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2018年11月27日 (火)

パソコン自前修理①

Speedkingよもやま話⑫と前回の⑬に間が空いたのは、宅の家庭用PCの不具合に翻弄されたからだった。
従兄には君ん処は頻度が高いねと言われる始末で参るが、貧民としては機器類を一度に全更新は厳しいので仕方無いのか…。


経済事情は大いに関係するけれど深夜に突如となったりすれば、専門家を呼ぶにしたって少しは時間も掛るだろう。

そこで参考事例としてを含め、是迄に体験した苦闘の歴史!?を少しづつ紹介して行こうと思う。

齢か柄かは不鮮明だが本シリーズ含め、万一の重複等はスルーして貰えると助かります。

最初に簡単に俺PC歴から行くが、大凡40代以降とかなり遅い口だった。
第一理由は経済だが個人的にはブラインドタッチ不可なのもあったかもで、PC使用の実情に無知だった昔はそこへ目が行ってたのもありそうだ。
20歳過ぎには専門校を出て既に電気屋だったが、そんなこんなで導入は子供の教育目的で親戚からお古をいただいたのが始まりだった。

この最初が「お古」だったのと電気屋だったのが、苦闘の歴史を紡ぐ原因となってしまった気がしないでもない。
機器トラブル初体験は内臓Hard Diskの老衰で、それを期に普通なら機種替えも選択肢にあるんだろう。
だが貧民かつ頂き物なので先に他の方法を模索し、その筋の専門家になっていた親友へ相談を持ち掛けた。

その彼は専門校で出会って以来の付合いだが、我々の専門は電気の中でも音響であった。
俺はそのまま来てるが彼は紆余曲折を経て、その頃には専門がPCの方へシフトしていたのだ。
元は音響屋
ミュージシャンだった筈が何時の間にかブラインドタッチやらコマンドプロンプト(文字で操縦する方法)等一通りマスターしていた。

で彼の勧めは
Hard Diskの交換で、依頼者が電気に疎ければ自身のみで施工しただろう。
が俺は電気屋なので教えりゃ分かるだろって事で、そこから「PC虎の穴」が始まったのだ。
こっちの本来の要望は虎は虎でも穴じゃなく巻の方だったが、身内で儲けにならないのに翻弄されては敵わんと思ったかどうかは不明である…。

何分当時俺は利用経験が無いからPCの魅力も知らず、齢の他にも意欲が薄かったからそう感じたのもあったかも知れない。
この修行!?は約10年後に彼が倒れて以降まだ復帰してないのもあり、キツかったけれど今はとても感謝している。
もし「教わりそびれ」があったらどれだけ困ってたかと思うが、それより倒れずに済んでる方が本来の希望ではある。

何れにせよしかし人に託すとなれば時間の猶予は必須で、冒頭に記した如く救世主到着迄は本人が対処するしかないのは確かだ。
当然適性もあるから幾らでも深入りするのを推奨はしないが、少しだけ知恵を持ってれば素人でも対処可能な事態が多いのも実情らしい。
PCは正に精密機器だが開発時期が新しいせいかモジュール化が進んでて、その点では昔の純然たる機械よりは手に負えるだろう。

で今回のはLCD Displeyの電源部死亡と、OSの起動不能である。
LCD電源部は内部部品の早期劣化で過去に自前修理歴ありで、保障期限が丁度過ぎた頃の発症は若干怪しさも伴うが…。
ネット検索で電解コンデンサが原因の場合があると知り、当時経年も浅かったのでダメ元で挑んだのだった。

運良く手持ち部品への交換で延命出来たが、今回も先ずはそこを対処してみたが駄目だった。
今のだって画面を光らせるからには必ず発熱を伴うが、バックライトがこれみたいにLEDでなく蛍光管だと中々のもんだ。
電解コンデンサは内部に電解液って液体が入ってるので、どうしたって熱に弱いし熱いと劣化は早まる。

実際2個程妊娠してた(不具合で原型より膨張)のを交換してみたが、他の部品も逝ってたらしく無反応に終わった。
一説に液晶の寿命は7年とも訊くし日本の法定耐用年数も6年、
新品購入だったがもう6年以上経ってるので修理は諦めた。
老眼対策もあるとタダで直せれば別だが、
近年の低廉化を受けてサイズアップに出費するのが得策かと心得た。
痛いに違いないが相手に寿命がある以上、結局は決断のタイミングの問題か。

未だ完全緩解未確認で格闘してるのが
OS起動不能で、まだ原因がハッキリしていない。
色々やって駄目で再インストールになり、その後
現況では何とか可動してはいる。
本事例で師匠の教えに依れば真っ先に怪しいのは
Hard Diskだが、現時点迄の調査ではシロと出ている。

又こうなる少し前から起動時のBIOS画面が出ない症状があったが、最初はバックアップ電池の消耗を疑った。
実際減り過ぎてたので交換したが、その経過を診る前にLCDご臨終と間が悪いったらありゃしない。
こうなると疑うべくは本体のATX電源辺りか、これも前出同様
電解コンデンサ使用で普段の健常時から発熱ありだ。

<つづく>

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