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2018年8月 6日 (月)

Bass Drum Pedalの踏み方Ⅱ②フットボードの摩擦抵抗編

同じ抵抗でも今度はフットボードについてで、俺みたいにスライドを多用する場合は重要となる。
スライドさせないなら一見全く滑らない方が良いと思われそうだが、極端に引っ掛かるのは実は適切じゃなかったりする。
それは足首関節がカカトの後端に付いてないからで、横は未だしも前後方向に固定され過ぎたら雑音を発したりし易くなるだろう。
その横にしてもスイベル多用・常用となると、やはり全く動かなくなるのでは都合が悪い。

例によって手と一緒論から行くが、太鼓は必ず跳ね返り(反発力)が発生するのでこれに対応しなければならない。
例えば単打の場合だったらすぐに次を鳴らさないので、鳴った後は一旦動作を止めるのが賢明だ。
不要に動いてると誤って皮に触れて音を出す危険もあるし、リズムに乗るのに必要なだけ以上に動いても疲れるだけだ。

この時手だったらグリップの強さや指・手首等でやんわり受ける事で、力を吸収若しくは逃がして処理しているのだ。
この中で関節系の部分は一応足にも存在してるが、前回記したのと同様「足自体でグリップの加減」は僅かしか出来ないのだ。
押付けるのは同じでも「掴む」のが無い訳で、この分を何処かで何とかして貰わなくてはならない。

この段階で注意して欲しいのは手とバチを完全にくっ付けて微動だにしないなんてのが通常はあり得ない点で、本人に自覚が無くても少しは「遊び」がある状態となっている処。
もし瞬間接着剤で貼り付けたとしても、骨と皮の間で動ける余地がまだ残ってるね。
だが固い革靴等を履いてるとそれがスポイルされ、足の方はどうしたって手よりは固目になるのだ。

ベルトドライブ等のペダルなら伝達部に遊びがあるではないかと言われるかも知れないが、それは主にビータよりフットボードが先に上がった時に限る。
しかもそう云う動きをさせると伝達部が弛んだり引張れたりするので、雑音を出しがちだし動作もギクシャクしてタイミングがズレ易くなるだけだ。
フットボードと足ですら下手に距離が空いたり離れたりすれば、やはり接触時の音が大きくなってこれも困る。

ここで冒頭の「間接の位置」問題だが、先ずは前後方向について見てみよう。
Speedking等の骨董デザインのを除いて「フットボードの関節」(ヒンジ)は後端にあるが、足のは足首より後ろにまだカカトがあって不一致だ。
次に垂直方向について検証するとフットボード表面は一部を除き回転軸からせいぜい1cm程度の差しか無いが、足はそれより大きく厚底のを履いたらもっと拡大してやはり不一致。

言いたいのは奏者は爪先だけ上下・脚だけ上下と思って動かしても、フットボードの動ける向きが足と少し違ってしまう処に注目すべしだ。
つまり意識は上下だけでも現実には足は僅かでも
必ず前後動もするが、フットボードにはそれが無い。
だからその分は「気付かぬ内に」こっそり滑ってくれてると、全体としては流麗な動作になる訳だ。

そして左右位置が固定されたペダル・ビータであるから多少横を踏んでも音は鳴るが、手だったら音色が激変してあり得ない話しだ。
だが足だって力の方向(ベクトル)
がズレる程ロスは増えるし、最悪時は情けない出音+バスドラが移動と云う新手のコメディーになる。
宅で大太鼓は並の固定は施してるが、恥かし乍ら拙者は今でもムキになって無理にスライド連発するとこれが発生してる位だから…。😓

ここからは偶然性も高いが体験から物申すと、肉体的に可能(主に足裏の皮膚がもつ)なら裸足で踏んで様子を確かめるのが良い様だ。
これは人の手足(皮膚含む)は、止める滑らすの両対応に一応なってるからだ。
普段の環境が宅内の為に半ば必然的に靴下とか裸足になっただけだが、手ならそのままの者が圧倒的多数だろう。
人や状況によってはグラブや手袋をする者も居るが、これはアレンジの範疇で基本は素手で間違いなかろう。

なのでまとめて行くと両極端は論外として「グリップし過ぎるフットボードは履物を選ぶ」で、その逆もまたしかりで程々がよろしい様だ。
中間レベルなら裸足でも酷く辛くはならなさそうだし(表面デザイン等にもよるが)、履物選択等で適宣グリップ調節も可能になる。
土方のオッサン達は仕事中はごっついのを履くが、休みの日はサンダルだったりするのと同じ事だ。

最後に
足首系の動作なのに滑らないと困るのの典型例を紹介しとこうってか、証拠を挙げた?。
最近従兄のStudioliteのTwitterで7/31・8/3に紹介されたアニカ・ニレスの片足3連動画でも、これに気付いたか今迄グリップの良さげなスニーカーだったのが見事にフットカバー(浅く薄い西洋足袋とでも…)に変わってやんの。

自称片足3連の権威(多分俺が元祖だと思う、が、きっと…)としては足首動作が必須なので、3打目を明瞭化させる為にとった措置と言える。
只のトゥヒール系以上にカカトが完全にフットボードに押付け乍らの足首動作となる上、更に間髪を入れずなので脚側に前後動許容力が殆ど無いのが原因だ。
ここ迄行かなくてもそれは「度合いが低下」するだけで、完全に不要になる事は無いのです。

過去の拙ブログでも折に触れているので参照されたいが、今回の件はバネやペダルの方式・新旧問わずの話しだ。

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