、PC用の静音ファンを後付けしている。
本国より狭く蒸し暑い環境下なのと、個人経験からの電子機器の寿命≒放熱って知見からの処置だ。
俺知り過去の著名プロの多くがこれを実施してて、どうも電気屋と楽器屋の距離は何時まで経っても離れたままと伺える。

最近になる程従兄の太鼓の先生が憤慨してる「海外事情に益々疎くなる本邦」じゃないが、或は本国ではこんなのは誰でも知ってるのかも知れぬ。
余りにも原始的で簡単過ぎるので大して語られてない可能性もあり、通常時なら人も機械も少しでも楽をして悪い筈は無いからねぇ。
但しそれがサボる為では無く、他へもっと注力可能となれる為のではあるが。

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