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2018年12月 1日 (土)

パソコン自前修理③部品編

専門は音響だし経験値の高いのは電気楽器だが、長年電気屋をやっててPCに特異な部分を感じた処がある。
それは部品のチャチさで、実用に足りてるとしてもかなり独特だ。
工業技術の基本が出来上がった後からの開発だからか、どうにも貧相に見えて仕方無いのだ。

内容的にはかなり高度なのだが、あたかも使用条件に甘えたかの如くヤワなのだ。
普段素人の触れる可能性が無いのもあるだろうが、どうも他のより悪い意味での消耗品意識が高い様に感じられてならない。
大変な仕事をしてる程消耗が激しいからか、他のより必要最低限となってる場所が多いのだ。

しかし何時壊れるか分からん物に頑張ったってコストが張るだけだろうで、用いる側が俺言い「独自の変な文化」に合せるしか無さそうだ。
このPC界とでも云うヤツは楽器界とは正反対で、それらはかなり両極に近い。
使用者の立場としては一度覚えりゃ一生ものが有難いし、使い方の習得意欲だって湧き易い。
将来は不明だが現状では
楽器と違い10年経てば確実に性能が桁違いともなると、実用枠から完全に離脱するから仕方無いのかも知れない。

個人的には高頻度の買換え等はとても苦手なんだが、現実は余程幸運な時か性能的に魅力が消滅した程古いの以外生き残っていない。
出た当初から低性能だったから消耗が少ないのか分からんが、長持ちして欲しいの程サッサと逝っちまうもんだ。
俺はまだPC界に充分詳しいとは言えないが、兎に角他の電気製品等への感覚は通用しない感じだ。

となれば何でもケチりたくなる処だが、ケチり過ぎては不味い処も幾つかある。
偽物・不正コピー物回避にはOSは純正でないと危ない(サポート期限内の物)がハードじゃないので置いといて、先ず気にすべきは電源だ。
多くのPCでの所謂ATX電源についてだが出力容量が重要点で、寿命を気にするならかなり余裕を見ないと危うい。

一部の超高級機は体験が無いので程度が分からないが、例えば500Wと書いてあってもそれは瞬間合計の値だ。
なので特定の電圧のだけ沢山使用とかになると、実際は限界スレスレになってたりする場合がある。
少し電力の知識があれば予備計算で確かめるだろうが、これが他のと違って頼りに出来ない側面もあるのだ。

ってのは使用途中での部品追加・変更の可能性が高く、余裕が小さいとその時に合わなくなって「壊れてないのにお取替え」となったりするからだ。
それと熱問題の都合上「熱くならない程延命」なので、コストとの兼合いはあるが余裕はかなり大きく取っといて損にならないのだ。
これも仕方無くも残念な現実だがメーカー製の多くはかなりここをケチってて、極論的には安全第一なら「何も足すな」って位際どいのもある感じだ。

また
電源は「Mr.中古マン!?」の俺が言うのも何だが熱劣化が不安な処で、他のどの部品より動作時間が必ず長いのに着目されたしで新品推奨だ。
表示出力容量が大きいと消費電力を不安に思うかもだが、これの心配はほぼ皆無と断言出来る。
PC用の電源回路はスイッチングって方式で、簡単に言うと電気は「出る分しか入れない」構造だからだ。

そして最早スマホ全盛だがPCもデスクトップよりノートが人気だが、小さい物程部品交換が不利で寿命は期待しない方が精神衛生上宜しい様だ。
金満様はご自由にだが俺みたいな貧民はなるべく弄れるのと、中古から探し始めるのがデフォルトになっちまってる。
が、ここにも注意点があって、消耗品度の高い部品に限っては適応する新品が売られてる内は中古の方が損をし易い。

具体的には「機械的に動く部分のある物」が主体で、Hard Disk等その筆頭だ。
また近年ではDisplayも低廉化が進んでるので、この類のはジモティとかのあげますを貰うとかどっかに捨ててあるのを拾って来る以外は新品の方が得になりそうだ。
他との比較で元から寿命の信頼性が低い上保障期限も新品より短いとなると、支払った経費の回収不安が拭えない。

では中古でも比較的安心なのはってぇと、ケースとか本体である。
外観ではかなり劣る場合も多いから気分的には沈みそうだが、PCは画面やキーボードを見るのが主で本体を目にする頻度はかなり低い。
良く分らない訳あり品だと工作が得意でないなら後で難儀するかも知れないが、それ等を避ければそんなに心配はいらない。

また先に記した新品推奨物は完全では無いが規格品なので、本体より寿命が長くなっても無駄になる率が低目だ。
何時もの様に個人の主義・指向の否定は一切無いけれど、PCは多数部品の複合体だ。
だから超高級な代わりたった1台って考えはリスクも大きくならざるを得ず、特に自前修理が全く不可なら僅かな故障に泣かされそうだ。

スマホ等を含めこれらのコンピュータ系機器は対応力が高いので、心理的には「これさえあれば」に陥り易い。
だが「何でも出来る」と「幾らでも使える」は全く別物で、高負荷の頻度や時間が長ければ寿命が縮むだけなのだ。
だから一定以上割合で固有の用途に用いるなら、「用途別機器」って発想も持った方が安全度が上がる。

俺自身も今では体験から理解しつつあるが、これの源は俺より20年程古くから体験のあった師匠の進言だ。
師匠の親友は専門家として、俺は主に自作CDの大量焼きと子供の動画編集でPCの蛸部屋体験をした。
しかし通常は高負荷の継続経験する機会は多くないかもで、最悪のパターンは「壊れる寸前で終了」だろう。

電子機器はその消耗が外部からとても把握し辛く、使用者側には「こないだまでOKだったのに、何で突然」としか思えない場合も多そうだ。
しかもなるべく「ギリギリまで機能する」様に作られてて普段は有難いが、それ故「寿命の兆候」はとても表れ難い。
要するに全てがデジタルチックで○か×しか無い世界なのである。
これらの感覚は使うのにも重要だが、相手の性質を知らないと修理はおろか故障診断に難儀させられるだろう。

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