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2018年8月26日 (日)

Bass Drum Pedalの踏み方Ⅱ⑯奏法によるミュート編Ⅱ

所詮は何事も考え方次第だし理想と現実に差はあるもの、何処を妥協するかの選択だろう。
にしても余りにも俺とは反対の考え方ばかりが蔓延し、その欠点に誰も触れないのでちょっとばかり意地になってしまった。
それと気掛かりなのはもしこれが原因で音量が間に合ってても、音色の事情でPAを用いたがってるとしたら終点は難聴なのだ。

今の音は必ずしも生と違ってても美味しければ良いと、長い格闘の末に至っている。
でもそれを必ず何時も誰もがとしたのでは、当り前なだけで当初の目論見はもう果たせなくなっている。
経緯は自然で偶然でも音は不自然な訳だし、悪い意味で音色が固定されてしまっている。

そして万一何処かで生が聴こえてしまった時、「なんだ実際はそんなショボイのか」と見捨てられてしまうのだ。
「造られ過ぎた音」にどうしても依存しがちだったら、そのしがらみからの脱却には歴史を学ぶのが良い。
Ringo辺りがやり出した音作りを、今の多くの一般的な日本人が聴けば「盛ってる」かの様に捉えそうだ。

だがここが第1の落し穴で、生でも低音が良く響く会場だったらどうなんだろう。
これは本邦には少なく聴き取りも悪いからRockでは余り使われないし、広さ平均が欧米より皆狭いので響き方も異なる。
あちらでは広さのせいで響いてるのが、こっちでは風呂場の様な状態でだから似て非なるものだ。

Beatlesは「目の前だと誰も聴いてくれない」のでこもっただけで、ライブの迫力を放棄してはいない。
それまで困難だった録音でも同等の迫力を出すのが大元で、あんな小細工を始めたんだからね。
勿論それが発展して遊び要素が強まった非日常的なのも出したが、これは飽く迄オプションでメインでは無かった。
前述の如く頻繁に聴こえては日常になってしまうから、飛び道具でなくなっては困るのだ。

第2の落し穴はライン録りのリニアな低音と戦うかどうかで、過去にわざとやった最初の分はそれなりに面白くはあった。
だがこれも電子ドラムを持出して対抗するのが
必勝法で、生で無理するのは海軍と陸軍が空で戦ってるみたいなお門違いに見える。
どうせ空軍がお出ましになれば、後の連中は足手纏いになるだけなんだ。
どうせそこ迄執着するなら機械だけでは他人と一緒止まり、結局は出音の低音が人より多い程ドスが効かせられる。

第3の落し穴は倍音への影響で、既論の如く基音によって変質する。
量やバランスだけならイコライジングでも変えられるが、鳴らし方のせいで欠落した分は後からではもうどうしようもない。
たまたま誰も出せなければ無事でいられるが、もし対バンに1人でも出す奴が居たら一巻の終わりだ。

古代Micのクジラで低音をより出したがってる者が居たりするが、それも度を越せばもうあの「クジラ」とは違う音になってしまう。
しかも「違ったの」が気に入れた上に、派手なイコライジングが可能な場合に限定されるので常用するには向かない。
結局は奏者・楽器・機材のどれもを、なるべく無加工でも想定に近い音が出る様に持ってくのが安心確実なのだ。

最後第4の落し穴は周囲の状況で、アンサンブルや会場等の都合でこっちの理想を弄らなければならない場合がある処。
前回の昔の一流の話しと同じで、マージンが少ないと自分の音色がもう保持出来なくなってしまう。
そこで諦めるか周りを強権発動ですげ替えるかは人によりけりだが、そんなリスクは無いに越した事がない。

無理な近道で早着しても例えば一通逆走とかして何時捕まるかとびくびくするのか、遠くても到着後に何の心配も残らないのとどっちがってこった。
若い内(必ずしも人の齢じゃなく)は多少焦るのも仕方無いが、何時までも無理を続けてたら最後は飽きてしまうだけだろう。
「踏み方・奏法」と題にあるのに精神論みたいになってるが、気持ちが足りないと「加減」には露骨に影響がでるものなのでの結果です。

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