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2018年8月 1日 (水)

Ludwig Speedking賛歌③

俺にとっては運命的遭遇だったSpeedking、今の処社会的には効果は表れていないがそれでも見事なまでに世界観は変えられてしまった。
まさかこんな大昔からあった物に、まだポテンシャルが幾らでもあったとは驚かされるばかりだ。
しかし落着いて理性的に考察してみれば、今最新の物だって設計や製造等は厳密には過去になされている。
道具の新しさってのは物の方より、その使い方にこそあるもんなんだろう。

明確に見た事の無い風貌でも持っていたなら、新しいのかも知れないと認識されかかる
だがそれを使った結果が見てる者の想像の域に留まってたら、今度は知らなかっただけで前からあったのかもと思われる事もありそうだ。
何時も頻繁に目にしてたらある程度の時間の経過で心理的鮮度等あっという間に損なわれるし、今迄偶然目にしてなかっただけで勝手にその者には新鮮に映ったりする。
Speedkingの場合は流石に前時代的デザインのオンパレードなので、新品でもレトロ感は満載に違いないが😓。

俺自身の事は自分では内部からしか見られないので確証が持てないが、ヨニ・マダールだとかジョジョ・メイヤーが見た事も聴いた事もないのを演ってる動画を見ると新鮮な衝撃を受ける。
ジョジョ氏自身のペダル以外彼等は取立てて目新しい道具を用いていないし、風貌だっていい齢をしたオッサンそのものだ。
ここで他の楽器の状況も考察してみるとしよう。

Gibson Les Paulは’52年に発売されたが、売れなかったので’60には一旦製造中止されていた。
最初の有名化は’66にEric Claptonの使用でもたらされたが、その時点では製造中止の6年後だ。(再発は’68)
Fender Stratocasterは’54年誕生後暫くは有名人の使用があったものの定着せず、これの有名化も
’66のJimi Hendrix以降で発売12年後。

もっと極端なのがRickenbackerで、しかもモデルやギターかベースかでも時期が異なっている。
これに関しての有名化は基本The Beatlesだが、彼等それぞれがそれぞれの型を使用し出した時点からだ。
しかし基本的にはどれも仕様に差異はあれど’58頃から販売されていて、Bassの4001だけPaul McCartneyは’64初頭には貰ってたのに2年位しまいっぱなしだっせいで遅くなっている。

近年では数多のヲタやネットの情報で過去よりはこの傾向は鈍化した様にも感じられるが、とどのつまりは見た人に初めてなら新しいと思われただけの事だ。
Les Paulだって本人も有名だったし最初から死ぬまで愛用してたが、彼の居たJazz界自体が全盛期を過ぎつつあった。
次にブームが来たRockから興味をもった者達にとっては多くは本人をロクに見てないから、Claptonが抱えてるので初めて知って新鮮に捉えた訳だ。

但し1つ留意すべきは楽器のみではなく、使い方がお初だった点だ。
エレキギターの歪ませ演奏はブルース系黒人達からと思うが、元は歪ませたかったのではなくてショボいアンプで無理するしか無かっただけだ。
しかもギターも当初はフルアコやセミアコ中心だったから音色も異なるし、Claptonは意図的にわざと歪を音色として活用した処が全く違った。

ストラトにしても最初はサーフィンミュージック御用達か!?(The Beach Boys)だったのに、Jimiさんと来たらいきなりヘビメタの大元迄ドロドロにしちまった。
とっても爽やかだった筈なのに、同じヤツでぐじゃぐじゃなんだから誰だって仰天するわな。
もし彼以前にストラトを知ってても音が正反対で、見た目似てる気がするけど違うのなんじゃないかと思ってしまっても無理の無い位だ。

少なくとも楽器に関しての新しいなんてのは大凡こんなもんで、個人事情でSpeedkingを選択した当初実はこんな複葉機でホントに大丈夫かと心配もしたものだ。
自動誘導ミサイルの時代に紅の豚なんだから、そりゃあオッカナかったよ。
だが暫く使ったてみたら、俺にとっては宇宙ロケットだったのだ。
取敢えず何とか飛べたら良いなだったのが、気が付いたら知らない星に到着してた。

見出す力やこなす力も要るけれど、それに耐え得るポテンシャルがあったればこその話し。
こう云うのは奇をてらい過ぎるより、案外身近な処とか忘れ掛けてる様な所に潜んでいるものらしい。
尤も未だ俺はマイナーなので、魅力再発見とかには
全然なってなさそうだが…。

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