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2018年5月24日 (木)

Bass Drum Pedalの踏み方③必読・必見「スライド奏法」

毎度何でも偶然の発見ばかりだけれど、兎に角スライドダブルは「膝と脚」で鳴らしてるのが判明して来た。
ペダルに触れるのは爪先でも「動かす元は膝」が欠けてたせいで、これまでスライド奏法を不明確にしてたと思われる。
爪先をフットボードに触れさせようとする時、普通は足首を使って足の甲を下げる方が簡単だものね。
だけどそれじゃあ俺言い「足首ダブル」になるだけで、飛躍的高速化は困難だ。

さてここでそれでも問題となるのは脚とフットボードの「向きの違い」で、膝で脛から下を動かして「足は前へ蹴る」がフットボードは「上下にしか動かせない」処だ。
フットボードに大抵は「奥上がり」の傾斜が付いてるから、「当てる」のだけなら何とか可能だ。
でも下じゃなく前へだけだと幾らも動かない筈で、何故「前蹴り」でフットボードを押下げられるかの検証が要る。

第一ポイント:爪先は「何処から来るか」
奏者本人意識は飽く迄「前へ」であるが、実際は少し斜め上から爪先はやって来る。
スライドさせるにはその為のマージンが要るので、多くの場合は通常踏む位置より手前を狙う。
この時
「マトモな座り位置」が確保出来てたなら、通常踏み位置が「単純に脚を落したら踏める」様な位置関係となってるだろう。

そもそもこの「姿勢」は脚の重さを無駄無く全部フットボードに掛けるのに大切で、脛が垂直にならず傾く程「パワーロス」が生じるのだ。
なので「膝はいつもと同じ場所」から踏む場所を「普段より手前・意図的に爪先」としたなら、「足」は自動的に斜め上の後ろから発進する事になるのだ。

第二ポイント:1打目後は滑らせるが…
1打目を鳴らすには、瞬間的に爪先がフットボードに「引っ掛かる」のが必要。
そもそも力学的ベクトル方向からすれば「前へ」で「下へ」は異常で、この辺もスライドを難解にしてると思われる。
少々理屈に反した作用だが、兎に角「わざとちょっと引っ掛ける」のだ。
この時の引っ掛かって生じたエネルギーの行く末はと云うと、結果的に「動ける方へ」流れるしか無くフットボードの押下げとなって表れるのだ。

3種類の踏み方が一応でも出来る様になると良く分って来るんだが、基本的にスライドは高速用だ。
低速時は単打の連続で賄え、中速時にはタイミングの取り易さから足首ダブルが適している。
だからスライドは「蹴り」も高速で、爪先からフットボードへ掛る力も
「衝撃的」となる。
つまり「速度由来のパワー」で勢いが凄いから直には止まらなく、これが2打目への布石に繋がっている。

ではどうやって「引っ掛ける」かだが、結論的には「足指の力」によっている。
人が何かを足の爪先で「突こう」とした時、普通は自然と爪先に少し力が入ってる筈だ。
もし爪先ヘロヘロだったら「突いた力」を、足指関節が動いて「吸収」し無効化しちまうからだ。
ペダル相手では必要に応じてそれだけでは不足な場合もあるが、基本としては爪先が他の動きに負けず「形を保つ」処にある。

足裏の状態とフットボードのデザイン等次第で「摩擦係数」は千差万別だが、スライドに必要なのは「引っ掛かるが滑る」という加減だ。
但しこの「滑る」はフットボードが少し下へ動いたらで、「押付け圧力」によって「一時的」に引っ掛かってるって事だ。
また爪先力の意識は極力「演奏の加減」のみへ振向けたいので、先ずは「最適摩擦係数」環境の構築・模索が大前提となる。

現代で一番考慮を要するのは足側で、どんな履物でも最近はどれも「滑り難く」なってるからだ。
歩いたり走ったりするのにはこれは通常必須だが、特定条件下では不便を来すものだ。
バスドラ以外でも自動車のペダル等も実は該当部分があり、横滑りは困るが「縦不要グリップ」は微妙な加減をするのには不具合なのだ。

ラリードライバーのヒール&トウは例外だが、普通は履物カカト支点で爪先稼働で踏みを加減するからだ。
今の多くの車では余程強く踏む時以外は、脚の重さまでペダルに掛っては「踏み過ぎ」になっちまう。
それには重さは床へ逃がす必要があるし、太鼓より低く座っててペダル操作の度に脚を空中へ上げるのは困難極まりない。

ところで多くの車ペダルは支点が上となってるので、人足とは真逆になる。
なので余計にペダル踏面と履物裏の上下
方向変位が拡大し、爪先側がスライドさせられないとカカト支点が保持出来なくなる。
無理にスライドさせるには本来より余計な力を要し、そうなると今度は踏み過ぎとなって加減がし辛くなるのだ。

近年頻発してる車の「踏み間違い事故」も、もしかしたらグリップし過ぎるペダルと履物のせいかも知れぬ。
足位置の少しのズレで「意図せぬペダル」に引っ掛かり、滑らなさ過ぎるせいでそのまま踏まれている様なケースもあったりしそうな気がする。

<つづく>

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