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2018年7月 1日 (日)

Bass Drum Pedalの踏み方⑮トゥヒール&ヒールトゥ編3

今回は久々の図表シリーズ、って表はもしや初めてか!?。
説明下手が幾ら頑張ってもではあるが読者を混乱させ不眠にする気はないので、せめてもの工夫をしてみた。
是迄断片的になってた各踏み方の比較表を、独善的かも知れぬが作ってみた。
個人的に同種の物を目にした覚えが無いから、何かの参考になれば。

Photo_3
数値化に際し
7段階に統一し切れず速度だけ9段階なのはご愛嬌!?、なるべく違いを表したかった為のやむを得ぬ措置。
各個人の向き不向きや慣れの関係で異論噴出しそうですが、客観的・科学的分析では大体これで合ってる筈です。

一例としてアップヒールは見た目流麗・慣れれば滑らか動作ですが、それは飽く迄奏者側だけの気分であります。
普通に演る分には実際何の制約も感じないでしょうが、果たして極限状態に至っても無変化ですか?。
限界領域に近付くと
方式の差も顕著に表れるもんで、物理的動作が多かったりするとその分高速化は不可能なんです。

なので実感出来る迄は理解し難いでしょうが、ある意味見た目が単純で無骨な演り方の方が応用性が高かったり適応範囲が広いのです。
人の体の動きだって天然状態であれば、求める速度等に応じて自然と違って来てたりしてるんじゃないでしょうか。

各自の目的に対して充足してるなら演り易さで選択して無問題ですが、必要最低限の労力で済む方法を選択した方が将来性・発展性は有望。
余力を上手に活用出来る様になれたら、それまで不可能だった領域も可能になって来るからね。
筆者の場合は頭不足で興味本位な感じだったので体感してから気付くと云う非効率なパターンでしたが、その代り机上の空論じゃないのは最初から明確でした。

またここ迄するなら道具(ペダル・履物等)との適応性も含めるべき処だが、敢えて割愛しとります。
それは現代の標準的ペダルの大多数は偏屈者ばかりだからで、ニーズには適合してる様だが踏み方の選択に自由が無いッ!!。
よぉ~くお考え下され、バチの方でグリップを変えられないのなんてありまっか?。
ピックでなら弾けるけど指じゃ無理なギターとかあるんかいな!?。
何でペダルだけそれで普通なの、それ絶対変でしょ。

ギターだけでヴァイオリン奏法をするには弾く場所とツマミが近い程有利に働くので、
不便でもその為に普段我慢と工夫ってのはある。
弾き方次第では邪魔になったりもするけど、演り難くても「弾けない」にはならない。
ペダルだってせめてそんなんであるべきだと思うんだけどねぇ。

詳細は次回へ譲るがこの様な偏りの強いペダルで踏み方を習得するのは大変な損失で、遠回りする事必至だ。
従兄の先生が本邦の演奏技術の遅れに対して危惧を唱え続けてるが、道具的歴史の浅さも大いに影響してると思われる。

日本に世界的主流太鼓メーカーが沢山あるのは嬉しいが、その反面古いのが簡単に破棄され歴史から学ぶ面ではマイナスに作用してるんじゃあるめぃか。
どうしてこうなって来たかを知れればこっちの必要に応じた使い分けも出来るが、他のがあるのを知らなければ浦島太郎の量産だ。

とても理解し難いかも知れないが筆者はスイベル以外は全て実体験済み、スイベルも表の通り必須ではないので練習に身が入らないのである。
何割が言訳か自分でも不明だが、音的に現状不要なのも事実だ。
カカトを降ろさない足首由来のスライドも下手でも出来はするが、同じ理由で使わないとならない場所が俺には見つからない。

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