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2018年12月28日 (金)

ドラマー用ヘッドホンⅣ やっぱり、でも違った!?

昨日従兄の処で試し録りで使ったVIC FIRTH SIH2の、その後のインプレだ。
全くヘッドホンテストをするつもりも無かったんだが、期せずして一通り被る事となったのだった。
ま、しかしある意味実戦使用であるから、只の試聴より場合によっちゃ価値があるかもで記して行こうか。

元はと言えば事前連絡を受けてた、彼の作りかけの曲へGuitar・Bass入れの要請であった。
「デモ録りだからテキトーで」っても曲の事前情報が殆どコード進行とテンポだけだったので、
俺要望で彼には口によるガイドメロを入れて貰うとした。
先ずClickと一緒に俺がCD900STモニタで、自作バッファ経由でBassをLineで録った。

BassとClickが録れた段階で音程とテンポは確定したので、彼が先の
口ガイドメロ入れをしようとした。
この口ガイドメロ時モニタに最初はSIH2を彼は被ったが、歌い辛い為録音用モニタスピーカへ切り替えた。
だが低音残響多め環境の悪影響でこれも音程が取り辛く、先に彼自ら鍵盤ストリングスを入れる次第となった。

これで環境改善効果があって、口ガイドメロも無事録り終えられた。
このメロがちゃんと聴けてみると結構エキセントリックで、残り時間も多く無かったので宿題にさせて貰った。
課題は無いよりゃあった方が幸せだが、最悪は正月が無くなるであろう。

そして昨日の録音最後はGuitarバッキングをストラト+球Amp使用と決まったが、PUの拾う誘導雑音の最小化の為に立ち位置を移動した。
すると
CD900STのケーブルが届かなくなったので、それがより長かったDirect Sound EX-29へお取替えとなった。
体験済みで音色概知なのと爆音手前の音量だったのもあったか、これと云って両ヘッドホンに違和感等は一切感じなかった。

これの何処がインプレかと慌てなさんなダンナ、後出しで悪いが彼がSIH2被った時途端に「うわーホワイトノイズが凄いわ」と漏らしたのが今回の要点だ。
俺はMic録音はゲインが大きいからんなもんじゃねと返答しちまったが、実際自分で被ってみたら「あらホント、こりゃ失礼」であった。
本項前回の俺疑念は半分当り半分ハズレとなったが、硬さは小音量だったからか気にならなかったがどうもf特がフラットじゃなかった様だ。

持ち主の彼曰く「小さ目音量向き」はこっちも先刻解読済みだったが、まさかこんなに高域を持ち上げてたとは気づかなんだ。
うるささの原因が硬さじゃなくこんなのとは、正しく想定外とはこれを指すって感じだ。
俺様程の者が(何処が!?)騙されたのは、多分持ち上げられてる帯域が高域限界域近辺だったからではと今では思っている。

現代環境で普通にオーディオ再生する場合、音源はほぼデジタルだ。
これは無音時にテープだったらあったヒスノイズ等が無いし、プリアンプ部も大抵デジタルだからホワイトノイズは極少。
それが録音で久々にアナログプリアンプを使ったので、漸くハッキリ見えたって寸法だ。

それともう1つはSIH1が言うなれば「高音だけヘッドホン」だったのと比べて、今度のは低音が聴こえたって印象が増幅されてた様な気もする。
また普通の多くの楽音は音域が上がるに従い、物理的音の大きさは減少している。
なので目立たない処を持上げられてたんだが、そこを非爆音ででも聴き取りたい時等は重宝するかも知れない。

だが俺的には「後から個人で加減が出来る」部分に、最初から「癖」を持たせた物はお勧めし兼ねる。
特に「それしか持ってない」や「殆どそれしか使わない」場合に、知らぬ間に癖のあるのに耳が慣れ過ぎる懸念があるからだ。
人耳にはメータ等客観的判断が出来る何かが付いていないから、もし洗脳されててもとても把握し辛いのだ。

フラットな特性のヘッドホンで必要に応じて、低音上げるとか高音上げて聴くのは別に難しくないからね。
尤も「元から出せない・出ない」のだと論外で、その面でSIH1等はこれに該当してそうだが。
SIH2だって「その分高域下げて使えばいいじゃん」は間違いじゃないけど、「その分」の分量を素人では正確に測るのが困難だ。
兎に角「何もしてない時」は「そのままの音」が出てくれた方が、不安定な人耳には安全なのだ。

それからドラマー用としてについてもまだ残った疑念があるんだが、太鼓生演奏時奏者にうるさいのは確かに高域だろう。
それだけを単に取上げれば奏者装着時のSIH2は、あたかも「音量だけ下がった普段の音」になってるとは言える。
しかし他の奏者や聴者等へは、元からそうは聴こえていない!。
Guitar・Bass等「移動できる奏者」は「近くて駄目」と感じた時は離れて出音確認を取ったりしてるが、ある意味そのチャンスがあったのにドラマー耳に固執し過ぎて放棄しちまったと言える。

しかもKOSS QZ99等と比べて
SIH2は低域遮音性が劣るのを加味すれば、昔風の高域が殆ど無いBassの聴き取り等は結局今度のバージョンでもまだ不足となってしまうだろう。
良くも悪くも真にドラマー用ヘッドホンなんだろうが、アンサンブル観点で見るとかなり「危険な代物」に思える。
俺的には「パート分断促進機」となり兼ねないので、少なくとも他のヘッドホン無しで使うのははばかられるかな。

この
SIH2も本来は物が悪いんじゃなくて必要な説明が足りてないだけなんだが、使用者側で簡単に見つけられそうにないから不親切だ。
いっその事ど素人全開の大阪のオバチャン辺りに、あらゆるシチュエーションで試してでも見て貰ったらどうか。
簡単単純でも基本的な処については、案外素人感覚ってのもバカにならないもんなんだが。

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